韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第29話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 
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韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第全話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第29話

ガラスの靴 第29話
 深夜、本物のユニことイ・ソヌの家に行こうとパク運転手の車に乗り込むキム会長。
車の中でキム会長はおじいさん、おじいさんとなついて親しげに話しかけてくるソヌの顔をずっと思い出していた。
会社を追い出そうとしていることまで全て…。
あれが本物のテヒの妹か!?
顔をゆがめるキム会長をバックミラー越しに見てパク運転手が言う。
「会長、大丈夫ですか?」
「ああ、わしはなんてことをしてしまったのだろう…急げ、ソヌの家まで…。」

 偽ユニことウ・スンヒの携帯電話が鳴った。
「スンヒ、ホントのこと、全部しゃべったけぇ。明日になったら楽しかったお前さんの人生も終わりじゃの。」
ファン・グットから報復の電話だ。
本物のキム会長の孫娘はイ・ソヌだとバラしたという。
話を聞いてギョッとするウ・スンヒ。

 夜、イ・ソヌの家のドアを何者かが叩く。
ドアを開けるとパク・チョルンが立っていた。
「なんだよ、不用心だな。誰か聞きもせずにドアを開けるなんてさ。」
「どうしたの?こんな夜遅く。」
「スンデにトッポッキ。食えよ。」
「これを届けにわざわざ来たわけ?」
「あとな、これビタミン剤!21世紀の世の中に栄養失調で人が死ぬってありえねぇし。これをだな、朝夕2錠ずつ飲めば体がガッチリ!」
「お金もないくせして、こんなの買ってきたの?」
「俺の懐は気にしなくていいから。早く寝ないと風邪ひくぞ!」
「あがれば?」
「入っていいの?」
部屋に入るパク・チョルン。

 会長を乗せた車は渋滞に巻き込まれていた。
そして、ウ・スンヒがタクシーに乗ってどこかへ向かっていた。

 ソヌは早速、トッポッキを作って部屋で食べていた。
「チョルン、あんたも食べなさいよ。」
「俺は見ているだけでおなかがいっぱいだよ。」
「そんなこと言って、おじいさんみたい。早く食べなよ。」

 キム会長を乗せた車は脇道に入ろうとしていた。
そんなとき、いきなりパク運転手の車に電話が。
電話をとろうとするが、携帯は車の床に落ちる。
「すみません会長…。」
しつこく携帯を鳴らすウ・スンヒ。
なんとか携帯を拾おうとするパク運転手。
その瞬間、ハンドルを間違って切って車は反対車線に。
トラックに激突した。

 その瞬間…ジェヒョクと食事をしていたテヒの赤ワインのグラスが手から滑り落ちた。
「ん?変だわね…。」
「どうしたんだ?なんか、顔色悪いぞ。」
「そう?胸がドキドキして、変な気分なの。なんか怖い。まるでお父さんが死んだときみたい…。」

 ウ・スンヒがしきりに電話しているうちパトカーのサイレンが聞こえてくる。
「運転手さん、どうかしたんですかねぇ。」
スンヒがタクシーの運転手に尋ねると運転手は答えた。
「事故みたいですけど。」
事故現場を見て、スンヒが叫ぶ。
「ここで停めて!」
タクシーを待たせて外に出るスンヒ。
そこで見たものはぐちゃぐちゃにつぶれた会長の車と救急車に運び込まれる血まみれのキム会長の姿だった。
真っ青になってタクシーに戻ったスンヒ。
「…車を出しますか?…大丈夫ですか?お客さん。」
タクシーの運転手の問いにスンヒは答える。
「…うちに戻って下さい。」

 レストランのジェヒョクとテヒ。
「どう?落ち着いた?」
「…なんとか…。」
「最近無理しすぎたからじゃない?今晩映画観るつもりだったけど、やめよう。」
「…そう?」
そこに秘書室のチン室長からジェヒョクに電話がかかってきた。
「本当ですか?はい、分かりました。すぐ行きます。」

 キム・ピルチュン邸にも電話が。
キム・ヒョンジャが電話をとる。
「え?交通事故?父さんが?」
 パク・チョルンの家にも交通事故を知らせる電話があり、ヨヌンが電話を受けた。
それを横で聞いたお婆さんはショックでうずくまる。
お婆さんがチョルンを呼ぶのでヨヌンがソヌの家に電話をする。
ソヌが電話を受けてチョルンに言う。
「大変!おじさんが交通事故を起こして大怪我をしたんだって!」

テヒとジェヒョクが病院に着いた。
チン室長によると病院に着いたとき、既にキム会長は亡くなっていたという。
霊安室に行くテヒとジェヒョク。
「本当にお祖父さんなの?…」
「ああ…そうだよ。」
呆然とするテヒ。
そこにキム・ヒョンジャが到着。
「チン室長!お父さんが死んだって本当なの?」
「本当です。なんとお悔みを申しあげてよいやら…。」
気絶するキム・ヒョンジャ。
慌てて支えるチン室長とユン・ソジュン。
「みんな、静かにして。お祖父様がそこに居らっしゃるでしょ!」
キム・テヒはうろたえる人たちを静めようと静かに、そして強く言った。
そしてテヒは冷静にみんなに指示を出し始める。
「ソジュンは叔母さんをどこか病室に連れて行って安静にさせて。それとチン室長は会長が亡くなったことを会社に伝えて告知すること。葬儀のための儀式は3日とって。5日だとお祖父さんがうるさがるだろうから。」
ウ・スンヒが尋ねる。
「本当にお祖父さんが亡くなったの?」
「ええ。亡くなったわ。ソジュンのところに行って叔母さんの介抱をしてあげて。」
「いや。お姉さんのところにいる。」
「私なら、大丈夫。少し休めば。だから早く行ってあげて。」
「その方がよさそうだよ。」
ジェヒョクも一言スンヒに言う。

 みんなが去ってテヒとジェヒョクだけになると、テヒは力なく長椅子に坐り込んだ。
「みんな行ったよ…。」
テヒはジェヒョクの肩に崩れるようにもたれかかり、ジェヒョクは静かにテヒを抱き寄せた。
病院の階段でスンヒは独り言を言う。
「天が私に味方した!」
そして不気味に笑った。

 病院に着くソヌとチョルン。
「おじさんの具合はどうなの?」
ソヌの問いに力なく答えるヨヌン。
「…まだ意識が戻らないの。面会謝絶だって。」
ソヌは呆然としているお婆さんに気を使っていう。
「お婆さん、大丈夫ですか?」
「…なんで来たの?明日は出勤しなければいけないんでしょ?」
「おじさんはきっと助かるわ。だからお婆さん、気を落とさないで。」
スタクがチョルンに声をかける。
「チョルン兄さん。さっきから警察が待ってますよ。」
警官に面会するチョルン。
「お父様からアルコールが検出されました。」
「何だって?父さんが酒気帯び運転だってぇ?」
ファン・グットに無理やり飲まされた酒のことらしい。
「これは刑事事件です。酒気帯びで反対車線に進入し、トラックにぶつかったんです。」
「そんなバカな!父さんがそんなことするはずがない!お前ら、いい加減な取り調べをするな!調べ直せ!」
「検査結果がそうですから。」
「この野郎!うちの親父を酔っ払い運転の犯人扱いしやがって!」
警官の胸ぐらをつかむチョルンを制止するソヌ。
「おじさんの意識が先決でしょ?興奮するのはもうやめて。それと、おまわりさん、人の命が大切でしょ?なに、検察送致って。今日はもう帰りなさいよ!」

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 翌朝、ホームレスとなったファン・グットは駅のベンチに打ち捨てられた新聞でキム会長の死を知る。
そして、自分が無理やりパク運転手に酒を飲ませたのが事故の原因だということも知り、大いに慌てた。

 そして、チェハ財閥本部ではキム・ピルチュン会長の葬儀が行われた。
そこへこっそり現れて覗き込むファン・グット。
それをウ・スンヒが見とがめる。
「出てくると思ったわ。こうなると思ってたでしょ?」
「お…お前は天を恐れんのか?」
「そんな天があるんなら、お祖父さんは死んだりしないし、ソヌが私のこの座に座っているでしょうよ。私を潰そうとしているんでしょ?笑わせないでよ。私がおじさんみたいなのに簡単にやられると思う?」
「わしが真実をばらせば、お前は終わりじゃけぇの!」
「私がそれで終わると思う?私は一人では死なないわよ。おじさんも巻き込むから。」
「お前は狂っとる!」
「これでチェハ財閥の半分は私のものよ。私を妨げるものは誰だって許してはおかないわ。神様だって手は出せないの。分かった?…とっとと消えなよ。消えないと酷い目に会うわよ。」
そこにユン・ソジュンが通りかかる。
「お前、なにやってんだ?」
「ん?何でもない。」

 葬儀が終わってへとへとになって家に戻ってきたキム一家。
「みんな、疲れたでしょ。部屋に戻って休んで…。」
そういうとテヒは一人祖父・キム・ピルチュンの部屋に入った。
祖父と出会った日のことが走馬灯のようによみがえるテヒ。
祖父と父が映っている写真を抱いて号泣するテヒ。
テヒにとって一番失いたくない存在もまたキム・ピルチュンだった。
静かに寄り添うジェヒョク。
「お祖父さんのことが大好きだったのに言えなかった!お父さんが死んだのはお祖父さんのせいだって思っていたから。お祖父さんを失うことがこんなに辛いことだとわかっていたら、もっと優しくしてあげたのに!」
泣きじゃくりながら言うテヒ。

 翌朝、テヒはベッドでぐったりしている。
そこに家政婦さんがやって来る。
「お客様がお見えです。」
「当分、誰にも会いたくないって言ったじゃないの。」
「それが、パク運転手の家族なんですけど。」

 一階にはチョルン、ヨヌン、お婆さんの3人がいた。
キム・ヒョンジャがヒステリーを起して3人を怒鳴りつける。
「どういうつもりで、ここに来たのよ!」
「そりゃ、ひどいよ、お客さんに対して…」とユン・ソジュンが制止するが怒りがおさまらない。
「どこがお客さんよ!会長のお世話をする人がお酒を飲んでいたって?どういうつもりよ!帰ってよ!」
チョルンが拳を振り上げようとするのをお婆さんが引き止めて言う。
「どれほど心を痛めておられますでしょう…。至らぬことをして、申し訳ございません。パク運転手の代りにこの婆がお詫び申し上げますので、どうかお怒りをお納めください。奥様。」
「すぐ帰れ!」
お詫びを受け入れず、パク運転手を犯罪者扱いして怒鳴るキム・ヒョンジャ。
それを見てキレるヨヌン。
「もういいわよ、お祖母さん!帰れっていてるじゃない。うちの父が100%過失があるって決まったわけでもないのに何でそんな責め方をするんですか!」
「パク・ヨヌン。静かにしろ!父が罰を受けなくてはならないのなら、俺が代わりに罰を受けます。しかし、これだけは分かって下さい。うちの父は会長を永年お世話してきた人間です。21年間無事故無違反で会長の運転手を勤めてきました。それなのにその言い方はあんまりでしょ!」
ヨヌンを制止し、チョルンがキム・ヒョンジャに言う。
激怒するキム・ヒョンジャ。
それを2階から降りてきたテヒが制止する。
「よくいらっしゃいました。お婆さん、お久しぶりです。大学のとき以来ですね。それと、パク・チョルンさん。パク運転手の息子さんだって知りませんでした。それでおじさんの様子はどうなんですか?」
「まだ、意識が戻りません。」
「祖父の葬儀で忙しくて、おじさんのことを気遣えませんでした。どうもすみません。」
「何がすみませんよ!事故起こしといて!ふざけるのもたいがいにしなさいよ。」
吠える叔母・キム・ヒョンジャにテヒは釘をさす。
「叔母さん、言い過ぎですよ!」

 外で泣いているヨヌンを気遣ってユン・ソジュンがやってきた。
「社長!ほっといて下さい!」
「ヨヌンさん、うちの母がヨヌンさんのお婆さんに暴言吐いたことは謝ります。すみません。お祖父さんが死んだことで母さん、気が立ってるんですよ。どうか分かって下さい。」
「会長だけが人間なの?運転手は人間じゃないワケ?」
「ヨヌンさん…。」
「人の命って平等でしょ?会長さんが死ねば大事件で、うちの父が重症でも誰も何も言わない。」
「もうその辺にしてください。気持ちは分かりますから。」
「どこが分かっているのよ。うちの父は人生を会長さんにささげたのよ。母が死んだときだって、父は会長のそばにいたのよ。なのに、あなた方はうちの父が助かろうと死のうと関心を持たないじゃないの!」
「…すみません。」
「あなたがたは…本当に悪い人たちね。分かってるの?自分勝手じゃないの!分かってるの!」
そう言って泣くヨヌンを静かに抱きしめるソジュン。

 パク運転手のいる病院にこっそり忍び込むウ・スンヒ。
そこにイ・ソヌがやってきて呼びとめる。
「スンヒ。何しているの?」
「パク運転手の容体はどうかなって様子を見に…。」
「なんか変ね…。」
「どこが?」
「悪いことをしている人みたいに、不安そうに見えるんだけど。なんか向こうの家で変なことしたんでしょ?」
「そんなことないわよ。」
「テヒ姉さんの様子はどう?」
「どうって…。」
「お祖父さんが亡くなってどんな様子かなって。」
「そんなこと知ってどうするわけ?」
 そんなやり取りをしていると、病室から医者が出てきた。
「おじさんの容体はどうですか?」
「意識が少しずつ戻りかけています。」
「本当ですか?」
「人を見分けることはできるようですが、意思疎通までは無理なようです。脊髄を酷く損傷していて、神経障害を起こしてます。両手両足の感覚はまだ戻っていません。」
ソヌと医師との会話にスンヒが割り込んできた。勿論、本当のことをしゃべられたら不都合だからだ。
「言葉は喋れますか?」
「時間がたてば簡単な会話くらいは出来るでしょう。」
「どれぐらいで話せるようになりますか?」
「状況にもよりますが、1,2週間というところですね。」

 ソヌが病室に入る。
「おじさん!私です。イ・ソヌです。」
パク運転手はそれが聞き取れたのか静かに顔を向けて反応する。
「どれだけ心配したか分かりますか?」
ソヌの言葉で笑ったような眼になり軽くうなずく。
「もう大丈夫。気が付いたんですから。」
背後からウ・スンヒが現れる。
とたんにパク運転手の顔がこわばった。
驚いてソヌが尋ねる。
「どうしたんですか?おじさん!」
慌てて医者を呼び、病室を去るソヌ。
だがその様子を見て、パク運転手が話せるようになったら、自分の身が危ういと表情がこわばるスンヒ。

部屋を出て「おじさんが意識を取り戻してよかった!」と明るく言うイ・ソヌ。
顔色が変わったスンヒを見てソヌが言う。
「何、ぼうっとしてるのよ!」
「ん…何でもないわ。」

 さて、こちらは女将の家。
「アイゴー!食堂も失くし、旦那も取られ…どうすりゃいいのかねぇ。」
愚痴を言う女将。
そこへスンヒが帰って来る。
疲れてぐったりしながら、母の様子を尋ねる。
ファン・グットがいなくなった寂しさと退屈さを訴える女将。
「母さん、心配しないで。そのうちピョンチャン(平昌)連れてってあげるから。」
「いつの話になるかねぇ。」
「もう少し待ってよ。」

 ソヌが行った後は、息子であるチョルンがパク運転手の病室を見守る。
チョルンは事故で満身創痍の父の姿を見て気落ちするが、ソヌがそれを慰める。
「おじさん、意識が戻ったじゃない。助かってよかったわ。おじさんまで亡くなっていたらどうしようかって思ったもん。私は親から捨てられ、スンヒの一家からも捨てられて、好きな人まで私から立ち去ったじゃない。私の周りの人がみんな私から去って行くから、おじさんまで去ってしまったらって心配していたの。私の周りの人ってみんな不幸になるから…。」
「なんでそんなこと思うんだよ!こうしてお前が横にいることで幸せになれる人だっているんだし。ばあちゃんも俺もお前のこと好きだよ。そばにいるだけで幸せだ。俺はお前を愛している。…見てろ!俺は死んでもお前から離れないからな。」
「…ありがとう。」
チョルンを慰めるつもりが逆にソヌがチョルンに慰められてしまった。
「…あ、そうそう。夢の中に出てきたお父さんの話、どうなった?」
「別に何もなかったわ。」
「早く思いだせればいいのにな。」
「そうね…いつかは思い出すでしょう。」

深夜、スンヒはうなされて目を覚ます。
そこには、なんと、キム・ピルチュンの亡霊が。
「よくも、うちの孫娘になりすましたな!この悪党め!なりすまして家に入り込んだ偽物め!イ・ソヌがわしの本物の孫娘じゃ!出て行け!」
キャ~~!
起き上がると、そこにキム・ピルチュンはいなかった。
悪夢か?

 パク運転手に自分の正体を言われたらおしまいだ。
スンヒは深夜の病院に忍び込んだ。
そして人工呼吸器のパイプをハサミで切った!

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