太陽を抱く月 あらすじ 第6話

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太陽を抱く月 あらすじ全話

太陽を抱く月 あらすじ 第6話

第六回
ヤンミョンが到着するが、ヨヌは既に冷たい土の中に埋められ、
ヤンミョンは茫然自失のままただ眺めるのみだった。。。

ヨヌの訃報がユン・デヒョンの下へも届き、
家へ帰ったデヒョンは娘ポギョンにそれを伝える。
「遠からず別宮に入ることになるであろう。準備をしておけ。」
宮中で宴のあったとき、ヨヌが落としていった手作りの紐をとっておいたポギョンはそれを引っ張り出してきて見つめる。
父の教えの通りに、つまらない罪悪感や憐憫など捨て、今手の中にある紐のように、他の誰のものであっても自分の手中に収めると心に誓うポギョン。。。

“殿下のせいではございません。ですから、どんなことがあろうと、殿下ご自身を責めないでくださいませ。。。”
月も雲に隠れてしまう夜
遺言になってしまったヨヌの最後の言葉を思い出しながら
悲しみを抑えられずすすり泣くフォン。
そこへ兄ヤンミョンが現れた。
涙を流しながら、兄ヤンミョンへ、ヨムが妹ヨヌの最期を看取られたのかと尋ねるフォンだが、
ヤンミョンは冷たく、それがなぜ気になるのだと言い返す。
初めて見るヤンミョンのそんな態度に驚くフォン。
「あの娘が罪人のように宮から追い出されるとき、殿下は何をされていましたか?
 あの娘が生死を彷徨っているとき、殿下は何をされていましたか?
 あの娘が冷たい土の下に埋められるとき、殿下は何をされていましたか?
 あの娘の父と母が流刑になるかも知れぬ今、殿下は何をされているのですか?」
「全てのものを持たれていた殿下ではないですか!
 主上陛下のお心も、私にとって父のような大提学(ヨヌの父)の忠心も、本当の兄弟のようなホ先生の友情も、全てを持っておられた殿下ではありませんか。
一つぐらい、、たった一つぐらい、、私のものとしてはいけなかったのですか?
私にはたった一つでした。私が懇切に望んでいたものはただ一つでした。
一つぐらい、私のため譲ってくださることはできなかったのですか?
私なら守っていました。私の全てをかけてでも、私の命をかけてでも、守り抜いていたはずです。
殿下は、守れませんでした。」
今になってヤンミョンの心を知ったフォンは驚き、
兄弟ではなく、一人の女性をめぐる男と男として、自分は守れなかったため、
フォンはまた頭を上げることができないのだった。。。
「次の生では私の人となりましょう。来世では、必ず私が守ってみせます。」と言い残し、立ち去るヤンミョン。。。

ノギョンは星宿庁をしばらく離れ、心と体を浄化したいと皇太后に暇を請う。

その夜。
ノギョンは星を祭る祭祀を担う官であるヘガク道士と共にヨヌの墓へやって来て、急いで墓を掘り返す。
薬の効果が切れたヨヌは棺の中で目を覚ます。。。
ヨヌ嬢様の墓に来るため、新しい主人の家を裸足で出てきたソルが、この全ての過程を見ていた。
秘密を共有することになったソルは、ヨムとの約束を守るため
まるで月を覆い隠す雲のように、ずっとヨヌのそばで生きていくことになる。
なんとかヨヌを救出することはできたのだが、
神の仕業か衝撃のためか、、記憶を全て失ってしまったヨヌ。
「私は、誰ですか?」
ノギョンはヨヌのため、また嘘をつく。
「お嬢さんは巫女でございます。神(しん)を受け入れる儀式の途中に気絶してしまい、
今日になって目を覚ましたのでございます。
とても大きな神をお迎えしたので、そのショックで記憶を失ったようでございます。
ですから、今から私を神母(弟子に心霊を乗り移らせてくれた巫女)とお思いください。」
自分の家族はどこかと尋ねるヨヌ。
ノギョンは知らないと嘘をつき、道を彷徨うヨヌの目にただならぬ神気を感じて自分が心霊を降ろしたと話す。
家族は自分に神気があることを知り、自分を捨てたのだろうかと目に涙をためるヨヌ。
ノギョンは、もう巫女となった身であるから、過去の縁は忘れ、巫女としての生を生きるのがよいと諭す。
以前ヤンミョンが町を見聞していたときに、詐欺の一団から子供を助け出したが、
その子供はノギョンが育て、ジャンシルという名をつけられていた。
ジャンシルはソルに意味深長な話をする。
「お姉ちゃんも、かわいそうな人生だ。。。一生あのお姉ちゃんの影のように生きていくんだね。雪の花は火花に近づくと解けてなくなっちゃう。だから、絶対近づいちゃだめー」
雪の花はソル(霜)を表し、火花はヨム(炎)を表す。
ソルとヨムの運命はまた、どうなるのだろう。。。
自分を恋しがり、心を痛める家族の存在も知らぬまま、ノギョンと共に旅出つヨヌ。
ノギョン:「国の政に関わる上級巫女の座に戻ることを、どうして望むことができましょうか」
ヘガク道士:「そんなことを言うな。王室と民のため、なさねばならぬことがまだ残っているではないか」
      「月が隠れてしまったからこの国の闇がさらに深くなるじゃろうの。。。
       だが、満ちては欠け、欠けては満ちるのが月というもの。いつかは必ずその姿を取り戻す日が来るであろう。その時まで、どうかご無事で。」
ノギョン:「これだったのか、アリよ?国母の座を取り戻そうが、巫女としての生を生きようが、もう、あの娘のなすことよ。」

一方ミナ姫は、世子后を殺したことも、それを見せられたことも、このことを黙っていることで共犯者となった自分も、その全てのことにただただ恐れ震えるばかりだった。。。

フォンの成婚式の日。
空から小雨が落ちてくる。雨に打たれながらヨヌを思い出すフォンとヤンミョン。
フォンはまるで自分を包み込むかのように降る雨を眺め、目に涙をためたまま笑顔を作るのだった。

歳月は流れ、成長した世子は王の座に上がる。
臣下たちと共に打球を楽しむフォンだが、試合途中また胸に痛みを感じる。
だが今や領議政(議政府の最高官)となったユン・デヒョンをはじめ臣下たちには悟られないよう隠しながら、試合を続ける。
試合の後、宮に開く大きな穴に案内してやると臣下たちを連れて承政院(王命をつかさどった役所)に来た王フォンは、役人の不正を告訴する上書の束を見つけ、臣下たちを叱り付ける。
このことで腹を立てる皇太后は、抗議の意を表す断食宣言をする。
その知らせに、后となったポギョンが藁のむしろの上に正座をしたまま、皇太后の怒りが解け、断食宣言を撤回されるまでその場を動かないと言い、
それを聞いた王は后の元へ来て、后を抱きかかえるように立たせるが、
その耳元で自分の心までも手に入れられると思うなとささやくのだった。
交泰殿に戻ったポギョンは恥ずかしさと怒りに震えながら
「まさかまだ忘れられないのですか?あの子はもう死んだ人間です。お分かりですか?交泰殿の主人はあの子でなく、この私だということです。」とつぶやく。。。

母にねだりねだってもらってきた、部屋を共にする日付を書いた紙をヨムに差し出すミナ姫。
だが、背を向けて横になっていたのはヨムではなくヤンミョン。
自分をからかうヤンミョンに腹を立て、ミナ姫は外へ出て行ってしまう。
逸材のヨムを儀賓としてしまうミナが小憎らしいヤンミョンは毎度このようにミナの心をさかなでるのだった。
そう話すヤンミョンに、ヨムは滅門の窮地に立たされたとき、一門を救ってくれたのも、自分がこうして無事にいるのもすべてミナ姫のおかげだから、そう言ってくれるなと答える。
別れ際に、「お前と私はこうして年をとっていくのに、、、私の記憶の中のお前の妹は未だ13歳だ。。」と話すヤンミョン。
悲しみをこらえてまた笑顔を作り、帰路に着く。
その途中、想像の中で13歳のままのヨヌと対話を交わすヤンミョン。。。
ヨヌ:「何をそう考えておられるのですか?」
ヤンミョン:「お前のことを考えておった。」
ヨヌ:「宮には行かれないのですか?」
ヤンミョン:「あんなに大きな痛みを与えてしまったのに、私のことを待っているだろうか?」
ヨヌ:「待っておられます。」
ヤンミョン:「お前はいつも、主上殿下の話ばかりするのだな。」
ヨヌ:「心を置きなく話せる者が宮の中におりませぬゆえ、どれほど寂しいでしょうか」
ヤンミョン:「殿下のそばにはウンがおるではないか」
ヨヌ:「ヤンミョン様がお守りください。どうか、ヤンミョン様が主上殿下をお守りください。」
そしてヤンミョンはヤンミョンなりのやり方でフォンを守ろうと努力する。。。

その夜床につくフォンの脳裏に、ヨヌを守れなかったことへの皇太后やヤンミョンの言葉がこだまする。
苦しい思いに、ウンと共に隠月閣へ来るフォン。
「ウンよ。。ここをなぜ隠月閣と呼ぶのか知っているか?」
「隠す隠に月と書きますから、隠れた月を意味するのではありませんか?」
「近いな。。父君が初めてこれを建てられた時、池に映った月があまりにも美しく、永遠にしまっておきたいと思われたそうだ。そうして月の出ない夜にも、いつでも出してみることができたらなあと仰っていた。それでここを隠月閣と名づけられたのだ。
池に映った月をそっと隠しておいて月の出ぬ夜、そっと池の上に出して浮かべる、、それが隠月閣の正確な意味だ。」
「私もまた、ずっと前にここへ月を一つ隠しておいた。懐かしくなったらいつでも出してみることのできる様にな。。見よ、日と月が、一つの空に収めることはできぬとも、この池でだけは共におるではないか?」
池に映った月と自分の姿を見ながらそう話すフォンは、そうして自分の心を慰める。。。

山中での祈祷の途中、ただならぬ気運を感じるノギョンは、ヘガク道士からの文を受け取る。
“天機の流れが変わっておる。もう時が満ちたようである、三日後にそちらへ行くから少し会おうぞ。。”
三日後約束の場所へ出てきたノギョン。
そこには成長したヨヌ、ソル、ジャンシルの姿も共にあった。。。
懐かしさに焦がれる思いが体を蝕むフォン、何の記憶もなく育ったヨヌ、、、二人が出会う日は、そう遠くはなさそうだが。。。

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