韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第27話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 
↓ ↓ ↓
韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第全話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第27話

ガラスの靴 第27話
 悪夢から自分がキム・ユニだったときの記憶を取り戻してしまったイ・ソヌ。
病院にこっそりやってきて、病室を覗き込んでいたウ・スンヒは慌てる。
偽キム・ユニであることがソヌの口からばれてしまうから…。
記憶喪失だったのに、記憶が戻った!?
知らせを聞き、医者が大急ぎで病室にやって来た!
診察を終えた医師が言う。
「記憶喪失の方は自分の名前や家の電話番号が言えないことが多いですが、環境の変化で記憶を取り戻すことがあります。しかし、元の生活に戻れず全く違った環境で過ごした場合、記憶が戻らないこともあります。勿論、完全に忘れたわけではなく、潜在意識下に隠れてしまうのです。」
「では、ソヌが夢で父親に会ったというのはどういうことなのでしょうか?」
パク・チョルンが質問する。
「何かのショックで潜在意識に隠れていた記憶が突然戻ったのでしょう。それで、夢で出てきた人たちの顔は覚えていますか?」
「どんな顔をしていたのかとひとつひとつ説明するのは難しいですが、そこに出てきた人たちにもう一度会えば、ハッキリわかると思います。これまで、ときどき知らない人が夢に出てきましたが、今回誰だかやっと分かりました。父でした。」
医者に聞かれて父を夢で見たことを話すソヌ。
「他に何か覚えてないのか?」
チョルンが尋ねる。
ソヌは首を横に振るが医者は「お父様を思い出したのなら、記憶は繋がっていますから、これからだんだんと思いだしますよ。」という。

 ウ・スンヒは実家の食度に戻った。
すると、母親である女将が頭に鉢巻きを巻いている。
頭痛だという。
そこでスンヒが気が付く。
「まさか…5000万ウォンで株を買って失敗したの?」
「悪い奴が証券会社の社員を装って、おじさんから5000万ウォンだまし取ったの!」
女将がそれを言うや否やブチ切れるスンヒ。
「出て行け!すぐに出て行け!」
義父を強引に家からつまみだすスンヒ。
「実の父同然のわしに何をするんじゃ!」
「父親面すんじゃねぇ!テメエはアタシに飴一つ買ってくれたこともないくせして!」
「わしのことを馬鹿にしくさって、後で後悔しよるぞ!」
怒鳴って出て行く女将の夫。

 夜、テヒはチャン・ジェヒョクに呼び出される。
ジェヒョクは酔っ払っていた。
「まぁ、お酒を飲んできたのね!」
「酒?ああ、飲んできたさ。それがどうした。俺はイ・ソヌと別れてきた。きれいさっぱりとな。それでいいいんだろ?もう俺と結婚できるよな、テヒ!会長の前で行ってやろうぜ!」
「明日また話しましょう。あなた、今そういう話を出来る状態じゃないわ。」
「心配すんなよ。気は確かだぜ。会長の前でハッキリさせよう。いつまでもズルズル引きずるのはもうたくさんだ。」
強引にテヒの家に入るジェヒョク。
 叔母のキム・ヒョンジャはテヒの手を引いていきなりどかどかとジェヒョクが踏み込んできたのでビックリ!
「まぁ、酒臭い!いったい今何時だと思っているの!」
「分かってます。夜遅いです。会長に重要な話がありますから、すぐに起こしてください!」
慌ててジェヒョクをテヒとキム・ヒョンジャが制止すると大声で会長を呼ぶジェヒョク。
「会長!チャン・ジェヒョクが参りました!重要な話があります!」
ヒョンジャは早く追い出してと怒鳴り、ユン・ソジュンは「ジェヒョク兄さん!変なことしないで日を改めてきてくださいよ!」というが、大声をあげるのをやめない。

 下が騒がしいので、ついにキム会長が出てきた。
「わしに会いに来ただと?」
「はい、会長に申し上げたいことがございます。」
会長は部屋にテヒとジェヒョクを呼び話を聞く。
「言いたいこととはなんだ。」
「私はテヒと結婚します。私たち2人は結婚いたします。どうぞお許しください!会長。」
「…テヒ…。それに同意したのか?」
「…はい…御祖父様。」
「テヒ、お前は外に出ていなさい。こいつと2人だけでちょっと話がある。」

テヒが席をはずすと会長は怒鳴った。
「なんてことをするのだ。テヒをだしに使ってわしを脅す気か!」
「私にここまでさせたのはまさに会長です。」
「この極悪人め!」
「私は会長を許すつもりでした。それで、ここでの生活を終わらせて遠くに旅立つつもりでいました。しかし、会長はそれを阻止されました。会長、あなたが全てをめちゃくちゃにしたのですよ。分かりますか?」
「それでわしに復讐しようとテヒと結婚する気になったのだな。」
「いけませんか?」
「断じて許せん!」
「それでも結婚したらどうなさいますか?今度は私を殺しますか?会長は2度も大切な人を私から奪ったのですよ。今度は私が会長の大切にしている人を奪います。」
「おのれ…。」
「私は祖父と一緒ですか。祖父と一緒で競争相手にはなりませんか。一度勝負なさいますか?」
激怒した会長はジェヒョクを叩こうとしてよろける。
「哀れなのは私ではなく会長の方です。自分の体もおぼつかないくせに私に戦いを挑もうとするとは…。会長、いくら反対しても無駄です。テヒは私のものです。」
ショックで崩れるキム会長。

 うずくまっている会長を見て駆け寄るテヒとキム・ヒョンジャ。
「触るな!一人にしてくれ。それとテヒ、お前の顔は見たくない!」
うずくまりながら呻くように言うキム・ピルチュン。
叔母のキム・ヒョンジャはテヒを責める。
「あんた!お祖父さんを殺す気?あんたが初めてここに来た時からこうなると思っていたわよ!お兄ちゃんはアンタのお母さんに殺されたようなものだったけど、今度はアンタがお祖父さんを苦しめるわけ?アンタの目的は何?お祖父さんの会社ってこと?」
「でしたら、叔母さん、あなたは何が目的なんですか?お祖父さんはまだ生きています。なのに叔母さんときたら、しきりに弁護士に連絡して怪しい動きをしてますね。チン室長が何で頻繁にうちに来るんですか?お祖父さんが財産をみんな私に譲るのを阻止するため準備をしているんですよね?」
「私が遺産相続狙いをしているんですって!」
ヒステリーを起こすキム・ヒョンジャ。
「どうか自重なさってください。叔母さん。お祖父さんは生きているんですよ。お祖父さんにどんな過ちがあっても、叔母さんとチン室長で会社を好き勝手にするのはやめてください。家の中で叔母さんが何を言っても私は干渉しません。でも会社のことは違います。叔母さんが口を出す問題ではありません。」
そう言ってテヒが部屋に戻るとキム・ヒョンジャは家政婦さんに八つ当たりをした。

 部屋に戻ったテヒは父の遺影に向かって語りかける。
「お父さん、私どうすればいいの?」
祖父とジェヒョクの板挟みになり、苦しむテヒ。

 その頃、ソヌは病院で父の思い出を思い出そうとしていた。
「ねぇ…チョルン。私のお父さんってどんな人だったのかしら?いい人だったのかなぁ…。もう一度会えるのかなぁ…。もう一度会えたら、何を言おうかしら…。」
「そりゃ、ソヌがこれまで経験してきたことを順序どおり率直に言うべきじゃないかな。」
「もし…夢の通り、本当に父さんが死んでいたらどうしよう?生きていればいいな。私を捨てた父親であっても。」
「待っていろよ。心から願っていればいつかきっと会えるさ。どうせ会わなければならない人なら必ず会えるから。人が生まれるってことは会わなければならない人に会わなくてはならないからじゃないかな。だから、会うべき人に全員会えると人は死ぬんじゃないかな…。」
「そうね…。そうかもしれないわ。」
だったら、俺は幸せ者だな。早く会えて。60,70になって会ってたらどうしようもなかったからな。」
チョルンの冗談に思わず笑って「え?私たちが60歳とか70歳になった姿なんて想像つかなぁい!」というソヌ。
「人はみんな歳をとるだろう。」
「ま、そうよね…。そういう歳になったら、今は辛い経験も懐かしい思い出になるかもね。」
「もう寝なよ。俺帰るから。」
「ありがとうね、チョルン。」
病室でチョルンを見送るソヌ。

 チョルンが病院を出ると、病院の前にジェヒョクが立っていた。
「なんだよ!何の用で来たんだ!」
咎めるようにジェヒョクに詰め寄るチョルン。
「俺も分からない…。気が付いたらここに来ていた。ソヌさんの具合は?」
「あんたが心配することかよ。…帰れよ!別れたんなら、男らしくきれいさっぱりと終わらせろよ。あんたがうろちょろするとソヌが傷つくのが分からねぇのかよ!」
胸ぐらをつかみ、殴りたいのをこらえて更にチョルンは続ける。
「帰れよ!帰れっていうのが分からねぇのかよ!何の資格があってここに来るんだよ。なんでまたソヌを苦しめに来る?何故ソヌを泣かせるんだよ!…お前にはソヌに会う資格なんてないんだよ。分かったか!」
殴りたいのを我慢し、爪が手のひらに刺さりそうなぐらい拳を握りしめて言うチョルン。

 翌日…日中のユン・ソジュンが経営するレストラン。
従業員であるチョルンの妹・パク・ヨヌンがどこかに携帯で電話をかけている。
「…午後の勤務が終わったら行くから…」
横で電話を聞いてしまった社長のソジュンはあれこれ聞く。
「ん?どこへ行くって?…俺の聞き間違いか?」
慌てて携帯を仕舞うヨヌン。
「何驚いているんだ?」
「何でもないです。気を使わないでください。」
そのそばからまた電話が鳴る。
「電話鳴っているぞ。出ないのかよ。」
電話を取り上げて出るソジュン。
「もしもし、こちらパク・ヨヌンの携帯電話ですが、どなたですか?」
相手はなんとチョルン兄さんの弟分のスタクだ。
「ヨヌンさんい代わって下さい。」
「誰ですか、あなたは。どういう用件か分かりませんが、今、パク・ヨヌンさんは勤務中ですけど。本来、勤務時間中の私用電話は禁止なんですけどね。この次は勤務時間中に電話をしないでください。」
この言葉にムッときたスタクは言う。
「社長さん、従業員のプライバシーに干渉されるんですか?」
「プライバシーに干渉しているんじゃありません。好きな女性にハエがたからないようにしているだけです。」
「なんだって?」
「用がないならこれで失礼します。」
ガチャンと電話を切られたスタクは首を傾げて言う。
「ん?なんだって?ハエ!?」
ヨヌンは電話を切ったときのソジュンの態度を見て文句をつける。
「社長、何するんですか!好きな女性のためとか、いったいどういうつもりですか!」
「ヨヌンさんが好きだってハッキリ言ってやっただけだ。それがどうしたんだよ。」
「完全に一方通行だわ。私の言うことがそんなに信じられないんですか?」
「信じられないことしてるじゃん。信じさせてくれるのかよ。」
いきなりヨヌンにキスをするソジュン。
いつも好きだといってもからかっていると思われているソジュンは実力行使にでた。
怒ったヨヌンはソジュンをビンタし、胸ぐらをつかんで言う。
「この野郎!こういう風に唇を奪うのかよ!」
そういうとお返しのキスをする。
驚くソジュン。
「驚くことないでしょ。盗まれたキッスを取り返しただけだから。」
走りだし、壁の後で言う。
「ああ、暑い!何でこんなに暑いのかしら…。」
ソジュンのことがどこかで好きなのにそれを素直に認められないヨヌンは突然のキッスにただ体が火照るだけなのだった。
そして、ソジュンの方もしばらくぼうっとしていた。

 ソヌの病室にチョルンのお祖母さんが見舞いにやっていた。
「ああ、ソヌ。家を出るのにああいうやり方がありますか。全く。この婆がどれほど心配したことか分かりますか。」
「すみません、お婆さん。気を使わせてしまって…。」
「あ~あ、やつれちゃって…。それで体の具合はどうなの?」
「もう大丈夫です、お婆さん。」
「なら、いいわ。お前が大丈夫だというから安心したわ。ここに座りなさい。この婆が粥を持ってきた。」
実の孫のように接するお婆さんに申し訳なく思うソヌ。

≪スポンサーリンク≫

 一方、チョルンはスタクと妹のヨヌンを連れてソヌの部屋を何とかしようと、壁紙屋やら荒物屋などを回り、壁紙や食器、布団などを買う。
 チョルンは店のコップを割ってしまったり、ソヌのことを妄想し枕に顔をうずめるなどアホなことばかりする。
その様子に呆れるスタクとヨヌン。
大きな荷物を持って歩く3人。
そこでスタクがソジュンの態度に文句をつける。
「ヨヌンさんとこの社長、あれ、変だぜ。いきなり好きな人のことを何とかかんとかとかわけのわからないことを急に言いだして。」
ヨヌンはそれを無視し、「お兄ちゃん速いわよ。待ってぇ!」と荷物を担いだまま追いかける。

 そして、3人でソヌのボロ屋を修理する。
壁紙を貼っているところに退院したソヌが戻って来る。
「これは…いったいどうしたの?」
ヨヌンが答える。
「私たち3人で協力してソヌ姉さんの家を修理しようってことになったの。雨漏りは兄ちゃんが屋根に登って直したのよ!」
「実は、修理の大部分、俺がやりました!」
スタクが付け加える。
「ソヌ、手伝わなくていいからな。俺達で上手くやるからさ。」
悪戦苦闘の末、部屋の修理は完了。
修理した真新しい部屋で4人で焼き肉を焼いて食べる。
途中で席をはずすソヌを見てヨヌンが言う。
「なんか、お姉ちゃん、変よ。」
気になったチョルンはソヌを追って外に出る。
そして、タルドンネ(貧民街)の丘の上に立つソヌに声をかける。
「どうしたんだよ。」
「ん?風に当たりたくて…。」
「壁紙、気に入らなかったか?それとも新しく買った布団がイケてない?」
「そんなんじゃないわよ。壁紙も布団も気に入ったわ。」
「じゃぁ、どうしたんだ?…あいつのこと思い出したのか?」
「…ごめんなさい。もう終わったものとして忘れようとしているんだけど、まだ会いたくなるの。忘れられるわよね?」
「そんなので苦労するなよ。それは時が解決することだから。」
「大丈夫!心配しないで。私は明日からまた一生懸命頑張るんだから。仕事の遅れも取り戻さないとね。…ここ、夜空の星がきれいね。」

 夜、ウ・スンヒが一人で部屋にいると電話がかかってきた。
電話の主はスンヒが実家の食堂からつまみだした義父・ファン・グットである。
「態度の悪いスンヒ!お前が追放した可愛そうなおじさんじゃ。」
焼酎を飲み、泥酔しながら公衆電話からかけてきた。
「何の用でかけてきたのよ!」
「何の用か、分からんじゃろ!わしがのう、一言いえば、お前なんておしまいじゃ。」
「何ですって?そんなことしたら、おじさんだって無事では済まないわ!分かる?」
「ふわはっははは…。わしを追い出しといて、左うちわで気楽に暮らせると思うとるんか?」
「私はね、この地位を守るためなら何だってするわ。おじさん、無事だといいんだけど…。おじさんが私が遊んで暮らすのを邪魔するんなら私もおじさんをタダでは済まさないわ。」
そういうとガチャンと電話を切るスンヒ。
怒り、復讐を誓う義父・ファン・グット。

 翌日の早朝。
夜明け前にバスに乗り会社に出勤するソヌ。
そして、アイコンパック開発の仕事に戻る。
しかし、そこにはチャン・ジェヒョクの姿はない。
忙殺されつつも心の中にぽっかり穴が開いたように感じるイ・ソヌ。
それを心配そうに遠くから眺めるキム・テヒ。

 ジェヒョクはオ・ハニョンの運転する車に乗ってイ・インスの組事務所にやってきた。
出てきたカントン若頭がジェヒョクに言う。
「親分はまだ拘置所たい。なしてきさんだけ拘置所から出られたんばい?」
その質問にはオ・ハニョンが答える。
「保釈金を積んで出してもらいました。まず、チャン・ジェヒョクが拘置所から出られないことにはお宅の組長さんを助けられませんからね。」
「チャン・ジェヒョク、親分ば助けなかっち承知せんぞ。」
カントン若頭はそう言うと車で行ってしまった。

 事務所で携帯にかかってきた電話に出るテヒ。
「検察の方はもういいの?じゃあ、後で行くね。」
どうもジェヒョクからの電話のようだ。
そのやり取りを聞いていたソヌはあまり心穏やかにはなれない。

 ジェヒョクに呼び出されて家にやってきたテヒ。
焼酎をがぶ飲みするジェヒョク。
「また、お酒なの?…私にもちょうだいよ。」
なんとテヒは杯を突き出した。
ぐいっ!ぷはぁ~~!
「もう一杯!」
それも飲み干し、更に飲もうとするテヒ。
「私も一緒に酔いたいの。お祖父さんとあなたの間に挟まれて、精神的にどれほど辛いか…。分かる?それでも私は耐えようとして頑張っているのよ。あなたの力になりたいから。なのにあなたったら、何やっているのよ。そんなに辛かったら、いっそのことイ・ソヌと一緒にどっか行っちゃいなさいよ。却ってサッパリするわ。」
「俺は…お前と結婚する。そういったろ?」
「無理にすることないわよ。」
「分かっているよ。俺が自分で決めたんだ。」
「何、馬鹿なこと言っているのよ。胸が痛んでとても見ていられないわ。」
「同情はいらない。」
「あなた、同情と愛の区別がつかないの?本当に分からないの?あなただけを頼りにしているのよ。プライドも何もかもかなぐり捨ててしがみついているのに。何故だかわかる?それでも、あなたがそばにいてほしいから…。一回でも私の子持ちを考えてくれたことはあるの?他の女性の方を向いている男を見て、どんな気持か…。好きなのよ!好きなんだってば!」
テヒの勢いに黙ってしまうジェヒョク。

 テヒは酔って帰宅する。
「お祖父さんは?」
家政婦さんに尋ねるテヒ。
「まだ、起きてると思いますよ…。お酒飲まれたんですか?」
「少しね…。」
テヒは眠れぬままぐったりしている祖父・キム・ピルチュンの部屋に行く。
「お祖父さん。ただいま。実はお祖父さんに言いたいことがあります。」
「わしはお前とは何も話したくない。」
「いつまで私と口を利かないつもりですか?…ジェヒョクをもう許して受け入れてあげてください。お祖父さん!今度だけはお祖父さんが折れてください。どうかお願いです。私がこういうことをして、お祖父さんがどれほど傷ついたか分かります。でもジェヒョクのことをとても見てられないんです。何でも言うことを聞きますから…だから、今回はお祖父さん、許して下さい。」
跪いて懇願するテヒ。
難しい顔をするキム・ピルチュン。
「私の最初で最後のお願いです、どうかジェヒョクを許してあげてください。」
「もうよせ。」
「お祖父さんの御答えをもらうまで私は退きません。」
「やめいというてるのじゃ。」
キム会長は家政婦を呼び付け、テヒを連れて2階に上がれと命じる。
テヒを部屋から追い出すと、一人っきりで考えごとをするキム会長…。

 翌朝、ジェヒョクの部屋にパク運転手が現れた。
「会長がお呼びです。」
ジェヒョクは朝早く車でキム会長の家に連れて来られる。
驚いて出てくるキム・テヒと叔母キム・ヒョンジャ、従兄のユン・ソジュンそして、偽ユニことウ・スンヒ。
会長の部屋に呼ばれるジェヒョク。
「悪い奴め…。お前はこれからもずっとテヒと一緒にいるつもりか?わしからテヒを奪うつもりか?」
「そのつもりだともうお答えしました。」
「一つだけ約束してくれ。テヒを幸せにするとな。お祖父さんの復讐の件はもう忘れよう。お前はまだ若い。テヒと未来を切り拓け。約束してくれるのならいいぞ。ついてこい。」
キム会長は応接室に全員を集めて言う。
「テヒをジェヒョクと結婚させることにした。」
キム・ピルチュン会長の言葉に驚くキム・ヒョンジャ。
「え?それではテヒとこのチャン・ジェヒョクを結婚させるんですか?」
「話は最後まで聞け!チャンチーム長。わしが望むことはただ一つじゃ。テヒを幸せにすること。テヒは幼いときに父を亡くし苦労して育った子じゃ。このじじいのせいでさぞや辛かったろうと思う。孫娘の涙をこれ以上見るのは嫌じゃ。責任を持ってテヒを幸せにするのじゃぞ。辛いことが多い世の中…2人で手を取り合って生きてゆきなさい。今週か来週に婚約式をやろう。」
「お父さん!」
「わしが決めたことじゃ。口を出すな。」
そういうと部屋に戻るキム会長。
後を追って部屋に入るテヒ。
「お祖父さん…。」
「ありがとうと言う言葉はいらん。お前の父親の想いに応えてやろうと思ってな…。」
「お祖父さんを失望させないよう頑張ります。」
「近くに来い…。」
テヒをそばに呼び寄せ、手を握って言う。
「お前のことを何よりも愛しているのはわしじゃ。お前の後ろにはいつもわしがいることを忘れるな。」

応接室で無言でうなだれるジェヒョクにソジュンが明るく言う。
「よかったじゃないですか。これからはお義兄さんと呼ばないとね。」
「何がおめでとうよ!」
ふてくされるキム・ヒョンジャ。

 その瞬間、ソヌの家でコップが落ちて割れるのだった。

 キム会長邸に突如現れるウ・スンヒの義父・ファン・グット。
「何の御用ですか?」
訝しげに尋ねるパク運転手。
「あ、はじめまして。あのう…こちらのキム・ユニさんにお目にかかりたく…。」
そこに出てきたウ・スンヒ。
「あ、おじさん…。」
「ユニ…元気かね?」

Copyright © 2018 韓国ドラマ あらすじをネタバレサイト All Rights Reserved.