太陽を抱く月 あらすじ 第11話

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太陽を抱く月 あらすじ全話

太陽を抱く月 あらすじ 第11話

第十一回

康寧殿に向かっていた月は自分を掴んだ手に驚く。
月を引き止めたヤンミョンは必死なまなざしで、自分のことが分からないかと尋ねる。

すると警備の人間がヤンミョンを不審者と間違え手をかけるのだが、
ヤンミョンは先王の息子だと言い、警備のものを圧倒する。
だが今度はそこへノギョンが現れ、月を先に行かせる。

ノギョンは月をただの呪符だと言い、そのようなものに恋心を抱くなと言うのだが、
ヤンミョンは自分の人生も紙切れみたいなものだったと受け流す。

だが、ノギョンは結ばれることのない縁だと言い切るので、
ヤンミョンはそんなことを誰が決めたのだと怒る。
ノギョンは、巫女として神の言葉をただ伝えるのみだと答えると、
「それは、神でなく私が決めることだ。。」とヤンミョンは返すのだった。

だがノギョンは、これ以上深入りするとヤンミョンだけでなく月の命にも関わるから、
月を思う気持ちが少しでもあるのならば月を遠ざけてほしいと話すのだった。。。

一方フォンは、ヨヌと感じの似ている月が、書体まで全く同じなので心の中に渦巻く質問を次々に投げかける。
生まれた場所はどこか、父母兄弟はどこか等々、、、
記憶のない月は、巫女はその体に神を宿したときから新しい人生をスタートするのであって、その前のことは全て忘れると話す。

するとフォンはそれでも巫女となる前のことを細かく、具体的に思い出せと要求するのだった。
だが月は、王が自分の中にまた違う誰かを捜し求めているのが悲しく、
その悲しみに耐え切れず、泣きながら、もう質問をやめて下さいと請うのだった。

「どうか、おやめください。。私は願われる答えをお答えすることができません。私は、、その方ではないからです。。。」
フォンの中でヨヌに会いたくて狂いそうな思いと、月に対する申し訳なさが交錯する。。。

一方、星宿庁に戻ったノギョンは、ヨヌの身に関わる問題に、個人的な感情を先立たせ、
いたずらに口外したジャンシルを追い出そうとする。
ジャンシルは泣きながら
「許してください、神母様、、許してください。お兄ちゃんがかわいそうでやりました。一つぐらいは、、一つぐらいは、お兄ちゃんにあげたかったんです。王様は全てのものを持っているけれど、お兄ちゃんは、、、」

「月よ、お前までも殿下に先にお会いしたのか?お前までも殿下のおそばをお守りすることにしたのか?」

その頃宮を出たヤンミョンは、自分の望むものはただの一つさえ手に入れることは許されない現実に、
イライラを通り越して憤怒を感じ、自分の最後の宿り木である母の元へやってくるのだが、、、

ヤンミョン:「母上こそ、このような刻に何をされているのですか?」

母:「私は、いつもそうしているように、王の無事康寧のため、、、」

ヤンミョン:「一度ぐらいは、、殿下より先に!私の名前を呼んで下さることはできませんか?」

母:「どうしてそのように不忠なことを口にするのですか?」

ヤンミョン:「不忠だ!耐えよ!捨てよ!隠せ!揺るがされるな!母上はうんざりしませんか?一度くらい、、ただの一度くらいは、、お前のやりたいようにやってみよ、一つぐらいは欲を出してもよい、そのように言ってくださることはできないのですか?私はもうこれ以上、他人のために生きはせぬつもりです」

ヤンミョンの憤怒がジャンシルに届いたのか、すすり泣きながら許しを請うていたジャンシルが、一瞬にしてヤンミョンに憑依された。

ジャンシル:「母上はなぜ、私に他人のために生きよとだけ言われるのですか?笑いたければ笑い、怒りたければ怒り、奪いたければ奪いながら、そのように生きていきます!」

ちょうどそのときヨヌが星宿庁に帰ってくる。
ジャンシルはヨヌをつかまえて哀願する。。

ジャンシル:「逃げよう。。私と共に逃げよう。。。」
ヨヌ:「ジャンシル?」
ジャンシル:「私ならお前を守っていたであろう。私なら、お前をこのように放っておいたりしなかったであろう。」
ノギョン:「その口を裂かれる前に、今すぐ、、、やめよ!」

ノギョンの気により憑依は解かれ、ジャンシルは追い出される。

そしてヨヌもまた、ソルとともに星宿庁を出て行きたいとノギョンに話す。

理由を尋ねるノギョンに、ヨヌは全力で殿下の心身の苦痛を取り除いて差し上げるべく努力したけれど、自分に他の誰かを探し求めて混乱に陥っている殿下の姿をもう見ることができないと答える。

ヨヌに対する心と、、月に対する心、、その間で混乱するばかりのフォンは、昨晩一睡もすることができず、そんな時ヨヌの文に疑問点を見つける。
それは、“父上がじき薬を持ってこられます。されば永遠に、、殿下にお会いすることもできなくなるでしょう。。”という一節。
当初は自分の死を予感しての言葉だと思っていたフォンだが、よくよく行間を読み解くと、その薬を飲んだら死ぬかのように、解釈できるというのだ。

そこにいるウンとヒョンソンと話し合うフォン。

ヒョンソンは、ヨヌの父は高邁で名望高い人物であったから、まさか自分の娘を殺すようなことはしまいと言う。
フォン:「それを知っているからおかしいと言うのじゃ。そういえばおかしい点は一つ二つではない!健康な世子妃であった!そんな妃が突然死んだにもかかわらず、真相解明すらされず覆われてしまった。世子妃の死が単純な病死ではなかったとしたら。。。」

ヒョンソン:「ならば、前弘文館大提学ホ・ヨンジェは子供を殺した殺人者となります。」

フォンはヨヌの死の真相を明らかにしようと最後に飲んだ薬について調べようとするのだが、方法を探すことすら簡単ではない。。

一方ヨムはフォンの勧誘で地方に旅行に行くことになり、
ヨヌの死に自責の念を抱き生きてきたミナ姫にとって、夫と長期間離れて過ごすということは不安でたまらない。。。

フォンとユン・デヒョンを始めとする外戚たちとの、ヨムをめぐる駆け引きは、どちらも譲らず、
便殿を出てきたフォンは、世子妃が死んだ年の承政院日記を手に入れる、よい手を思いつく。
「ウンよ、、久々にちょっと遊んでみるか」
フォンは先日承政院が上書を上げなかったことを口実に、承政院で少し騒ぎを起こし、その隙にウンとヒョンソンが承政院日記を掠め取ることに成功した。
だが、承政院日記にも詳しい記録は残っておらず、これにフォンはヨヌの死に何か秘密が隠されていることを確信する。
フォン:「おかしなくらいに何も書かれておらぬ。8年前ヨヌが死んだ当時、承政院日記を見れば詳しい状況が分かると思ったのだが、ただ単純な病死とだけ書かれておる。。。だが、もう一度考えてみても余りにも突然すぎる発病ではなかったか?時期もまた、できすぎなほどに適切であった。むしろ后に選ばれる前に発病したならば、大提学の家門には何の害も及ばなかっただろうに。后として封じられた後ならば!!あれほどまで悲惨に追い出されることもなかったはずだ。なぜよりによってあの時だったのだ?なぜ?」

月を見張るスパイとして放った侍女から厄受け巫女がヨヌと似ているという話を聞いたポギョンは、皇太后殿に向かう途中
隠月閣ですすり泣きの幻聴を聞き、不吉な予感に足早に立ち去ろうとするが、
ちょうど皇太后に厄受け巫女を下げたいと願いを上げて出てきたノギョンと出くわす。
ポギョン:「そなたの神娘が泰殿に入った後から殿下がご健康になられたとか。。。ところで、その巫女が、、死んだホ氏の娘と似ているのか?」
ノギョン:「それをどうして聞かれますか?」
ポギョン:「女には目もくれなかった殿下があのように易くおそばを任されたというのもそうだし、
その娘とそんなに似ているのか?」
ノギョン:「私の目にはただの平凡な娘でございます。」
ポギョン:「私もいつかその娘に直に会い、その功を称えたいのだが、、いつごろなら、、」
ノギョン:「お顔に、、心配事が浮かんで見えます。いつから隠月閣に泣き声をお聞きになりましたか?ご心配なさらないでください。。私の神娘はじき、宮を去るでしょう。相室の日もまた早められるでしょう。すべてのことがお后様の思い通りになりますから、皇太后殿に別にお願いされなくてもよいでしょう。」
ポギョンは厄受け巫女が宮を去るという事実と、相室の日が早まるという言葉に安心する。

ヨヌはジャンシルから、安全に過ごしているから、荷物を持ってきてほしいという文を受け、ジャンシルの荷物をまとめてやる。
その際死ぬ前にフォンからもらった「太陽を抱く月」のかんざしを見つけるが、騒がしい音に急いで荷作りをする。

フォンは事件の短所を探そうとするが、内幕を知っていそうなものたちは誰ももうこの世におらず、確認する術がないのだが、、、
「明らかに先王も疑問を抱き、隠密に捜査をされているはずだ。承政院に残っていない秘密記録があるに違いない。だが、先王はもう崩御されたし、当時ヨヌの治療に当たった御医は先王崩御時薬を飲んで自害した。ヨヌに疑問の薬を飲ませた大提学もまた既に病気で世を去った。。。当時のことを知っていそうなものたちは全て死んでおる。生きている者は、、誰も、、
生きている唯一の者!!先王の最もそばでお仕えした、ジョン・サンソン内官。。
ウンよ。。」
フォンの命により雪だるまを作って持ってきたヒョンソンは、
またもフォンが自分を出し抜いて内密に外出されたことに気づき、渋い顔をする。。。

ジョン・サンソン内官の家を訪ねたフォンは、彼が自分を避けるため隠れていたことを知る。
いたずらに出て行って万が一にでも自決してはいけないので、こけおどしの言葉だけを残して帰る。
先王が真実を隠そうとしたことを確信したフォン。
どこかにあるはずの機務報告書の行方をどう捜すか、よじれたこの一件をどこからどう解けばよいか、山積みの問題に頭の痛くなるフォンは、少し風に当たろうとする。

一方ジャンシルに会うため町屋の通りを歩くヨヌは、また突然幻聴が聞こえてくる。

彼女の中のばらばらになった記憶が脳裏を走り
得体の知れない不安感と悲しみにくらくらしたヨヌが倒れそうになった瞬間、
いつの間にかそばに来たフォンがその体を支えてやる。。。
互いの目に微妙な感情を読み取る二人。

偶然のこの出会いを内心喜ぶフォンは、気まずい雰囲気を和ませようと、ヨヌのせいで頭が痛いと冗談を言う。
だがそれを本気にし、心からフォンを心配するヨヌ。

心配そうな瞳で自分を覗き込む月に、ヨヌと似た女性としてではなく、月として恋心が芽生え始めたフォンは
そんな気持ちにも気づかぬまま、引かれるように彼女から視線を外すことができずにいた。

だが、こんなフォンの心も知らぬまま、自分から離れていこうとするヨヌ。

別れるのが惜しく、フォンはヨヌをつかまえようとするが、ユン・デヒョン一行の登場に、急ぎその場を離れるのだった。
ヨヌもまた、もう二度と会うことはないだろうと思われた王に偶然再会したことが嬉しかったが、
思いを寄せてはいけない相手であるためこうして去らざるを得ないことに気が重い。

そのとき、子供が身分の高い旦那に怒られている声を聞きつけ、見過ごせないヨヌはそこへ出て行く。
身分の高い旦那に子供を許してやれといいながら、対等にやり合うヨヌ。

怒った相手は捕盗庁に突き出すと怒鳴り、その瞬間危険を顧みず現れたフォンが彼女をさらうかのようにつれて行く。

だがその様子をユン・デヒョンが見ていた。。。

安全な場所まで逃げたフォンは、安堵とともに心配するあまり、ヨヌを怒る。

フォンの言葉に、自分は正しいことをしたまでだと言うヨヌ。
それはそうだが、、と言い返すフォンに、ヨヌは世宗大王の頃の重臣の話を例えに出しながら、高貴な人物であればあるほど自分の身の振り方に厳しくなければならないと言い
そんなヨヌのまっすぐさが嫌いではないが、顔には出さないフォン。。。

フォンが話を続けているのにヨヌは別のものに気をとられている。

その先を見ると、人形劇が演じられており、フォンもまた思い出にふけるのだった。

人形劇を見物していけという手に引かれては来たものの、持ち金がなく困っているフォンの代わりに
金を出してやるヨヌは、決まり悪そうにする王の姿をかわいいと思うのだった。

座る場所も窮屈で、劇に集中できないフォンがしきりに姿勢を変えるので、
他の観客からクレームが飛び、フォンは自分が誰か知っての狼藉かと言い返すが、何の効果もない。

フォンは自分と違い集中して公演を見る月が、人形劇の好きだったヨヌと似ていて、月を優しい目で見つめる。
フォンの視線に気づいたヨヌ。

ヨヌ:「その方には、お会いされましたか?」
フォン:「会えなかった。。。」
ヨヌ:「なぜ会えなかったのですか?」
フォン:「その娘はもうこの世におらぬからじゃ。」
ヨヌ:「なぜ、、」

フォン:「私のせいだ。。守ろうとしたが、守れなかった。。言いたい言葉がたくさんあったが、言ってやれなかった。
それゆえ、私はまだその娘を送ってやれないのだ。
巫女は霊魂と対話を交わすことができるというが、本当か?」

ヨヌ:「そうだと、聞きました。」
フォン:「ではお前がその娘に伝えてはくれぬか?」
ヨヌ:「何をお伝えしましょう」
フォン:「私がとても、本当にとても、、好きだったと。。。」

月に自分の心を開いていくフォンは、今まで他の誰にも言わずに自分の中にしまっていた言葉を吐き出す。
自分の心がずきずき痛むのを感じるヨヌは、嬉しそうな、また悲しそうな瞳でフォンを見つめる。

一方、なかなか来ない月を迎えに出てきて、見つめ合う二人を目撃したヤンミョン。
昔のようにじっと互いを見つめる二人を、ただ見ることしかできぬ自分がやるせない。。。

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