太陽を抱く月 あらすじ 第12話

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太陽を抱く月 あらすじ全話

太陽を抱く月 あらすじ 第12話

第十二回
人形劇を見ながら互いを見つめ合うフォンと月。
そしてそんな二人の様子を悲しげに見ているヤンミョン。

引き返そうとしたとき、ヤンミョンは長年の友、ウンに出会う。
ヤンミョン:「お前は、、いつから知っていたのだ? 聞き返さないところを見ると、やはり知っていたのだな。。。」

ウン:「そんなに似ていらっしゃいますか?」
ヤンミョン:「主上殿下がそう仰っていたか? あの娘と、、似ていると、、それで私に言うなと、口を封じられたか? お前ももう、完全に主上殿下の人間となったのだな。。。」

長年の友と主君の避けられぬこの運命が、、ただ苦しく胸の痛いばかりのウンは、寂しそうに帰っていくヤンミョンを見つめることしかできない。

人形劇を見終わったフォンは、楽しかったとは言うものの、内容があまりに現実離れしており陳腐だったと不満を言う。
月は劇に出てきた主人公の女性と自分が重なって見えていたため、フォンの酷評が少し辛いのだが、
「人と人との間に起こることは、論理でだけ説明できるものではありませんよね」と答え、
そんな月の目が悲しそうに見え、フォンもまたそれ以上言葉を続けられない。

フォン:「ま、、なんだかんだ言っても、、お陰で楽しく見たということだ。。金は必ず返すから、心配するな。」
月:「お気になさらないでください」
フォン:「私は借りを作ってはおけない性分だ。 必ず返すから、後日別に、、あ、どうせ夜にまた会うのだな。」
自分を見つめる月の瞳が恥ずかしいフォンはまた会う時間を約束して去り、
最後になるフォンの後姿をずっとその場で二つの目に納めようとするヨヌの心は、ちくちくと痛むのだった。

名残惜しい足取りで星宿庁に向かうヨヌは、すっかり忘れていたジャンシルの頼みを思い出し、急いで行こうとするのだが、、

ヤンミョン:「なぜこうも遅かったのだ?うまくいけばお前も、ジャンシルのようにこわーいお姉さんたちに耳を引っ張られていくかもな」
月:「では、ジャンシルを世話してくださっている方は。。」

ヤンミョン:「私だ!行く当てがないと私の元を訪ねてきた。」
月はとても心配したと、助けてくださりありがたいと挨拶を残して去ろうとするのだが、
そんな月にヤンミョンは尋ねる。
ヤンミョン:「そんなにも心配したという人が、、なぜ、、今頃ジャンシルのことを思い出したのだ?」
月:「はい?」
ヤンミョン:「探しに来た人を忘れるほどに、待っている人を忘れるほどに、お前を引っ張るものがあったということか? 一度までは目をつむるが、二度目以降は自信がないぞ」
月:「何のことでございますか?」
ヤンミョン:「他の場所、他の者にわき目をするお前を見るということ、、、」
月:「旦那様、、? ちょっと、、旦那様?」
ヨヌは自分の心の内をさらけ出したかと思うと突然去っていくヤンミョンを
驚いたように見つめ、呼びかけるが
ヤンミョンは自分の心をまた抑え、歩いていく。

一方、宮に戻ったフォンはヒョンソンの恨みがましい訴えを聞く。

ヒョンソン:「お忍びでお出かけになられるおつもりでしたら、私に前もって教えてくだされば。。なぜ必要もない雪だるまを作ってこいと命じられたのですか? 誰も踏んでいない白くきれいな雪でだけ作ってこいと仰いますゆえ、私屋根の上にまで上ったので、危うく落ちて死んでしまうところでした。。。」

フォン:「幸いにも生きておるではないか」
ヒョンソン:「どうして、、どうして、、そんなにも冷たいのですか?私のこの腫れあがった手が殿下の竜顔には見えないのでございますか? 冷たい雪を固めて、もう少しのところで凍傷にかかる、、! 何をされるのですか、、殿下、、?」
フォン:「こちらへ来い、、私の熱い胸で、、お前の手を溶かしてやろう、、」

ヒョンソンはあたふたと逃げようとする。。。
フォンは冗談でヒョンソンを困らせ
ヒョンソンの出て行った後、準備しておいたお金を見つめ、月との再会を考えておのずと笑みがこぼれる。

ポギョンは厄受け巫女が宮を出て行ったとはいうが、ヨヌと似ているという話が気になり直接顔を確認しようとするのだが、
ノギョンの命により別の巫女が出てきたことを知らぬポギョンは、少しも似ていないその巫女を見て笑うのだった。

康寧殿の戸の開く音がすると、フォンは待ちに待った月をフォン流のやり方で歓迎する。
下を向いたまま遅いと嫌味を言って、フォンが顔を上げると、前に立っていたのは月ではなく中宮ポギョンであった。

8年前、ヒョンソンの間違いによりヨヌではなくポギョンが来たときと同じように、一瞬にして顔を険しくするフォン。
ポギョンはフォンの心が未だヨヌのものであることを確信し、今は死んだヨヌに代わり卑しい巫女のものとなってしまったという事実に憤怒する。

聖心を自分のものにすることができぬなら、それ以外の全てを牛耳ろうと決意を固めるポギョン。

「殿下の心中に誰がいようと、殿下の聖心が誰に向けられていようと、この国の国母は私でございます! お分かりですか! 殿下の隣はまさにこの私のものであるということです。 じき、殿下もその事実を認められることになるでしょう。」

月は星宿庁を去る身支度をしているのだが、王に一言も言わぬまま去ることが引っかかり、浮かない表情だ。
だが、月が去るという知らせを聞いた王がヒョンソンをよこし、また康寧殿に伺うことになる。

ヒョンソン:「殿下がまたお呼びした理由を誤解してはなりませんよ。 殿下は今、、あなたと別の人を混同しておられて。。」
月:「なぜ、、私に敬語を使われるのですか?」
ヒョンソン:「あ、、私が、、私がそ、そうだったか?」
月:「混同しているのはヒョンソン様も同じではいらっしゃいませんか。 ご心配なさらないでください。 ヒョンソン様が心配されていることが何かよく分かっております。 聖心を誤解したりはしません。」
ヒョンソンもまた、利口で落ち着きある月の品性に感嘆する。

フォン:「誰がお前に勝手に行ってよいといった? 申してみよ、誰の許可を得て行くのだ?」
月:「任を果たしましたゆえ下がるのが相応しいではありませんか」
フォン:「誰が任を果たしたと言った?」
月:「殿下が必要とされているのは私ではないではありませんか」
フォン:「私の心深くに根付く苦痛を慰労してやるといったのは誰だったか?」
月:「私はその方の代わりとはなれません。」
フォン:「私の疲労を眠らせてくれるといったのは誰だったかというのだ!」
月:「そばに来るなと命じられたのは殿下でございます」
フォン:「遠ざかれと命じた覚えもない!」

話しながらだんだん涙目になっていくフォン。。。

フォン:「お前の言い分は、、正しい、、私が今目の前にしているのがその娘なのか、ただお前なのか、、 私は混乱している。 だから、私がこの混乱を鎮めるまで、この感情が何なのか分かるようになるまで、身の程知らずにも私から遠ざかるでない! 命令である!」

フォンは月までも自分の前から消えてしまうかと、隠していた心の内を話しながら月をつかまえ、
目に涙を浮かべる殿下を見ることがもっと心痛い月は、こんな殿下のそばを離れることはできないと思っている自分に気づく。

次の日、大妃殿に伺ったポギョンは相室の日が4日後に早まったという話を聞き、会心の笑みを浮かべる。
“どうされますか、殿下?今回もご病気を口実に逃げるおつもりですか? 恐れ多くも、今回ばかりは決して殿下の思い通りにはなりませぬ。”

その頃参内したユン・デヒョンは、承政院日記が運ばれるのを見て怪訝に思い、理由を尋ねる。
すると承政院の長が、昨日王が承政院に来て一騒動あったから、事のついでに日記の虫干しをしているところだと答える。
そこへ職員から、8年前のもののうち数冊が見当たらないと報告が入り、
それに嫌な予感を感じるユン・デヒョン。

だが間一髪ウンが日記を元に戻し、事なきを得るのだった。

目ざといユン・デヒョンにばれなかったことにほっとするフォンだが、
そのとき先王のそばで仕えていた内官が自決したという報告を聞き、自分のせいでまた人が死んだという事実に責任を感じる。。。

フォンは義禁府(罪人の取調べを担当したところ)の身上が書かれている文書を持ってくるよう命じ、そこで成均館にいたホン・キュテを見つける。
キュテに、自分のことを憶えているか、もしや先王の内官が自決したことを知っているかと尋ねるフォン。
そして、フォンはキュテに義禁府の捜査を手伝いながら内官の死を調査するふりをして、8年前世子妃の死と関連することの全てを調べるよう命じる。

フォンが世子妃の死に疑問を抱き始めたと確信したユン・デヒョンは皇太后を訪ねる。

ユン・デヒョン:「万が一、真実が明らかになりでもしたら、外戚勢力を一気に排除する機会とされるでしょう。」
皇太后:「いろいろ考えると、相室の日を早めたことは神の手だったに違いありませんね。 子供を授かれば、安定を求めるのが父母の心でしょう。 私たちには安全な防護壁があるではありませんか。 王がどんなに掘ったとて出てくるものは何もなく、掘って出てきたとして、覆い隠すだけのこと。」

その防護壁とは、、王の妹、ミナ姫なのだが、、
ちょうど相室の日の知らせを聞いて参内したミナ姫が自分に出会った途端
怖そうな表情で急いで帰っていく様子に、皇太后は満足そうな笑みを見せる。

世子妃の死の真相について考え込むフォンのもとへ観象監教授と御医がやって来て、相室の日が4日後と聞かされる。
フォンはまた病気を口実に相室を拒否する。
だが今回ばかりはポギョンが王の弱点を掴み、相室を成功させる計略を立てる。

「その巫女は今回の相室を終えるまで、、、絶対に殿下のそばに置くべきです。 8年前私に国婚は恋心ごときで成就するものではないと仰ったではないですか?最もなお言葉でした。 
ですが、相室は恋心を利用し成就させられましょう。 どうせ向けられることのない恋心なら、、利用でもするしか、、」

ヨヌは昨晩の一件で、王の心の中に自分がいるのか、そんなことがあってよいのか、、心が穏やかではない。
そんな折、星宿庁に贈り物が届く。
それはヤンミョンからだった。ヤンミョンの文を読み、外に出たヨヌ。
ヤンミョン:「もしや、私を探しているのか?贈り物は気に入ったか?」
月:「なぜこんなことをされるのですか、旦那様?」
ヤンミョン:「うん?私が何を?」
月:「私は巫女です」
ヤンミョン:「だから巫具を贈ったではないか?」
月:「なぜ私に贈り物を贈られたのかと聞いているのです。」
ヤンミョン:「本当に、分からず聞いているのか?好きだから、、!私がお前を好きだから。」
月:「ご冗談が過ぎます。」
ヤンミョン:「冗談ではない。男が女人を好きなのに、恋心であろう。他に何がある?」
月:「私の何をご存知で恋心を抱かれたというのですか?」

ヤンミョン:「初めてだったから!笑顔で偽装せず、自分の心を騙さず、、、心に抱く痛みをもう降ろすようにと、そう言ってくれた人はお前が初めてだったから、そして、その言葉が私の慰めになったから。
そうだ、お前の言うことも一理ある。私がお前の何を知っている?初めはただ、一時私が心に抱いた女人と似ていたから見つめていた。だが今は違う!私が見つめているのは、、お前だ!」

少しの迷いもなく自分の心を伝えるヤンミョン。
そんなヤンミョンの心を受け取ることのできない月は当惑する。

一方、ノギョンは血の雨が降るのもそう遠くはないことを感じ、相室を成就させヨヌの安全を図ろうとするが、ヘガク道士は人間の力でとめることのできる運命ではないと対立する。

その夜、自分たちの前にある恐ろしい運命も知らぬまま、月は王の竜顔をじっと見つめる。
それが嫌ではないが少し恥ずかしいフォンは、冗談めかして「見るな」と言う。
そしてフォンは月を連れて外へ散歩に出る。

フォンの顔色に陰りを見て取った月は、何か心配事でもあるのかと尋ねると、
フォンは今日また一人、自分のせいで人が命を落としたと答えるのだった。

フォン:「私の周囲には常に、、死の影が付きまとう。 私が大切にする者たちは皆、私のせいで危険にさらされる。 私はその者たちを守れなかった。 守れなかっただけでなく、その者たちの無念な思いすら解いてやれずにいる。」

月:「殿下のせいではございません。 その方たちは全てご存知でございます。
 殿下がどれほど守ろうとされたのか、どれほど慈しまれたのか、殿下の聖心を感じております。 
ですから、責任を感じられませぬよう。」

フォン:「お前の神気で一度申してみよ。私が今追っている真実は、、明らかになると思うか?」
月:「明らかになります。」

フォン:「では、今度は神気ではなくお前の考えで申してみよ。今私が追っている真実は明らかになると思うか?」
月:「明らかになります。」
フォン:「なぜそう確信できる?」

月:「殿下の性品と定めを信じているからです。 絡まりよじれた結び目は一度で解けるものではございません。 ですが、そのよじれた部分を一つずつ解いていけばいつかは隠れた真実がその姿を現すではありませんか? ですから、殿下ご自身を信じてくださいませ。」

フォン:「ありがたいな。真に久しぶりに受け取った、温かい慰労であった」

フォンは自分の傷ついた心を心からの言葉で慰労してくれる月にさらに心を開き、
月は身分の低い自分が殿下の支えになったことを嬉しく思う。

だが、二人の楽しい時間は短く、今度は月の命を担保に相室を奏請するユン・デヒョンのためフォンは岐路に立たされる。
ユン・デヒョン:「ご病気を治癒するため上がった巫女が自らの任を果たせなかったとしたならば、これはもちろん、国法にかけねばならぬことではありませんか?」
フォン:「国法にかけるとは、、?」

ユン・デヒョン:「お部屋に入れられたのは本来、命を担保として行うことでございます。 数日間お部屋に入れられたにも関わらず玉体に効き目がないのだとしたら、これは当然疑いを買うだけの大事。 国家の安全と保安のため、消すのが当然でしょう。」

これはポギョンの案であった。
ポギョンはフォンの恋心を利用し、フォンが病気を理由に相室の日取りを伸ばそうとしたら、それは厄受け巫女が任務を果たせなかったものとして殺し、もし相室を受け入れたら、厄受け巫女は任務を果たしたものとして宮から追い出そうと言う。

もしも相室の後も月をそばに置くと御命を下すならば、、とユン・デヒョンが聞くと、

「そのときは、、父上が儒林を動かされませんと。 儒教を本とするこの国朝鮮ではありませんか?全国民の模範を見せなければならぬ殿下が大殿の隠密な場所に巫女を置いているとしたら、儒林たちの反応は果たしてどうでしょう?」

悩み苦しむフォン。
ヒョンソンはそんなフォンに、避けられぬはしかと同じようなものだと、王室と国家の安泰のため、世継ぎを召されるよう奏言する。

「なぜお前まで、、」と言うフォンに、
ヒョンソンは、このまま頑なに相室を拒否し続ければ危険になるのはあの巫女で、もし巫女に何かあった場合、フォンがまた自分を責め続けるだろうと、フォンを心配する。

結局、月を守るため相室を選んだフォン。

王の相室の話を聞いた月は、星宿庁の前庭に出て、宮のほうを物悲しそうに眺める。

ヤンミョン:「何を思って、そんなに悲しそうな顔をしているのだ?」
月:「ここになぜまた来られたのですか?」
ヤンミョン:「もしや、主上陛下の相室の話を聞いてそうしておるのか?」
月:「お帰りください」
ヤンミョン:「主上陛下は一国の王である。国の安泰のため、世継ぎを召されるのは当然なことだ。」
月:「分かっております」
ヤンミョン:「殿下を心に留めても、お前に許されるのは試練と傷だけだ」
月:「それもまた、分かっております」

月は不忠であると知りながらも流れる涙を止めることができずにいるのだが、
そんな彼女を見つめるヤンミョンは二度と後悔しないように、全力で月をつかまえようとする。

ヤンミョン:「私はだめなのか? 私は、、だめなのか? 私ではだめなのか?」
月:「お帰りください」
ヤンミョン:「私と共に行くか? お前も巫女として生きることが良いばかりでもないだろう、、 この困難な状況の中、逃げ出したくなったら、、もしそうなら、、私と共に、逃げないか?」

一方、中宮の完璧な計略に、フォンは皮肉るように祝いを告げる。
フォン:「遂に、、思いを遂げてよかったのう、中宮。。。」
中宮:「これがどうして私だけの思いでありましょうか。 殿下がどう仰ろうと私は殿下の女子でございます。」
力のない瞳でポギョンを眺めていたフォンはいきなりポギョンを抱き寄せる。

フォン:「私の心を手に入れられないとするならば、次期国王の母后にでもなりたいであろう。。。 
    よいだろう。中宮のため私が、、その服の紐を解いてやろう。。。」

愛を守ろうとするもの、 愛を奪おうとするもの、 愛を受けようとするもの、 愛を忍ぼうとするもの、、、報われぬ運命の中で、四人の愛はどうなるのだろうか。。。

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