太陽を抱く月 あらすじ 第5話

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太陽を抱く月 あらすじ全話

太陽を抱く月 あらすじ 第5話

第五回
世子の后となったヨヌの、国の儀式の練習が始まる。
労をねぎらうため、普段は食べないような特別な料理や文を準備するフォン。
このような二人の心をあざ笑うかのように、
夜遅く、こっそりと星宿庁を訪れた皇太后は、ヨヌの生年月日と衣類を届け、ノギョンの黒呪術が始まる。
得体の知れない「気」に苦しみ、ヨヌはそのうち失神してしまう。
皇太后:「これで全て終わったのか?では、いつごろ訃報が届くであろうか」
ノギョン:「もともと、天の定めた命を一瞬にして奪う呪術などというものはございません。ご心配には及びません。原因不明の病を長く患い、そのうち命を変えられることになりましょう。」
皇太后:「確かに、急死したらむしろ疑われるかもしれない。かえってよかったの。いくら王といえども病気の者を宮中に置くことはできぬ。あの娘の命は天ではなく我らに委ねられておるようなもの。」
皇太后は星宿庁のまた別のドアへと近づき、この全ての過程を見てぶるぶる震えているミナ姫に話す。
「これは、、恐れをなしていらっしゃるのですか?もう全て終わりましたから、緊張を解いてくださいませ。
心配されますな。これで姫が望まれるものを手に入れることができましょう。」

ノギョンの黒呪術の後、日に日に病状が悪化していくヨヌは、遂に宮の外へ追い出される。
知らせを聞いて別宮に駆けつけたフォンの前に兵士たちが立ちふさがる。
「どかぬか!私の后だ!誰の思い通りに家に送り返すというのだ!どけ!」

皇太后の元を訪ね、世子フォンがまた別の策略を立てる前に、全てのことを封じようとユン・デヒョンは提言する。
すると皇太后は、「世子はまだ政治を知らない」と答えるのだが、
ユン・デヒョンは成均館の学生たちがデモを起こしたことを引き合いに出し、
「世子は政治を知らないわけではございません。自身の朝鮮となる時まで、無邪気な顔で偽装をしているだけでございましょう。」と話す。
ユン・デヒョンの言葉にフォンを訪ねる皇太后。
フォンに、もうヨヌのことは忘れ、ただじっとしているよう言う。
そして、王と世子が欲を出したりしなければヨヌも平凡に幸せに暮らしていただろう、
ヨヌが不幸になるとしたら、それは世子が原因であり、その兄の羽が折られるとしたら、それも世子のせいであり、王が側近を失うとしたら、それもまた世子ゆえであるから、ただただ動かずじっとしているように、と釘を刺す。
フォンは反発する言葉すら出せない。。。

家に帰ってきたヨヌは相変わらず病に苦しみ続ける。
母は自分の命に代えてでもヨヌを救ってほしいと懇願するが、痛みを抑える薬さえ見つけることができない。
悩み苦しむヨヌの父の元へノギョンが現れる。
「王室にいなければならない巫女が、ここへ何の用ですか」
「私の神気(霊感)がここへ導きました。少し、お嬢さんを見てもよろしいですか」
  ・
  ・
「お嬢さんは、神病(巫女として生まれ変わるための苦しみ)であられます。。。」
これに驚くヨヌの父と、自分の病名を聞くことになるヨヌ。。。

一方、病気の者を宮中に入れたということで、ヨヌの父とその家門を牽制することができるよい口実ができた外戚勢力は宴をもよおし、王に上奏申し上げることを論議する。
ユン・デヒョン「羽があるのに飛べない苦痛はもっと大きいもの。。ゆっくり、ゆっくりやりましょうぞ。」
シムサン:「万が一、世子后ホ氏の病勢が突如好転でもしたら。。。」
ユン・デヒョン:「あの娘が生きて宮殿に入ることはないであろう。死んだ霊魂が墓から飛び出してでも来ない限り。。。」
だが、父と長官たちの話をポギョンが聞いてしまう。
ポギョン:「ヨヌを、、、殺されるのですか?」
ユン・デヒョン:「この父が怖いか?その娘が哀れか?言葉のとおり、その娘は時が来れば死ぬ運命だ。もちろん、時期が遅れるならば、そのときは手を下さねばなるまい。この話をありのままに話してやる理由が何であると思うか。まさに、覚悟が必要であるからだ。」
ポギョン:「覚悟ですか?」
ユン・デヒョン:「宮中で生きたいと言ったな?世子の心を得たいと言ったな?ならば!生半可な憐憫や自責の念などは捨てよ!その代わり、お前のものを奪われた時と屈辱を記憶せよ。望んだものを手にしたときの喜びを記憶せよ。それくらいの覚悟なしに二度とその位置を欲しがるでない!」

ノギョンはヨヌの父に、神(しん)がヨヌを巫女として選んだので、その神を受け入れない以上病状はよくならないと話す。
そして父の、神の選択を拒否する術はないのかという問いに、その代償は命だと答える。
代わりに自分の命を捧げると言う父を、ぼんやりとした目で見つめるヨヌ。。。

朝から世子妃を廃するようお願いする上書がたくさん届き、その知らせにフォンは大変苛立つが、
彼らを説得する力も、術もない。。。
「私のざまはなんとも情けないな。。。」
ヨヌは追い立てられるように実家に帰され、その兄でありフォンの師であるホ先生も病人の家族という理由で参内を許可されず、このようなときにヤンミョンさえもいない。
宮殿内に自分の側の人間が誰もいないと思ったそのとき、
フォンは以前紹介されたウンの存在を思い出す。
蹴鞠の試合で負けたことを口実に、ウンを連れてきて宮殿を抜け出すフォン。
「ヨヌや、、ヨヌや、、私がわかるか?構わぬ、、私が、そなたを分かるなら、それだけで、、」
フォンの呼び声に目をぱちぱちさせたヨヌが、閉じた目を開けようとしない。
フォンが体をゆすって起こすと、、
「本当でございますか?幻でなく、本当に、殿下でございますか?」
「幻ではない。私が、そなたに会いに来たのだ。ばかではないか」
「太陽を抱く月とは、、、王は陽といい、王妃は月という。
このかんざしは白い月が赤い陽を抱く装飾がされているので、私はこれを太陽を抱く月と名づけた。
私の心の正妃は、、ヨヌ、そなた一人である。だから、早く健康を回復し、私の元へ帰って参れ。」
自分が神病であることを知るヨヌは、フォンのそばに帰ることができないことを知っているため、
お願いのような遺言を残す。
「殿下、恐れ申し上げます。初めて出会ったあの日、泥棒と間違えて、、恐れ申し上げます。殿下のお心を誤解して会えぬようにしてしまいました。。
全て私のせいでございます。
殿下のせいではございません。ですから、どんなことがあろうと、ご自身を責められませぬよう。。。」
「君子は天を恨まず、人を責めない。」
「はい。。殿下、、私は、殿下にお会いして、本当に幸せでございました。」
「これからもっと幸せになるのだ。そのようなことを言うではない。」

外に出たフォンはウンに告げる。
「キム・ジェウンといったな。ヤンミョンの兄君とホ先生はただ、ウンと呼んでいたな。私もお前をウンと呼んでもよいか?
ウンよ、かたじけない。后が生まれ育った所に一度来てみたかった。
后があのように苦痛の時を過ごしているというのに、
いざ私は何もやってやれぬ。。一国の世子であるのに、一国の世子であるから、、私は、無能だ。。」
涙を流すフォン。
ウンはフォンのそばに仕え、ヤンミョンとはまた違う重荷を背負って生きなければならない世子の苦しみを理解するのだった。。。

一方ヤンミョンは自分のやり方でヨヌを忘れようと孤軍奮闘している。
だが偶然ヨヌが死にかけているという話を聞き、急いで都に駆けつける。
「生きていてくれ、ヨヌよ。。。どうか、生きていてくれ」

ヨヌの父はヨヌの苦痛を終わらせる準備をするため、兄ヨムを親戚の家に送り、
どうかヨヌのそばにいさせて欲しいと懇願するソルもまた、別のところへ送られる。
朝早く、誠心誠意薬を調剤するヨヌの父を見て
驚く母が飛び出してきて自分がやると言うのだが、
「私も、父として何かしてやりたい。。最低限、、薬を作るくらいでも、私にやらせてくれ。。。」
ヨヌの父はノギョンから受け取った薬を調剤する。
自分の死が近いことを感じたヨヌは、最後の力を振り絞ってフォンに文を残す。
フォンはヨヌの夢を見る。
夢の中でヨヌは、フォンにサンチュを送ったもう一つの理由を話す。
「この鉢から何が育つか、殿下が知りたいと思われることを願っておりました。そうしたら、それを問うてくださる文を下さるでしょうから。」
「ならば、、私の文を待っていたということか?」
「殿下、、康寧でいらしてくださいませ。。。」

躊躇する父に、薬をくれと頼むヨヌ。
ヨヌに薬をあげながらも、ただただ謝る父。。。
「お前に申し訳ないことしか、思い出せない。こうなると分かっていたなら、読みたい本を心ゆくまで読ませ、やりたいことも全てやらせてやったものを。。。これからも、長い歳月が残っていると思っていたのだ。。。愚かにも。。。」
「薬が苦くはないか?」
「苦いです、、とても、、」
「ヨヌ、、父が抱いていよう。。眠りにつくときまで。。」
「はい。。父上の懐は兄上のにおいがして好きです。。」
ヨヌの懐からかんざしを見つけた父。
「これは、胸元に抱いて眠りたいです。そうさせてください。父上、、眠いです。。少し、休みます。。」
「すまないヨヌよ。。この父が、すぐについて行くぞ。。。」
結局、フォンのくれたかんざしを胸にしっかり抱いたまま眠るように死んだヨヌ。
この知らせをフォンもまた聞くことになる。
我を忘れて宮を出ようとする世子と、それを抑えようとする兵士。。
「はなせ!はなせと言っておる!后に、、言いたいことが残っておる!まだ言うべきことが残っておるのだ!はなせ!ヨヌや、、、ヨヌや、、、!」
成婚の際告白しようと、大切にとっておいた「愛している」という言葉をついに伝えることもできぬまま、
ヨヌの臨終も看取ることができなかったフォンは、
声の限りにヨヌの名前を呼び叫ぶのだった。。。

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