太陽を抱く月 あらすじ 第9話

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太陽を抱く月 あらすじ全話

太陽を抱く月 あらすじ 第9話

第九回
自分の寝所に入り込み、体に手まで当てている者に火のような怒りを見せるフォン。
フォン:「誰だ?身の程知らずにもここに入り込んだのはどこのどいつだ?申してみよ!お前は誰だ? 灯を持て!何をしている!部屋の灯りに火をともし、明るくせよ!」
明るくなった室内で、フォンは自分の寝所への侵入者が月であることを知り驚く。
フォンは、月(ヨヌ)を間者だと思い、誰によって送り込まれたのかと問いただすが、
ヨヌは、間者だなんて滅相もなく、自分はただの厄受け巫女だと答える。
そこへヨヌを送り込んだ張本人、ナ・デギル教授がやってきて、ヨヌを星宿庁所属の巫女で、王の健康の回復のため送り込まれただけ、人ではなくただのお守りだと思ってくださいと説明する。
フォンは人でもないものが自分の体に手を触れたのかと怒り、いつ首を切りつけられてもおかしくなかったこの状況をどう説明する気だと咎める。
その言葉に、ヨヌは玉体に手を触れた罪を認め謝罪し、それでもどうか自分に弁明する機会をくれと懇願する。
ヨヌはこの国を背負って立つ王の疲れや悩みを、足りない身ではあっても少しでも取り除いて差し上げたい、安らかな心で眠らせてあげたいという真実な思いからそのような行動にいたったと話すが、
それで自分の心の深いところに秘めた心は読めたのかと尋ねるフォンに、
ヨヌはフォンが寝言でつぶやく女性の名前が、フォンの苦痛と関係あるようだと話す。
月の顔や月の言葉に心の揺れるフォン。
“違う!この娘はヨヌではない!ヨヌならば、自分の名前を聞いても知らぬ振りをしているわけがないではないか。錯覚だ!誘惑されているのだ!振り、、切る、、のだ、、、!”
「その女を今すぐ、宮の外へ追い出せ!何をしている!聞こえないのか!」
「殿下、、、殿下、、、殿下、、、」
ナ・デギル教授はヨヌをすぐに密室に閉じ込めるよう命じ、辺境に追放するから、自分の命なしには水の一滴すら飲ませるなと言う。
密室に閉じ込められたヨヌは、再び息ができなくなる。。。
自分を温かく包んでくれたその手、自分を呼ぶ切ないまでの声に、心の揺れるフォンは、頭の中がぐちゃぐちゃになり、
一方、ただただ王を慰労して差し上げたかっただけなのに、自分が卑しい巫女であるがゆえにこのように誤解を受けることがあまりにも悲しく、悔しいヨヌ。

傷の治ったヤンミョンは、あの時の巫女を探すため参内し、観象監へやって来る。
頭の傷を見せながら観象監を追い詰めていくヤンミョンは、あの時の巫女はどこにいるのかと尋ねる。
厄受け巫女として寝所に入れたことを口外することのできない教授は、秘か事をもくろんだとして辺境に追放されたと嘘をつく。

王のいる康寧殿に向かう皇太后と出会うヤンミョン。
皇太后の足取りがなんだか急いで見えて、もしや王の身に何かあったのかと尋ねるヤンミョンに、
皇太后はそれを期待しているのかと聞き返し、最近邪な者たちが君子にたかっているらしいと話す。
皇太后は巧みな話術でヤンミョンに嫌味を言うが、
ヤンミョンはそれ以上の手腕で皇太后に嫌味を返す。
これまでどんな冷遇にもただじっと耐えていたヤンミョンが自分に真っ向から言い返すので、
年若いヤンミョンの態度に皇太后は不安感を大きくする。

前夜の騒動のため自分の元を尋ねてきた皇太后に、フォンは、自分は大丈夫だと言うのだが、
皇太后は「もっと康寧でなくてはなりません、そうすればヤンミョン君を王座に据えようという邪な者たちもこれ以上寄りつけないでしょう。」と言い、ヤンミョンと距離を置くようにと進言する。
先王のように、またも王座をめぐって兄弟間の絆を切ってしまおうとする皇太后。
フォンの心の悩みは深くなるばかりだ。

皇太后との一件で心が複雑になったヤンミョンは、出家した母の元を訪ねて来る。
美しい顔がもったいないほどに何の飾り気もなく過ごす母の姿に心を痛めるヤンミョン。
母ヒビンに、「もし、万が一、王に何か災いがあれば、母は大妃の座につかれるのか、、、」と言いかけるヤンミョンだが、
母に「そんなことを言ってはいけない、王の安位こそがヤンミョン君の安位であることを忘れてはならない」とたしなめられる。
「どうか、どのような風にもたわまないでください。揺さぶられないでください。その道だけが王の玉座を平安にし、ヤンミョン君が無事でいられる道でございます。」
「母上は輪廻を信じますか?私は心を空にしました。権力にも富貴栄華にも、何にも欲心はございません。ただ一人、、、生まれ変わりというものがあったなら、もう一度会いたい人がいるだけでございます。その人が私を分からないかもしれない、、今回もまた、私でなく他の者を選ぶかもしれない、、ひょっとするともう会っているにもかかわらずまたもや逃してしまうかと、それだけが心を悩ませております。」

一方フォンはウンに、ヤンミョンのことを悪く言う周辺の声に自分が負けてしまいそうで苦しい思いを吐き出す。今日ばかりは王という立場が苦痛にしか感じられないと言うフォン。。。
心配で心も体も重く感じられるこの瞬間、フォンは月(ヨヌ)の言葉がふと思い出され、
ウンに月が間者であるのか調べてくるよう言うフォンは、
払いのけようとしても自分でも知らぬうちに心が動いていることに恐れを感じる。

一方、恐れと苦痛の中で眠ってしまったヨヌは、夢の中で母を訪ねて行き
母もまた、夢で自分を訪ねて来たヨヌが「母上」と続けざまに呼んで消えてしまったことに心を痛める。
それを泣きながらヨムに訴える母。
そんな姿を見て心を重くするミナ姫。
ヨヌの帰ってくる時が満ちたためだろうか、
ヨヌは彼女を恋しく思う人々にも、また煙たがる人々にも夢で現れ、それぞれの夜は深まっていく。。。

次の日、皇太后から厄受け巫女の話を聞いた世子妃ポギョンは、
父に巫女を下げるようお願いしてほしいと話すが、父は「国母となる者が一介の巫女ごときに嫉妬するなど」と、そんな娘を叱責する。

自分に不吉な予言をしたアリの同僚であったノギョンが星宿庁に帰ってきたという事実が気に食わないユン・デヒョンは、皇太后の元を訪ねる。
久しぶりにやって来たデヒョンに、トップの座に上り詰める前は足繁く通っていたくせに、最近では全然顔を見せないと嫌味を言う皇太后。
そんな皇太后の態度に、デヒョンは“牙のない虎が、まだ自分が藪の主人だと思っておる。。。”
デヒョンは世子妃殺害事件に深く介入したノギョンを追い出してほしいと請うが、
皇太后は巫女クォン氏もまたウィソングン殺害事件に深く介入していると、これを拒絶する。

ヨヌは刑を執行されるという一触即発の状況に陥り、
フォンの元へウンから報告が入る。
「その女人は間者ではありません。罰されるのでしたら、女人の不忠を見ながら傍観していた臣も共に。。。」
「女人の側につくとは、、、ウン、お前らしくないな。分かっておる。危険なのは、あの女人ではなく、まさにこの私だ!」
一方ノギョンもまたこの状況に心を悩ませる。
“どうしたらいいのだ、、アリよ。。。真実を明らかにすれば生きようが、必ずや死ぬことになるであろう。このまま置いておけば生きるとしても生きた命ではなくなるだろう、、私はどうしたらいいのだ。。お願いだから答えてくれ、、アリよ。。。”
ノギョンがどうにもできずにおろおろするしかなかったこの時、
フォンの命により月の求刑は中止となり、月にはそのまま任務を続行せよと伝えられた。

ただ巫女ということで受けざるを得なかった冷遇と誤解が体にできた傷よりも痛いヨヌは、
殿下に文を書こうと決心し、詩箋を買いに行く。
そのとき、先日自分を救ってくれた恩人(ヤンミョン)との約束を思い出し呉服屋へ行くと、そこでまたヤンミョンに出会うのだった。
ヨヌはヤンミョンとの会話でまた過去の記憶が少しずつ思い出される。
ヨヌ:「もしや、王親でいらっしゃいますか?」
ヤンミョン:「それをなぜ知っておる。。。」
ヨヌ:「神気でございます。今少し、旦那様の過去が見えました。」
ヤンミョン:「ただの神気だというのか」
ヨヌ:「恩返しと言っては何ですが、巫女として一言申し上げてもよろしいですか。
もう、心に秘めたその方を手放してくださいませ。新しいご縁のため、心の一部屋を空けてくださいませ。
これ以上作り笑いで本心を隠したり偽ったりなさらないでくださいませ。
自分の心に嘘をつき、偽装しながら生きていくのはあまりにも心痛いことではありませんか。。。」
誰にも分かってもらえず、分かったとしても入ってきてくれなかった自分の心の痛みを
真実な思いで話してくれるこの女性に特別な感情を感じるヤンミョン。
ヤンミョン:「名を聞いてもよいか?」
ヨヌ:「恐れながら、名前が、、月、、月と申します。」
ヤンミョンが少し思いにふける間にヨヌは急いで商店を抜け出すが、
その際自分の母とぶつかる。
目の前に母を見ながらも思い出せずに一言謝り、立ち去ってしまうヨヌ。
母もまた、そんなヨヌを目で送りながら「ヨヌが生きていたらあれくらいかしら、、、」とつぶやくのだった。

自分の心をこめて誠心誠意文を書いたヨヌは、重い心のまま康寧殿(王の寝所)に向かう。
だが部屋に入ると既に休んでいるはずのフォンが起きていた。
フォン:「驚いたか?内医院で出される茶を飲まなかった。これからもずっとそうするつもりだ。だから、お前はお前が言ったことに責任を取らねばならぬ。眠りについている間だけでも政務の疲労を忘れろと言ったな?」
ヨヌ:「そうでございます。」
フォン:「心深くに抱く苦痛を下ろせと言ったな?」
ヨヌ:「そうでございます。」
フォン:「私は今とても疲れておる。心深くに、望みもしない苦痛が根付こうとしておる。だから、お前が私の疲労を忘れさせてくれねばならない。私の心深くに根付こうとするこの苦痛を、お前が眠らせてくれねばならぬ。分かるか?」
ヨヌ:「やらせてくださいませ。お許しくださるならば、王様に害する災いを臣が食い止めてみせます。お心を痛める疲労と苦痛を臣が慰労して差し上げます。臣、微力ながら、王様の玉体を守る任務を仰せつかった厄受け巫女でございます。当初から一月と規約してきたもの、与えられた期間だけでもその任を果たすつもりでございます。」
その頃、父ユン・デヒョンに言われたものの、厄受け巫女に対する不吉な予感を打ち消すことのできないポギョンは
康寧殿へそっとやって来て、少し戸をあけて中をのぞく。
そこでポギョンは、ヨヌを見つめるフォンの目に哀切さを感じるのだった。。。

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