太陽を抱く月 あらすじ 第7話

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太陽を抱く月 あらすじ全話

太陽を抱く月 あらすじ 第7話

第七回
満ちては欠け、欠けては満ちるのが月というもの。。。
いつの間にか光々と光り輝く明るい月のように美しい女性に成長したヨヌは、
どのような縁も持ってはならないという神母(自分に神霊を乗り移らせてくれた女性)ノギョンの言葉に従い、
名前もなく生きていたのだが。。。
ノギョン:「もしも、、私がいない間に知らない者が訪ねてきたとしたら、避けるのだぞ」
ヨヌ:「今日家にお客でもあるのですか?」
ノギョン:「絶対に心に残してもならぬし、縁をもってもならぬ。分かったな?」
ヘガク道士に会うため少し家を空けることになったノギョンは、ヨヌとソルによくよく言い聞かせて出て行く。

一方、王子という称号を持つがゆえに何の縁も持たず浮雲のように生きるヤンミョンは
運命のようにヨヌがいるところへ到達することになる。
ヤンミョン:「ところで、今日は市でも立つのか?なぜこうも人が多いのだ?」
お供:「ええー では知らずに来たんですか?今日この町に王の御輿行列があるらしいですよ。」
ヤンミョン:“ヨヌ。。。そなたは、どうしても陛下と私を会わせようとするのだな。”

ノギョンのいない間自由を満喫しようとするヨヌとソルは、皇帝陛下の御輿行列の話を聞く。
見に行きたいヨヌと、絶対にその出会いを許さないソル。
ところがヨヌの頼みをとうとう断れなかったソル。二人は御輿行列を見に行くのだが、
そこで差別をする捕吏と真っ向からぶつかる。
ヨヌ:「女子供にひどすぎるんじゃありませんか? 貧しく、身分の低い者は王様を一目拝見する資格すらないのですか?」
捕吏:「卑しい巫女の分際でどの目を開いてつっかかってやがる。。。この!」
ソル:「この手を切ってしまう前におろしなさい。。」
捕吏:「これは何だ?あぁ、こいつ、ひもだな?女みたいな顔しやがって。。。」
突然目つきの険しくなるヨヌ
ヨヌ:「お前、夫人が家を出たわけを教えてやろうか?それはお前のその手癖のためだ。酒さえ飲めば暴力を振るうから若い男と夜逃げするしか。。何か口に入れでもしたら胃がよじれて口の中が酸っぱくなるだろう。それでも酒でも飲んでれば苦痛を忘れられると飯の代わりに酒をあおっていたのだろう。内臓がしっかりとやられている。今すぐ酒をやめなければ寿命を全うできぬであろう。長くて一年だぞ、お前!」
ヨヌの巫女っぷりにだまされた捕吏は恐れをなして逃げ出し、騒ぎに乗じて人々を出してやる。
神気もないのに、巫女のように振舞うヨヌに驚くソル。
ヨヌはあの者の身なりと態度を見て言い当てたのだと余裕を見せる。

王の御輿行列が始まり、地にひれ伏していたヨヌは、初めてフォンと縁を持ったあの日のように、
我を失ったかのように、飛び行く蝶に見とれて顔を上げてしまう。
王の竜顔を見たヨヌは自分でも分からぬ感情があふれ、涙が溢れ出し、
それに驚いたソルがヨヌを連れて逃げ出すのだった。

遠くから弟フォンの姿を見て満足そうにしているヤンミョンの視界に、ヨヌとよく似た女性が映り
逃げるように走っていくその女性の後を追うヤンミョン。。。

捕吏たちを避けて走り去るヨヌは、突然記憶が脳裏をかすめ、わけのわからぬまま押し寄せる感情のためずっと涙を流す。
ソル:「お嬢様、正気ですか?王様の竜顔をあのように正面から見られたら。。。」
ヨヌ:「まさか。。。」
ソル:「何ですか?」
ヨヌ:「お前と私が今日のように誰かに追われたことがあったか?」
ソル:「人生こんな事を二度経験したら今まで生きていられるでしょうか」
ヨヌ:「では、、これは、、だれの記憶だろう?」

跡形もなく消えてしまったその女性。。ヤンミョンは幻想を見たのだと思う。。。
“何を期待しているのだ。既に死に、土の中で眠っている子ではないか”

御輿行列を終え、温泉に浸かるフォンは自嘲するような口調で気に入らない思いを漏らす。
フォン:「気に食わぬ気に食わぬ。。道にいた人々はどれも美しい衣服を身にまとい、顔にはつやがあふれていた。これが本当の太平盛大であるはずがない。私が選抜された歓迎人波など見る為にここまで来たと思っているのか。。。」
官ヒョンソン:「殿下は今、療養のために来られたのです。政務はしばしお忘れになられたほうが。。。」
フォン:「ウンよ。。熱い湯に浸かり、気分が一段よくなった。長い旅程で疲れているだろう。。お前もこちらに入ってまいれ。。」
官ヒョンソン:「殿下、そうでなくても宮中では噂が渦巻いておりますのに、、なぜまたそのような冗談を口にされます。。 殿下は御后様を遠ざけられウン殿だけをそばに置いておられますゆえ、おそらく、、、男色、、、  噂がどうであれ、二度とウン殿を相手にそのようなご冗談はなされますな。」
フォン:「では、、ヒョンソンよ、お前が入るか?」
当惑するヒョンソンが薬剤を言い訳にその場を離れると、会心の笑みを見せるフォンは、ウンと共にお忍びで外に出て行く。
フォンは民が疲弊して行き倒れている姿に惨憺さを感じる。
「行列の時に見た姿とはあまりに違うな。。。」
そこでぶつかった子供の事情を聞いたフォンは、工事のため引っ張られていった父を捜してやると約束をする。
そんなフォンの姿を間者(スパイ)が見つめているのだが。。。
ウン:「殿下、間者でございます。」
フォン:「分かっておる。。おそらくユン・デヒョンの贈り物であろう。。ウンよ、ここまでついてきた努力は立派であるが、ここで少々遊んでやるか?」
間者をやすやすと撒き、はらわたを煮えくりかえすユン・デヒョンの顔を思うと痛快なフォン。

そろそろお忍びを終え、帰ろうとしていたフォンは、突然降り出したやわらかい雨を見ながらかすかに微笑を浮かべる。
“ヨヌか。。ヨヌが降っているのだな。。”
その瞬間、幼いヨヌの姿がフォンの前に現れ、道を案内するかのように山の中に消えていくヨヌを追い、フォンは走っていく。

一方天の思し召しのままにフォンとヨヌをまたつなげてやろうというヘガク道士と過酷な運命にまたもさらされるヨヌが心配なノギョン。。
道士:「恋しい思いまで切り捨てることはできまい。。いつかは戻る記憶だよ。。」
ノギョン:「血の雨を見ることとなりましょう。」
道士:「天機に逆らった代価だ。。それ相応に払わねばなるまい。。」
ノギョン:「また過酷な運命に身をさらすことになります。到底二度も耐えられるような苦痛ではありません。。」

自身の運命に何が起きているかも知らぬまま、
昼間自分が感じた感情と記憶の理由を考えていたヨヌは、自分にも神気が表れてきたのだと答えを出す。
一方、ヨヌの幻影を追い、道に迷ったフォンは、霧が深く立ち込める山の中、月の光を見つける。
それは月の光ではなく、ちょうちんを持ったヨヌだったのだが、、
ヨヌ:「お待ちしておりました。なぜ今頃来られたのですか?」
フォンはあの娘が霊魂なのか、、これが夢なのか、、わけが分からずぼうっとしている。
一方ヨヌも皇帝陛下にまたお会いすることになり驚く。
ヨヌとあまりに似た女性に、ありえないことではあるが、知らず知らずヨヌであることを期待し、質問するフォン。。
「ここの主人は誰だ?雨の中、お前は誰を待っていたのだ?もし、、誰か、、待っている者がおるのか?」
「神母様を、、外出された神母様をお待ちしておりました。」
まさかとは思ったが、やはり待っていたのが自分ではないことにフォンは少しがっかりする。
心を落ち着かせようとしてもこの女性にどうしてもヨヌの姿が思い出されるフォンは、恋しい思いが幻を見せているのだと考えようと努力する。
フォン:「四書五経を読む巫女とは。。なんとも高尚な趣味だが、巫女が遺法経典を読んで何に使うというのだ?」
ヨヌ:「ただ世の中の理知を少しでも知りたいと少し読んでいるだけでございます。」
フォン:「一介の巫女が世の中の理知を知ったとて何の得がある」
ヨヌ:「一介の巫女ではありますが、個人の得のため読むのではなく、他の者に得になればという願いで読んでおります。また、昔の聖人たちの御言葉を読み世の中の理知を知ってゆく楽しみをもう知ってしまい、止めることができませぬ。」
フォン:“そんなはずがない、、死んだ娘が生きているはずがないではないか、、ただ似た女人であるだけだ。。これは夢だ。。錯覚だ。。恋しい思いが実体となり、私を惑わしているのだ。。”
飲酒を断るウンに、「酒に何が入っているのか毒見もしないのか」ととがめるヨヌに驚き、フォンは尋ねる。
フォン:「なぜ分かったのだ。。私がこの国の王であることを。。お前がどうして知っているのだ?以前私に会ったことがあるのか?」
ヨヌ:「私はただの卑しい巫女でございます。殿下とご縁があるわけがないではありませんか。」
フォン:「嘘だ!」
ヨヌ:「どなたの御前で嘘などつけましょうか。」
フォン:「では、お前が本当に巫女だというのか。。」
ヨヌ:「幼い頃神霊をこの身にお迎えしてからというもの、ずっと巫女として生きてまいりました。」
フォン:「では私が王であることをなぜ知っていたというのだ?さあ答えよ!」
ヨヌ:「不忠にも、、今日御輿行列の時に竜顔を拝見してしまいました。」
知らぬうちに女性にヨヌを感じていたことが、、また吹きすさぶこの感情を耐えることができぬフォンは女性から抜け出そうとする。
「ウンよ、雨が止んだようだ。。もう、帰ろうか。。」
なかなか立ち去ることのできぬフォンが重い足を動かそうとしながら、ヨヌとよく似たこの女性に「月」という名をつける。
フォン:「名は、、なんと申す?」
ヨヌ:「恐れながら、名前がございません。縁に縛られぬようにと神母様が名前を下さりませんでした。」
フォン:「結び付けられる縁が嫌で、、名づけなかった、、このようにしばしかすめたのも縁。。私はお前を月と名づけよう。。ただ温かい酒への礼だと思え。」

一方ヨヌを懐かしく思うまた一人の男ヤンミョンも、昼の女性を思い浮かべていたのだが、、
「魂魄ででも、皇帝陛下にお会いしたかったのか?たとえ私に会いに来たのではなかったとしても、、嬉しかった。だが、次の生ではどうか、、私を先に見てくれ。。」

帰ってきたフォンはヤンミョンと再会し、酒を酌み交わしながらウンを相手に賭けをする。
賭けに負けたヤンミョンに、ヨヌに対する思いを聞くフォン。
ヤンミョン:「心に抱いたとしても、、もう死んだ者ではありませんか。忘れようとすると恋しくなり、恋しくなると簡単に忘れてしまうのが人の心。。忘れてしまうのも、恋しがるのも嫌で、臣はただ、あの娘がこの世にいないということだけ、心に残しております。」
昼間に出会った女性にヨヌを感じてならないフォンは、自分と同じ心のヤンミョンからヨヌがこの世にいないということを再確認させてもらう。
宮に帰ったフォンは、無理な賦役と過度な貢物乱用に疑問を抱き、ユン・ドヒョンを追及する。
「何よりも私が知りたいのは、一体その多くの炭はどこに使われたのか、工事に徴用された人員も200人に達するというが、その多くの人々はみなどこへ行ったのか、ということだ。
退庁するまでは工事に動員された人力名簿と工事進行状況、経費使用内訳を詳しく文書で作成し上げるように。私が直接吟味した後、その責任を問うからな!」
いちいち自分たちのやることに干渉してくるフォンの命まで手にしようとするユン・デヒョンは、深夜内密に巫女クォン氏に会い、上級巫女の座をかけて取引をする。
「明日、、ご病気の玉体を拝見することを考えると、今から心配じゃのう。」

フォンはただの通りすがりの縁だと思い、忘れようと努めるが、ヨヌの感じを拭い去れぬその女性が何度も浮かび、心中穏やかでないのだが、官ヒョンソンの懇ろな願いにより、自分に会いに来た后ポギョンを通す。
フォン:「夜分にここまで何の御用ですか?」
ポギョン:「後宮をお召しください。 私でなくても構いませぬ。後宮をお召しになり、元子をご覧くださいませ。」
ポギョンはなんとしてでもフォンの心を手に入れようと、後宮というカードを出すのだが、そんなポギョンの手を読んだフォンは、そんなポギョンの偽善が嫌いだと言い、言いたいことが終わったら出て行けと促す。
憤る心を抑えながら帰っていこうとするポギョンはフォンに訴える。
「いつまで亡霊にしがみついているおつもりですか?生きる者が入らねばならぬところになぜ死んだ者が居座っているのですか?殿下の目には私の心が見えないというのですか?私はいつまで死人のライバルとして生きねばならぬのですか?」
だが、フォンは突然苦しみだし、そのまま失神してしまう。
「殿下、、殿下、、誰か、誰かおらぬか!」

この一件で皇太后はノギョンを宮に呼び寄せようとする。
「人の力でだめならば、、天の力でも借りねばの。。巫女ジャン氏を呼ばねばならなさそうだ。。」

床に伏せている間もあの女性で頭がいっぱいのフォンは、ウンに彼女を探し連れてくるよう命ずる。
だがヨヌを心配するノギョンが引越しをし、ウンがついた頃には家の中はもぬけの殻であった。
皇太后の命により観象監の教授たちがノギョンを探しに来るが、自分の神気はもう尽きたと、これ以上皇太后の元へ行くことはできないとノギョンは断る。
だが、観象監の教授がヨヌの観象に目を留める。
昼から見えないソルを探すため鍛冶屋にやって来たヨヌは、霊力で探してみようとするのだが、あの時と同じような感覚は感じられない。
“では、、あの日私が見たのは一体何であったのだ?”
自分が見たものがなんであったのか、フォンの瞳がなぜこうも痛いのか不思議に思っていると、
観象監教授の命を受けた者に拉致されてしまうヨヌ。
暗く狭いところへ閉じ込められ、墓の中に閉じ込められていたときのトラウマが再発し
息のできなくなる苦痛と共に、また他の記憶がヨヌの脳裏をかすめる。。。
“これは、、誰の記憶なの。。?”

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