韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第38話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 
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韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第全話

韓国ドラマ ガラスの靴 あらすじ 第38話

ガラスの靴 第38話
 ジェヒョクにバーに呼び出され、そこでジェヒョクとの別れを告げていたソヌ。
しかし、後をつけてきた叔母・キム・ヒョンジャは話も聞かず、一方的にソヌとジェヒョクが密会を重ねていると思い込んでしまった。

 テヒが会社のリムジンで帰宅すると、怒り狂ったキム・ヒョンジャが本物のキム・ユニことイ・ソヌを怒鳴りつけているところだった。
「アンタ!なんてことするの!いくらなんでもテヒはお姉さんでしょ!チャン・チーム長はフィアンセなのよ!それを公衆の面前で姉のフィアンセと密会するなんて!」
「叔母さん、それは誤解です。」
「私がこの目で見たんです。どこが誤解ですか!お姉さん裏切っているじゃないの!いったいどういうつもりで逢いに行ったのよ!行くところまで行くつもりなの?」
「そんなんじゃないです。」
「だったら、何さ!」
「叔母さん、私とチャンチーム長の関係はとっくに終わっているんです。さっきはチーム長が酔ってました。他に他意はないんです。どうか分かって下さい。」
余りの一方的な言い方に弁明するソヌの目に涙が…。
ありとあらゆる罵詈雑言と叱責を止めないキム・ヒョンジャ。
見かねて、テヒが間に入り、「私の部屋で待っていなさい。あとの話は私がつける」と言って、ソヌを2階に行かせる。
ソヌはテヒが来るまでの間、ずっと泣いていた。

 キム・ヒョンジャとテヒが2人で話す。
ヒョンジャは怒りにまかせてソヌが如何にけしからん人間であるかを力説する。
そして、もうこうなれば、あのチャン・ジェヒョクと婚約解消してしまえ!と結論付ける。
それを黙って聞いていたテヒは言う。
「私が婚約解消をするのは簡単です。問題はソヌとジェヒョクの2人です。あの2人は未だにお互いに忘れることが出来ずにいます。そのためにお互いに苦しんでいるのです。」
「それで、アンタ、フィアンセを妹に譲る気?」
「本人たちがそれで納得するんならそれでもいいです。」
「アンタ、アタマおかしいんじゃない?」
「ユニもジェヒョクも寂しく辛い子供時代を送ってきた人たちです。2人とも捨てられて、傷つきながら、可哀想な人生を送ってきました。これ以上傷つけたくないんです。しかも、嫌いになって別れたわけでもないのに。2人さえよければ…。」
「うるさい!」
婚約を公式にマスコミ報道され、体面しか考えてない叔母・キム・ヒョンジャ。
テヒは体面より本人たちの気持ちを尊重したいというものだから、話が全くかみ合わない。
結局交渉は決裂した。

 テヒはソヌの部屋に行く。
「お姉ちゃん、怒ってるでしょ?話がこんな風に大きくなるなんて思ってもみなかったわ。私はチョルンと結婚するつもりだから、きれいに清算しようと思って行っただけなのに…。ごめんね、お姉ちゃん。私のミスです。」
「こっちにおいで…。」
ソヌを抱き寄せるテヒ。
「分かってるわ。あなたの気持は。お姉ちゃんにすまないなんて思うことないよ。お姉ちゃんは大丈夫だから。」
姉の肩で泣くソヌ。
それをドア越しに盗み聞きしてイラつく叔母・キム・ヒョンジャ。

朝、チョルンが上機嫌でトラックを出そうとすると、いきなり道をふさぐ車が。
「何やってだ、コラ!」
怒鳴るチョルン。
しかし、車の公募座席の窓が開くとそこにはキム・ヒョンジャの姿。
「ちょっと、話があるんだけど…。」
チョルンを喫茶店に呼び出すキム・ヒョンジャ。
「歳はいくつ?」
「27歳です。」
「ユニのどこがいいの?」
「全部です。頭の先からつま先まで全てです。笑い声も話し声も、怒ったときの声もです。」
「他に好きな男性がいたことも知っているの?」
「はい。知っています。」
「その男が、姉の婚約者ってことも?」
「何で急にそんなことを聞くんですか?」
「2人は夕べも2人っきりで逢ったのよ。2人ともまだ感情の整理がついていないみたいなんだけど。だからこそ、パク・チョルンさんとの結婚を決心したみたいなんだけど。一人でチャンチーム長との関係を切れないから、あなたにぶら下がったところもあるんじゃないかしら。そうでもしなければ、関係を終わらせることが出来なかったから。」
「いったい、何が言いたいのですか?」
「そんな状況でもうちのユニと結婚できる?好きな人との関係を清算するためにあなたと結婚する。そんな女性をあなたは幸せにできるの?もし、それでも結婚したいというのなら、私はこれ以上反対はしません。喜んで認めます。どうなの?辛い?」
 キム・ヒョンジャが家に帰って来た。
ソヌのお帰りなさいという挨拶も無視して…。
そして、ソヌに電話がかかって来た。
チョルンからだ。
仕事中なのにソヌをトラックを停めた公園に呼び出した。
「お前に聞きたいことがある。正直に答えてくれ。」
「お前、何で急に俺と結婚しようって言ったんだ?理由を知りたい。純粋に俺と結婚したいのか、他に事情があるのか…。」
「…叔母さんに会ったのね?」
「お前の返事が聞きたい。チャン・ジェヒョクから逃げ出したいからか?」
「ごめんね、チョルン。チーム長も私もこのままだとお姉ちゃんを苦しめるだけだと思ったから。いっそ私が結婚すれば、チーム長もきれいに精算できるかと思って…。」
「それで、全部か?本当はチャン・ジェヒョクのためじゃなく、自分が辛いからじゃないのか?怖くなって俺と結婚するって言ったんじゃないのか?」
「あなたが好きなの!チョルン。療養中からずっと想ってた。退院したらあなたと結婚しようって。だから私に機会をちょうだい。」
苦悩するチョルンは無言でトラックを出した。

 スタクがユン・ソジュンのレストランにやって来た。
ヨヌンを訪ねてきたのだった。
ヨヌンを待っている間にユン・ソジュンとチェ・ミニョンがやってくる。
「あれ?スタクさんじゃないですか。どうしたんですか?」
「この人だれ?」
「あ、ヨヌンさんのお兄さんの後輩ですよ。あ、スタクさん、こちらは幼馴染のチェ・ミニョンさん。」
ソジュンがスタクにミニョンを紹介する。
「女友達…ですか。」
「まぁ、男友達ではないから、女友達ってことになりますね。」
そこにヨヌンが出てくる。
「あら、スタク兄さん、こんにちは!あ、ミニョンさんだ。最近大学の講義をしていらっしゃるんですって?」
「ええ、忙しくって。人に物を教えるのがこんなに大変だなんて知りませんでしたよ。」
「夕方、同窓生の集まりがあるんだけど、俺に会いたいって、早くから来たんだぜ。」
「なによ、会いたいから早く来てくれって言ったくせに。ったく、ビョーキね。」
「可愛いじゃないですか。」
「見たろ?俺が可愛いってよ。」
「ねぇ、冷たい飲み物御馳走してよ。」
複雑な顔をしたスタクが、小声でヨヌンに言う。
「話がある。ちょっと来てくれないか?」
そういって立ち去るスタク。
行った後、「気に入らないって顔していたな…」とソジュン。
スタクが横恋慕しやしないかと冷や冷やしている様子。
それを見て、「最近はあまり会ってないから大丈夫」となだめるヨヌン。
ヨヌンが下に降りて行くとスタクが言う。
「ヨヌンさん、あの社長というヤツと関係を終わらせる気はないの?」
「そんなことスタク兄さんが何で知りたがるのよ。」
「ソヌ姉さんとチョルン兄さんが結婚したら、親戚同士になるのに、まずいんじゃないか?」
「法的にも道徳的にも問題ないと思いますけど。」
「法的って…もう結婚まで考えているんですか?ヨヌンさん。」
「そんなの私の問題でしょ。スタク兄さんには関係ないじゃない。」
「そんなこと言うなんて、寂しいよ。」
「何で寂しがるの?そんな関係じゃないのに。」
「そのぉ…ヨヌンさんと俺は…。」
「もういいから、帰りな。チョルン兄さんのとこに早く行きなよ。」
「今日はチョルン兄さんは仕事をしてません。」
「仕事に行ってない?何で?」
「それは俺にも分かりません。」

 丁度その頃、パク・チョルンは漢江の川辺にトラックを停めて一人悩んでいた。
自分はただのあて馬じゃないかと。
ソヌも同様にジェヒョクとの関係を終わらせる問題で苦しんでいた。

 キャバクラでホステスを続けるウ・スンヒ。
実は、パク・チョルンのことを密かに待っていた。
それで、受付のボーイに「あの、今日はいつものビール配達の人、来ないんですか?」と聞き、「ああ、パク・チョルンさんは今日は来ませんよ。明日か明後日にはくるでしょう」と言われてしまう。

 チョルンは悩んだ末、イ・インスの組事務所に行った。
そして、カントン若頭も入れて、3人で夕食を食べに行く。
「チョルン、一体どげんしたと?」
カントン若頭がうかない顔のチョルンに尋ねる。
組長と若頭はチョルンがソヌに振られたと思うが、その方が却ってましだと答えるチョルン。
「それより酷いことってなんね?」
首をかしげるカントン若頭。
「それやったら、他ん男とば、ソヌしゃんの付き合っちいるんか?」
「その『他の男』と別れるために結婚してくれって言うんですよ。結婚は神聖なもの、お互いに純粋な心でするものだ。何か不純な動機で結婚するのはよくないことだと思ってきました。」
「それで?」
「正直、ちょっと裏切られた気持ちです。」
「で、別れるか?」
「まさか、そげんこつはなかでしょ。」
組長の質問にうつむいてしまうチョルン。
「もし、そうなら、きれいさっぱり忘れることだよ。…結婚は神聖さ。けどな、それよりも、もっと大きな意味がある。自分が好きな人の過ちを包み込み、許し、最後まで理解することだよ。別れる気がないのなら、きれいさっぱり忘れて、彼女を受け止めろ!それこそが大きな愛だ。それが侠(おとこ)の愛ってもんだろ。」
イ・インス組長がアドバイスをし、若頭がそれに従う。
「お前の愛が本物なら悩むことなどない。お前は自分の真の愛をソヌに見せてこい。それが男ってものだろう。」

家へとぼとぼと帰るイ・ソヌをチャン・ジェヒョクが待ち伏せる。
「ソヌさん、話があるんだ。」
「私はチーム長に言うことは何もありません。」
「すまん。ソヌさん。ソヌさんを苦しめるつもりはなかったんだ。心から好きになれる人を見つけたのは人生でこのただ一回だと思っていたんだ。」
「それは未練や執着だとは思わなかったんですか?…そう、私たちが愛し合っていたのは事実でしょう。でも、今は違います。今私とチーム長の間にあるものはただの未練であり、執着でしかないんです。私たちの執着のせいで周囲の人を苦しめているんです。もう帰って下さい。私たちのためにもうこれ以上テヒ姉さんを傷つけることはできません。」
「未練に執着?」
「そう…。間違いないと思うわ。」
「そう見えたなら、すまん。実は、もう二度とキミを苦しめないと約束しにここに来たんだ。」
そういうとジェヒョクは車に乗って行ってしまった。
ジェヒョクが行くと入れ違いでチョルンがやって来た。
「また、あいつか。今度は何だ?何でまたやって来たんだ。お前、いつまであいつに会い続けるつもりだ?」
「今日で最後よ。もう会わないから。」
「約束できるか?」
「約束するわ。そうすれば、許してくれるんでしょ?」
「そんな簡単に許せる問題じゃないだろう。…二つだけ聞いてくれ。そうしたら、怒らないから。」
「何?」
「まず、俺へのプロポーズはなかったことにしてくれ。」
「そうするわ。」
「代わりに、俺のプロポーズを受けてくれ。やはりプロポーズは男がするもんだろ。」
そして赤いバラ一輪を取り出して言う。
「これまで誰かを愛していたことは忘れよう。愛は今から始まるんだ。一生幸せにする。俺と結婚してくれ。」
赤いバラを受け取ってニッコリするソヌ。
「まだ、もう一つ残っているぞ。」
「何?」
それは熱いキッスだった。
そしてチョルンは雄叫びをあげる。
「ひゃっほ~~!これでソヌは俺のものだぁ!」

 家に帰ったソヌはテヒに報告する。
「結婚することにしたから。叔母さんがチョルンを訪ねて許して下さったんですって!チョルンと二人で決めたの。私、今幸せよ。お姉ちゃんを先越すのはちょっと悪いと思うけど、お姉ちゃんさえよければ、チョルンと結婚したいの。」
「本当に結婚したいの?」
「うん。」
なんだか自分のせいでソヌに身を引かせてしまったみたいで、申し訳なさそうなテヒ。
困った顔をしながら言う。
「そう…それであなたが幸せになれるのなら、いいわよ。」
「お姉ちゃん!」
ソヌはテヒを抱きしめる。

 夜、応接間に家族みんなが集まる。
「え?結婚?母さんがついに許したんだ。どうなっちゃってるの…。」
驚くユン・ソジュン。
仏頂面で「だから何だって言うのよ。本人たちがいいっていうんだから」というキム・ヒョンジャ。
「ごめんね、ソジュン兄さん。お姉ちゃんもソジュン兄さんも追い抜いて末っ子の私が先に結婚するんだもん。」
「別に悪いことなんてないさ。俺だって相手がいればさっさと結婚するって。おめでとう!」
「結婚式は派手にならないように両家の家族だけでやりましょう」と面白くなさそうに言うキム・ヒョンジャ。
「あら、叔母さん、一生に一度の結婚式よ。ちゃんとやってあげたら?」
テヒがツッコむと、キム・ヒョンジャはいう。
「運転手の息子風情と結婚させるのを噂にしたいわけ?本人同士がしたいという結婚だとはいえ、隣近所のいい笑い草だわ。」
「いいわよ、お姉ちゃん。簡素で。だって私には招待する人なんて別にいないもん。チョルンだってそうよ。」
「だったら、新婚旅行はどこにする。兄ちゃんがプレゼントしてやるよ。言ってみな。海外がいいか?」
「だったら、済州島がいいわ。まだ行ったことないもん。」
「おお、分かった!じゃぁ、いいホテル、とっといてやるよ。」
「ありがとう、お兄ちゃん。」

 テヒは部屋に入り、本当にこれで良かったのかと一人で悩む。
そこにユン・ソジュンがやってくる。
「入ってもいい?」
「ええ。」
「泣いてるのか?もしかして、妹を先に送りだすもんだから寂しいの?」
「私に我がまま言えばいいのに。もっと色々言ってくれれば、却って気が楽なのに。なのにあの子ったら何も言わないんだもん。だから、胸が苦しいの。」
「姉さん…。ユニが幸せになれればそれでいいじゃない。」
「でも…」
「ユニは自信満々に見えたぞ。人生にも結婚にも。ひょっとしたら、俺やテヒ姉さんよりずっと強い人かもしれないね。」
「そうね…。そうかもしれないわ。」
「心配するなよ。ユニの後ろにはいつも姉さんがいるんだから。」

 パク運転手の家にはユニが訪れ、チョルンと二人、お婆さんとパク運転手にクンジョル(慶事や正月などに目上の人に挨拶する行う挨拶)を行う。
手放しで喜ぶお婆さん。
「嬉しいねぇ。生きているうちに孫の結婚を見られるとは。ソヌがうちの嫁だなんて…あたしゃ、もう思い残すことはないよ。」
感極まって泣き出すお婆さん。
「こんな善い日に涙を流すの?」
やや呆れ気味のヨヌン。
「兄貴!どうやって許しをもらったのさ。」
興味津津のスタク。
「このパク・チョルン様が決心して出来なかったことなんてあるか!しかも、俺のようにハンサムで立派な花婿候補がどこにいる!違うか?ソヌ。」
「もう、お兄ちゃんったら、歯止めが利かないわね。」
チョルンの大風呂敷に爆笑するヨヌン。
お婆さんに促されてパク運転手も一言。
「お前たち、本当にやっていける自信はあるのか?」
「はい、自信あります!」
元気よく答えるチョルン。
「ソヌもか?」
「心配しないでください。私たち、上手くやっていきますから。」
「そうか…。ソヌを信じよう。」
チョルンが宣言する。
「ソヌはうちでみんなと一緒に暮らす。今度はヨヌンと一緒に部屋でなく、俺と一緒だ!」
「おじさんとお婆さんさえよければ、これからは私たちがお世話いたします。」
「おじさんじゃなくてお義父様でしょ?姉さん」
ソヌの言葉にヨヌンがツッコミを入れる。
「…お許しいただけますね…お義父さん…。」
ソヌの言葉にみんな拍手する。
ソヌとチョルンを中心に、一家は盛り上がる。

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 テヒとジェヒョクはその頃一緒にバーで飲んでいた。
「結婚式は来週の土曜日になりそうよ。本当はあなたにも出てほしいけど、嫌なら押し付けないわ。私は妹が辛く苦しい環境で育ってきたことがいつも胸の痛むことだったの。可哀想で。でも、妹を見ていたら、むしろ私の方が情けない生き方をしてきたんじゃないかって思えてきたの。物質的には私の方がはるかに恵まれてきたけど、私はソヌのように心から笑ったことがないの。」
テヒの言葉も聞かず、ジェヒョクは口の中でブツブツとつぶやいている。
辛さはやはり隠せない。
「アメリカにいつ発つの?」
「整理が出来次第…。ここには俺の居場所はないから。」
「いつかときがたてば、私たちも想い出として笑って今の出来事を話せるようになるのかしら…。」
「さあな…。」

 結婚が決まったチョルンは仕事に一層身が入る。
キャバクラへの酒の配達に精を出す。
ホステスをやっているスンヒが店の奥から出てきた。
「チョルン兄さん!仕事はいつ終わるの?」
すると助手を務めるスタクが言う。
「ここで最後だよ。」
「よかった!これから食事しない?」
「そんなカネがあったら、お母さんに持ってけよ。無駄遣いしないで。」
すげないチョルン。
そこへスタクが付け加える。
「チョルン兄さんな、来週の土曜日に結婚するんだ!」
「え?誰と?」
「俺がこの世の中で結婚するって言ったらイ・ソヌ以外にだれがいる!」
「イ・ソヌと?あの家で結婚を認めたって言うの?」
「ソヌが招待したいって言っていたぞ。来るか?」
「ソヌが幸せになるのを見に行くなんて…。」
「お前、まだ真人間になるのには道は遠いな…。スタク、行くぞ。」
さっさと行ってしまうチョルン。
スタクはこっそり招待状をスンヒに渡す。
2人が行ってしまうと、招待状をくしゃくしゃに丸めてスンヒは泣くのであった。

ファン・グットとスンヒの母親は家で内職のぬいぐるみ製作をやっている。
 老眼で糸が針の穴を通らず苦労する。
「貧乏になったら、目まで悪くなった!」
スンヒの母がそういうとファン・グットが代わりに通してやる。
「スンヒったら、遅いわねぇ…。」
「あいつときたら、鼻の穴に空気が入るだけで、ろくなこと考えないけぇ。」
「しかし、それで何とかやっていけているんだから。チェハ財閥会長の孫娘にまで成り上がって、一晩でどん底の生活。普通だったら、どうにかなっているわよ。」
「スンヒはキツい女じゃけぇ、心配してやる必要なんてないじゃろう。」
そこにいきなり果物の大きな籠を持ってソヌが現れた。
驚くスンヒの母。
「あんた、ここまで何の用なの?」
「おばさんに会いに来たの。お話があって。」
招待状を出して言う。
「私、結婚するんです、おばさん!」
「結婚?相手は?」
「チョルンです。」
「え?あの乱暴者のかい?」
「はい。」
「良い家のお嬢様が何であんなのと結婚するのよ。」
「馬鹿なこと、言よーりゃがるんじゃないよ。結婚は愛の力じゃろうが。」
「お二人でお祝いに来て下さるとうれしいんですけど。」
「そんな…私たちが顔を出せるようなところじゃないじゃない。」
「そうじゃ。わしらが行けるようなところじゃないけぇ。」
ソヌに招待された二人は遠慮をする。
「私を育ててくれた方々でしょ?だったら、嫁ぐところも見届けてくださいよ。必ず来て下さいね。」
加えてソヌは白い書類封筒を差し出す。
「姉に頼んで銀行から買い取りました。抵当に取られていたお店の権利書です。」
「そ…ソヌ!」
スンヒの母とファン・グットは店の権利書まで取り戻してもらえ、感激してソヌと手を取って泣きだす。
「本当にありがとう。ソヌ。私たちはもう一度食堂で人生をやり直すわ。本当にありがとう!」

 ソヌが家に帰ると叔母のキム・ヒョンジャが待っていて、明日ウエディングドレスを作るから、時間を開けておきなさいという。
「ウエディングドレスですか?レンタルでいいじゃないですか。」
「そういうことは私に任せて、黙ってついてきなさい。明日から忙しくなるわよ。今晩はゆっくりと御休みなさい。」

 ソヌが2階に上がると急に電話が。
ユン・ソジュンが代わりに出ると、なんとキム・ユニを名のる女が捕まったという警察署からの連絡だった。
その警察署にはふてくされたスンヒがいた。
「あんた、本当にチェハ財閥会長の孫娘なのかい?」
訝しげに警官が聞く。
「ええ。そうよ!私がハッキリ言ってやるわよ。電話代わって!」
警察署に捕まっていたもう一人の一見ホステス風の女が吠える。
「アンタがチェハ財閥会長の孫娘だって?だったらアタシとなんかもめるわけないじゃん!」
「なんですってぇ?」
「おい、いくらこういう状況だからといっても筋ってもんがあるだろうよ。人の男を掠め盗って!」
キレたスンヒはその女と殴り合いになる。

 家を飛び出そうとするソヌ。
「どうもスンヒみたい。」
「そんなの分かり切ったことだろう?何かやらかして、嘘をついたんだろう?」
制止しようとするユン・ソジュン。
「でも助けが必要なのは確かでしょ?」
「行くのか?」
「代わりに、テヒ姉さんには内緒ね。バレたら心配するでしょ?」
「やれやれ。頑固だなぁ…。一緒に行ってやるよ。その方が安心だろ?」

 警察署に駆けつけるソヌとユン・ソジュン。
「電話を頂きました。キム・ユニさんがここにいるそうですね。」
ソジュンが最初に切り出す。
ソヌが振り向くとそこにウ・スンヒがいた。
「あ、スンヒ!」
「ソヌ、アンタ何でここに?」
「あんたこそ、いったい何をやったの?」
「こいつ、イカれているのよ。カネもないくせにバンバン浪費して…。借金だけで何千万ウォンもあるんじゃない?それを返そうと、人の男に手を出すし。人間のクズね。」
呆れるソヌ。
「何じろじろ見てんだよ!」
毒づくスンヒ。
「何でそんなめちゃくちゃな生き方をするの!」
「何でかって?テメェのせいだよ!」
「お前のために来てやってるのに何だよ、その態度は!」
怒るソジュン。
「お前は口出すなよ。これはアタシとソヌの問題なんだからさ。」
「何だと!…ダメだ、こいつ。同情する必要なんかないぜ。さっさと行こうぜ。」
チョルンは身柄引き受けをせず帰ろうとソヌを促す。
それを見たホステス風の女は「こんなヤツ、何年か刑務所で臭いメシを食えばいいのさ」と睨んで言う。
「るせ~な、このアマ!」
「それはこっちのセリフだ。本当に哀れな女だな…。」
それを聞いて殴りかかるスンヒ。
「止めなさいよ、もう」
ソヌが間に入って喧嘩を止めさせようとすると、スンヒはソヌを殴りつけた。
「おめぇはよ、誰の前でいい子ぶってやがんだよ!誰のせいでこんなになったと思ってやがんだよ!てめぇのせいだ、このクソ女!チョルン兄さんまで奪いやがって!アタシにはもう何も残ってねぇんだよ!お前を必ず不幸にしてやるからな!」
激しく逆恨みをするスンヒだった。

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