韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第30話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 
↓ ↓ ↓
韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第全話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第30話

ガラスの靴 第30話
 ウ・スンヒがパク運転手に取り付けられた人工呼吸器のチューブをハサミで切る…。
その瞬間パク運転手は目を覚ます。
慌てて鋏を引っ込めてウ・スンヒが言う。
「おじさん、ごめんね。でも私にはこれしか生き残る道はないの。もう昔には戻りたくないの…。ソヌにはテヒ姉さんがいなくたってやっていける。だって、いつもソヌのことを気遣う人がいっぱいいるんだから。でも私は違うの。テヒ姉さんがいなければ生きてはいけないの。あそこから追い出されたら、何も残らない。おじさんさえ黙っていてくれたなら、誰にもわからないんだから。どうか、見逃して。お礼はするから。もししゃべったら、私もただではおかないから…。ソヌを殺して私も死ぬ。」
 そして鋏を再び近づけたとき、パク運転手は発作を起こし、呼吸停止に陥る。
鳴り響く警報。
あわてて逃げ出す。ウ・スンヒ。

 スンヒが廊下に出ると、そこにパク・チョルンがいた。
「こんな夜中に何でお前がここにいるんだ。」
「お…おじさんが心配で様子を見に来ただけなのよ。」
無言で病室にチョルンが入るとパク運転手は心肺停止状態に。
医者が電気ショックを行っていた。
「お…オヤジ!」
とりすがろうとするチョルンを看護師が病室から追い出した。
廊下で呆然とするチョルン。

 翌朝…チョルンの家にソヌが来て早朝から朝食を作っていた。
驚くお婆さん。
「ソヌ、何してるの?」
「このところ、おじさんのことでみんな食事もろくにとっていないじゃない。だから、著職を作ってあげようと思って。」
「あんただって疲れているじゃないか。あとは私がやるから。」
「いいわよ、お婆ちゃん。もうほとんどできているから。」
お互い慰め合うお婆さんとソヌ。
お婆さんは集中治療室に息子が入り、治療費がかかるので、店を売ることを考えていた。
「それじゃ寂しいでしょ!」とソヌ。
「私ももう歳だ。そろそろ引退するつもりだったから。店より息子の方が大事じゃろ。」

 病院の集中治療室前の廊下ではチョルンとウ・スンヒがベンチに座っていた。
もう帰れよというチョルンに「おじさんがどうなったか、分かるまでここにいる」というスンヒ。
「お前、悪い女だと思っていたら、いいとこもあるんだな…」
 本当はパク運転手が死ぬか植物人間になるのを見届けようという悪い魂胆でいるのに、お人よしなチョルンはスンヒの言葉を信じてしまった。
そこに病室から医者が出てきた。
「父は大丈夫ですか?」
「峠は越えました。もう一度発作を起こさなければ、助かるでしょう。」
「おじさんが無事で良かったわね。」
「そうだな。」
ほっとしてへなへなと座り込むチョルン。
スンヒは自動販売機のコーヒーを買いに行く。
その間にソヌが朝食を持ってやってきた。
ベンチで崩れるように眠っているチョルン。
「チョルン…パク・チョルン!朝食持って来たよ。また、夜を明かしたのね。」
「昨日、父さんが発作を起こした。本当に死ぬかと思ったよ。」
「そんなことがあったんなら、何で電話しないのよ。」
「昨日はえらい目に遭った。この世に怖いものなんてないこのパク・チョルン様が父さんが死ぬかもしれないと思ったとき、急に怖くなった。」
「よかったわ。おじさんが無事で。」
「ホント、よかった…。」
横たわるチョルンの髪を静かになでるソヌ。
それを後で見たスンヒは怒って、コーヒーをごみ箱に投げ捨てた。

 スンヒが家に戻ると、キム一族が応接間に集合していた。
弁護士が家に来ていて、遺言状の公開をするのだ。
弁護士が遺言状を読み上げる。
「まず、チェハ財閥の株式並びに経営権の28%はキム・テヒ氏に譲渡するものなり。次に、この家屋とキム会長所有の不動産はキム・テヒ氏が相続するものとする。娘であるキム・ヒョンジャ氏にはピョンチャン(平昌)の別荘と済州島の農園、並びにチェハ財閥の株式のうち5%を相続するものとする。その息子であるユン・ソジュン氏にはビラ1棟とチェハ財閥の株式の5%を相続するものとする。」
「では、私たち母子が相続できるのはそれだけですか?」
「はい、そうです。」
「キム会長の下の孫娘であるキム・ユニ氏についてはチェハ通信の株式のうちの10%とサンドドン(上道洞)にあるビラを相続するものとする。但し、それらを個人的理由で売却しようとした場合は相続権を喪失するものとする。」
「それ、どういう意味ですか?」
「お持ちの株式とビラを売却しようとした場合は、所有権がキム・テヒ氏に移るということです。それと、キム・テヒ氏婚約以降に追加された部分があります。チェハ通信株式のうち18%をチャン・ジェヒョク氏に相続するものなり、です。」
「シャレにならないわ !チェハ通信の株式をチャン・ジェヒョクに譲るって?」
怒りだすキム・ヒョンジャ。
「静かにしてください。」
テヒが制止するが叔母・キム・ヒョンジャの怒りは収まらない。
「ソジュンには株式の5%で血のつながっていないジェヒョクにはチェハ通信の株式を18%もですって?そんなの話になると思って?」
「御祖父様の最後の遺志ですよ。最後まで聞いてください。」
「アンタが最後まで聞けばいいでしょ!」
叔母・キム・ヒョンジャは怒って行ってしまった。
 ユン・ソジュンは「俺は満足しているよ。株式なんてよくわからないからな。テヒに預けるから上手く増やしてよ。母さんのとこに行くね。」といって立ちあがった。

 部屋で怒りを爆発させるヒョンジャ。
「全くお話にもならない!私のことを実の娘だと思っていなかったのかしら。」
「母さんは、経営にタッチしていなかったじゃない。母さんには別荘とか残してくれたじゃない。」
慰めるソジュン。

 スンヒも部屋で怒りを爆発させる。
「何さ、相続だなんて言って言葉だけじゃない!こんなの絵にかいた餅だわ!見てなさい!チェハ財閥に私の居場所を作るから。」

 テヒは部屋でぼうっとしていた。
そこにやって来るジェヒョク。
「何してるんだ?」
「あれこれ考えごとをしていて…。正直私怖いの。お祖父さんはとんでもない宿題を残して言ったわ。本当の私はとても臆病なのに。」
「心配するなよ。キミなら上手くやれるさ。会長だってそれを信じて任せたんだろうよ。」
「それでもあなたがそばにいてくれるおかげでどれほど気丈に振舞えたか…。この世で頼れるのはユニとあなたしかいないの。」
今まで沈着冷静に振舞っていたテヒはジェヒョクと二人きりになってようやく甘えられたのだった。

 ジェヒョクが部屋を出て1階に降りるとそこには言葉だけの相続に怒るスンヒがいて、たっぷりと嫌味を言う。
「お幸せね。姉さんと婚約して、祖父さんが死んで、すっかりチャン・ジェヒョクの天下じゃない。」
「いったい、何が言いたいんですか?キム・ユニさん。」
「いつまでお姉さんをだませるんですかねぇ。」
「会長と約束しました。テヒを幸せにする、テヒを守るってね。」
「それで?」
「約束を守れるか深刻に考えているところです。」
「あなたがお姉さんを守るですって?お祖父さんとの約束を守るですって?ハッキリ言いなさいよ。姉さんと結婚してチェハ財閥を乗っ取るって。」
「何が怖いのでしょう?あなたが偽物だとテヒにばらすんじゃないかって怯えているんでしょう?だったら、安心してください。お祖父さんが亡くなったことで私の報復は終了しましたから。乗っ取ることまでは考えてません。当分大人しくしていたらどうですか?」
しっかり言い返されてムカつくスンヒ。

 病院の庭でソヌの作った弁当をむさぼるように食べるチョルン。
「随分寝てたわね。目を覚まさないのかと思ったわよ。」
「お前がそばにいてくれたからぐっすり寝られたのさ。」
「ご飯食べたら、早く帰りな。明日朝から工事現場に行かないとダメなんでしょ?」
「いいってば。お前こそ早く帰って休めよ。病院に入院していたときより顔色が悪いぜ。」
話をしているうちにソヌが鼻血を出した。
顔を洗ってくるというソヌはフラフラしている。
不安になるチョルン。

 舞台は変わってユン・ソジュンのレストラン。
出勤してきたソジュンはいつもと違いヨヌンを無視して行ってしまう。
気になったヨヌンがソジュンの後をついて行く。
「社長、大丈夫ですか?」
「…おじさんの具合は?」
「…まぁ、まだよくはなっていませんが…。実は…、社長に言いたいことがあって…。2週間ぐらい午後からの勤務にしてほしいんです。祖母が父の看病をしてるんですけど、年齢が年齢なので大変なんです。」
「ヨヌンさんがお祖母さんの代りに看病をしたいということですね。」
「一人娘だから、やらないといけないでしょ。」
「俺がときどき自分ちを嫌いになることがあるってヨヌンさんに言ったことあったかなぁ…。」
「え?」
「ときどきそう思うんだよ。自分ちにとてもうんざりして嫌になることがあって…。うちは確かにお金持ちだけど、いつも家族がお互いに傷つけ合うんだ。ヨヌンさんとこみたいに自分を犠牲にして家族のために何かするってことがないんだ。それでときどきヨヌンさんを羨ましく思うんだよ。」
「羨ましくなんて思わなくていいですよ。私が社長のために尽くしますから。正直、社長に私はもったいないですけど、可哀想な人を助けてやるつもりで社長を受け入れることにしました。それが社会正義だと思いますから。」
「ヨヌンさん、俺は今ヨヌンさんをめちゃくちゃ抱きたい!」
「社長、ここは職場ですよ。神聖な職場でそんなこと言っていいんですか?」
「でも抱きしめたい。」
「じゃあ、3秒だけね。」
ぎゅっと抱きしめるソジュン。
「…社長、3秒たちましたよ。」
「俺の時計はまだ3秒たってないよ。」
「社長の時計は壊れてます。」
「そうさ、壊れているさ。可哀想な人のため、気を使ってくれてありがとう。」

 さて、こちらはチェハ通信。
イ・ソヌが書類の入った大きな段ボールを抱えてエレベーターに乗り込む。
エレベーターの中でも出てからも社員たちが噂話をする。
「聞いた?キム・テヒさんが新社長ですって。」
「チャンチーム長と結婚するらしいね。」
「イ・ソヌになびいたかと思ったのに、結局キム・テヒを選んだみたいよ。」
「男なんてみんなそんなもんよ。」
「まぁ、ずうずうしい。」
「となると、イ・ソヌは退職ね。」
噂をしている女子社員の前に仁王立ちになるイ・ソヌ。
「私に何か言いたいことがあるの?言いたいことがあるんなら陰口をたたかないで私に直接言いなさいよ!」
「あの…内輪話で…」
「他人のことをむやみやたらに言っていいと思ってるの?何で私が会社を辞めないといけないの?何か悪いことしたの?男女関係はお互いに別れることだってあり得るでしょ?何で別れ話が出たら女の方が去らなきゃいけない訳?」
「みんな言ってるしぃ…。」
「じゃあ、噂話をしている人みんなに言って!私は会社を辞める気はないって。」
「…行こう。」
陰口を咎められて、居心地が悪くなって立ち去る女子社員。
その後にいつの間にやら立っていたチャン・ジェヒョク。
慌てて書類の箱を持とうとするとジェヒョクが行った。
「イ・ソヌさん。ちょっと話をしましょう。」
「私は話なんてないですけど。」
「分かっているさ。僕のために苦しんでいるってことぐらい。」
「何も言わないでください。どうか知らんぷりをしていてください。」
そういって箱を持って立ち去るソヌの後ろ姿を寂しく見送るジェヒョク。
ソヌはしばらく歩くとうずくまってしまった。
体調がかなり悪い。

 会議室ではキム・テヒの会長就任式が行われていた。
就任の挨拶をするとテヒは会長室へ。
この間までキム・ピルチュンが座っていた席には「会長 金太喜」という真新しいネームプレートが置かれている。
秘書たちに挨拶したのち、会社の始業時間を8時からにすると宣言するテヒ。
チン室長が「そうですね」と返事をするのを咎めるテヒ。
「前会長のときもそうだったんでしょうか?『そうですね』ではなく『承知しました』とか『分かりました』というものでしょう?」

 そのころ家にいたウ・スンヒは会長が使っていた書斎に忍び込み、チャン・ジェヒョクの秘密の日記帳を探し、見つけていた。
そして、その日記帳を「お祖父さんがなんで結婚に反対したか分かる?お姉さんのことが心配なのよ…」などと言いながらテヒに見せた。
「何なの?これ…。」
「新聞記事に出ているチャン・ギユン会長というのがチャン・ジェヒョクさんの実のお祖父さんなのよ。姉さんを利用したのもそれが原因。ヤクザにチェハ通信の株を買い占めさせたのも復讐のため。最初から謀っていたのよ。だから、お祖父さんも結婚を認めたんじゃない。でも今は状況が違うわ。姉さんを守ってくれるお祖父さんがいないじゃないの。ごらんなさい。チャン・ジェヒョクはお姉さんをとことん利用してチェハ財閥そのものを乗っ取るつもりだわ。」
「…ユニ…私を一人にしてくれる?」
 部屋を出たスンヒはざまあみろとにやりと笑う。
そこに通りかかったソジュンが言う。
「何にやにやしているんだ、気味が悪い。」
「何じろじろ見てんのよ!」
反発してそのまま行ってしまうスンヒ。

≪スポンサーリンク≫

 翌日チン室長にイ・インス組長についての資料を提出させるテヒ。
そして、チャン・ジェヒョクを会長室に呼ぶテヒ。
「お祖父さんが亡くなってまだ日が浅いけど、こんなことをいうのも何だけど…私たちの結婚。すれば、社会的信用は増すでしょう。でもその前に聞いておきたいの。あなたの気持を。どういう気持ちで私と結婚しようとしているのか、本当のことを聞かせてほしいの。」
「別に他意はない。結婚しようと思ったから結婚するまでだ。」
「それがすべてなの?」
「キミのことが好きだよ。テヒ。」
「愛しているという言葉を聞こうとしているんじゃないの。お互いに正直にありたいだけなの。もしかして…。」
「何を聞きたいんだ?イ・ソヌのことか?」
「違うわ。私たちの結婚に何の問題もないのか、それを知りたいの。」
「ないよ。問題だなんて。」
「そう…なら、いいわ。」

 そしてソヌは工事現場で働くチョルンのところに行き、イ・インス組長に会わせろと頼み込む。
頼まれたチョルンはテヒの車を運転して組事務所に行った。
「久しぶりだなぁ、チョルン」
「お客さんを連れてきました。」
そうしてテヒとイ・インスを引きあわせた。
社長室で話す2人。
「私に何の用ですか?」
「チャン・ジェヒョクさんとの関係について教えてください。お二人はいつからお付き合いがあるんですか?どうか逃げないで答えてください。私には大変に重要な問題なんです。」
「どこまで知っているんですか?」
「ジェヒョクがお祖父さんに報復するために私を利用したこと。私を利用したのは別にいいです。どうせ利用されてもいいと思ってジェヒョクと婚約したんですから。」
「で、何が問題なんですか?」
「ジェヒョクが、いつから私がキム・ピルチュンの孫娘だということを知っていたのかよ。」
「会長はもう死んだのに、それのどこが問題なんだ?キム・テヒさんはチャン・ジェヒョクを愛していたから婚約したんじゃないですか?」
「確かにそうでした。でも今は状況が変わりました。」
「ジェヒョクはキム・テヒさんにではなく、お祖父さんに報復しようとしたのです。ジェヒョクはキム・テヒさんが傷つくことを望んでいませんでした。」
「ジェヒョクはいつから私とお祖父さんのことを知っていたんですか?答えてください!」
「…旌善(チョンソン)で知ったのです。私がジェヒョクに教えたようなものです。」
「じゃぁ、あのときの財布を奪った旌善(チョンソン)のチンピラが…。」
「はい。」
「何で…何でそんなことをするの。ジェヒョクもあなたも子供だったじゃないの。なのに何でああいう酷いことをしたの!」
「それだけ、生きるのに必死だったってことですよ。哀れな身の上だったってことです。」
「なんて汚いヤツ!絶対許せない!死んでも許さないわ。」
怒りに満ちたまなざしで組長を睨みつけるとテヒは一人で帰ってしまった。

 家でテヒを迎える偽ユニことウ・スンヒ。
スンヒのおかえりなさいという言葉に反応せずさっさと自分の部屋に入ってしまった。
それをみて、作成成功とばかりににやにやするスンヒ。

 パク運転手の病室にはイ・ソヌがやってきた。
「おじさん、元気出して立って下さいよ…。おじさん…私、正直この頃辛いの。会長が死ぬ前に言った言葉がずっと引っ掛かっていて…。私にどうか会社を辞めてくれって言ったの。私がチーム長やテヒ姉さんのそばにいると不幸になるって。会社でどんな仕打ちを受けても私は我慢できるの。でもね、チーム長まで奪われたら私、どうしていいのか…。会社でチーム長と顔を合わせる度に何事もないかのようにふるまうのもとても辛くて…。おじさん…どうすればいいの?会社辞めたほうがいい?」
意識不明なままのパク運転手の前で泣きながらそう言うソヌ。
それを後でパク・チョルンが聞いていた。
そして病室を出たソヌがチョルンを見つけた。
「いつ来たのよ?」
「ん?たった今。中にいたのか?」
「ええ。お医者さんがちょっと顔を見るだけならいいって。」
「そうか…」
急にむせかえるイ・ソヌ。
「どうしたんだ?」
「まだ風邪がよくなっていないみたい。」
ソヌの額にチョルンが手を当て「あ、熱があるな、そんなきつい会社辞めちまえ」と言う。
「会社辞めたらどうやって暮らせって言うの?」
「俺が食わせてやるよ。」
「しっかりしてよ、パク・チョルン。おじさんの治療費のためにお婆さんが店を売るって言っているのよ。一生懸命仕事をしてお婆さんを助けようと思わないの?」
「俺がそこまで能力のない男だと思うのかよ。俺なら家族もお前も食わせていけるよ。俺はやるって言ったらやるんだよ。」
「言葉だけでも感謝するわ。」
「口先だけで言っていると思っているのかよ!」
「分かっているわよ、本気だって。」
「辛かったら、俺を頼れよな。一人で世の中の不幸をしょい込むんじゃねぇよ。」
「最初から、チョルン一人だけを愛せばよかった。そうすれば、チョルンだってこんなに苦しまなかったし、私だって苦労はしなかった。」
「今から愛せばいいじゃないか!ここから始めようぜ!」
「自分が良かれと思ってやったことですもの。辛くはないわ。じゃ、行くわね。バイバイ。」
チョルンと別れて歩きだすソヌにメールが来た。
「会社の前の公園で待ってる。 急ぎの用なの。 テヒ」
ところが、これはウ・スンヒが出した偽メール。
スンヒはジェヒョクにも同様のメールを送ったのだった。
但し差出人の名前はソヌと変えてある。
メールを見て、出かけようとしたところにテヒから電話が来た。
「これから会えない?」
「すまん、先約があるから今からだとちょっと困る。明日にしてくれないか。」
「分かったわ…じゃ、明日。」
ジェヒョクは急いで公園に向かった。

 テヒの部屋にはスンヒがやってきた。
「お姉さん、何してるの?」
「仕事をしてたの。」
「チャン・ジェヒョクさんとはどうなったの?まさかこのまま黙っているつもりはないでしょ?」
「お祖父さんの件は見過ごせないわね。」
そこで、スンヒが畳みかける。
「イ・ソヌさんってばまだチャン・ジェヒョクさんと逢っているみたいよ。どうする気?電話で話したんだけど、ソヌったら、会社前の公園でチャン・ジェヒョクチーム長と会う約束があるんですって。それでも姉さん、黙っている気?」

 偽メールで会社前の公園に呼び出されたソヌとジェヒョク。
「どうしたんですか?チーム長。」
「ソヌさんがメールで呼びだしたじゃないか。何か起きたんじゃないかって気になって。」
「私、メールなんてしてませんけど。テヒ姉さんに会いたいってメールをもらって来たんですけど。」
携帯を取り出してメールの文章を見せようとしてよろめくソヌ。
そこに現れたキム・テヒ。
「2人でいったい何をやっているの!なんで私の前でそんなことが出来るの!ソヌさん、その人は私のフィアンセなのよ!私に内緒で密会だなんてどういうことなのよ!」
「違う!ソヌは…。」
「言い訳なんて聞きたくもないわ!…私だって人間なの!女なの!もう我慢できないわ!」
激怒して立ち去るキム・テヒ。
追いかけるジェヒョク。
テヒはジェヒョクにビンタをする。
「何だよ、お前こそ。理由も聞かずに怒るのかよ。」
「この目で見たんですもの。それ以上何の説明がいるの?お祖父さんが死んだから私はもう用済みってこと?チェハ財閥が欲しくないの?元はと言えばお祖父さんへの仕返しでしょ?それで最初から私を利用していたんじゃない。イ・インスだってアンタのおかげで事務所を開けたんじゃないの。そんなことも知らず本当に愛していたのに。私のことを支えてくれてとっても感謝していたのに!だから、お祖父さんに反対されても婚約に応じたんじゃないの!それが全てアンタのシナリオだったってことよね!最初から私をだましていたんじゃないの!もう私の名前を呼ばないで。汚らしい!このままでは済まさないわ!」
恨みつらみを言ったテヒは車に乗って去り、一人、部屋で泣いた。
それをこっそりのぞいてニヤつく陰険なウ・スンヒ。

 公園からフラフラしながら家に帰るソヌ。
ジェヒョクが家の前で待っていたが、ソヌは家の前の道路で倒れてそのまま動かなくなった。
駆け寄るチョルン。
「ソヌ!しっかりしろ!」

Copyright © 2018 韓国ドラマ あらすじをネタバレサイト All Rights Reserved.