韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第10話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第10話あらすじ

1993年4月7日
退院し3か月ぶりに自宅に戻ったソヌ
そこに家政婦が
「久しぶりの我が家ね、ホッとしたわ
家の中が重苦しい雰囲気だったの」
「兄さんは?」
「神父さまに会いに。彼女がカトリックだから教会で結婚式を」と言ってソヌに飲み物を渡して部屋を出ていく

窓から外を眺めるソヌ
庭には、車椅子の母ミョンフィが

ソヌは自分の日記を読む
『1992年12月31日 木曜日、父さんが亡くなった』

―回想―
その夜の病院でのソヌとヨンフンの会話
「父さん以外にも死ぬと言われた」
「誰が死ぬんだ?」
「わからない。今夜会った時に教えてくれる
本当に死んだら?母さんか兄さんなら?」

校庭で未来のソヌを待つヨンフン
そして、ポケベルを取りに行き、ソヌの部屋から電話をするヨンフンにソヌは言う
「次に死ぬ人は多分僕だ。どうしよう、早死にしたくない」
「死ぬわけないだろ」
「死んだから現れないんだ」

ソヌの部屋で薬を見つけるヨンフン
ソヌが呼んだ医師は、その薬が脳腫瘍の治療薬だと教えてくれる
「僕は、38歳のとき脳腫瘍で死ぬのか?そうなのかな」―

ソヌは、日記を書き始める
『1993年4月7日 水曜日、3ヶ月ぶりに家へ帰った
その間にいろいろ変わった』

場面は変わって、その日ソヌが自宅に戻ったときのこと
庭にいた母に、「母さん、ただいま」と声をかけるソヌ
しかし、ぼんやり遠く無表情の母
家政婦にもう一度声をかけられた母は、ようやく口を開く
「ソヌ、学校から帰ったの?遅かったわね」
「病院から帰ったんですよ、数か月ぶりに。覚えてませんか?」と家政婦
「病院?」と母

ソヌの日記
『母さんの病気は重い。ショックのためらしいけど、長引きそうで怖い
兄さんはもうすぐ結婚する。年上の女性と
もうすぐ姪ができる。それから・・・』

―回想―
リビングで話をするジンチョル、チョンウと病院関係者たち
「ここに判を」
「大げさに考えるな、形式的な手続きだ」
言われるままに、次々と書類に印鑑を押すチョンウ
ソヌは思わず「兄さん!」と声をかける
「ソヌ、退院したのか?体は大丈夫なのか?」とチェ・ジンチョルは聞く
「寝てると思ってたよ。夕飯を食べろ」とチョンウ
「すぐ復学するのか?」とジンチョル
「その予定です」とチョンウ
「高3だというのに時間を無駄にしたからな
大丈夫だ、すぐ追いつくさ。心配するな」
そう言って、書類にサインをするジンチョル―

ソヌは日記を続ける
『病院は副院長のものに
兄さんは逆らいもせず手放した、バカみたいに
チェ・ジンチョルが父さんを殺したのかな
母さんはいつ治る?
僕は・・・、あの人は今 生きているかな?死んだのかな?
なぜ会いに来ない?
僕が書いてる日記を読むのかな
2013年のパク・ソヌさん、あなたは、これを読んでる?
これを読んだら約束を守ってよ
どうか会いに来て、待ってるから』―

2013年
読んでいた日記を閉じ、コーヒーを入れようとしたソヌは、急な頭痛にヤカンを落とし手に火傷を負ってしまう
手のひらをじっと見、「何やってるんだ」とつぶやく

放送局廊下
局長は、「ソヌが怪我を?」と局員に聞く
「熱湯で」
「あいつめ、まったく。どこだ?」
「着替え中かと」

控室で薬を飲むソヌ
そこに局長がやって来る
「お前何を考えてる?初日だってのに」
「画面には映らない」
「心構えがなってないんだよ
9時のニュースに推してやったのは俺だぞ
それなのに感謝もせず、こんな手で現れやがって」
「ボタンを、この手じゃ無理
9時のニュースになっても昇給もせず、ののしられてる
局長は恩に着せるけど、俺にはメリットがない
せめてボタンでも」
「こいつは!」とソヌの足を蹴る局長
「ほらね、何も変わってない」
「しっかりやれ。俺たちは相棒だと思われてる
視聴率を上げないと2人ともクビになる」
「ベストを尽くします。局長が本部長になるまで」と敬礼するソヌ
「まったく・・・」と言ってふざけたソヌの態度に部屋を出ようとする局長
しかしすぐ戻って彼のボタンを
「冗談だったのに。いいですね、鳥肌が立ちそうだ
昇格してよかった」とソヌ
「また薬を飲んだのか?なぜ頭痛が?
病院で詳しく診てもらえ
脳腫瘍にでもなったら・・・」と局長
「なったけど、今は違う」
「なった?いつなった?」
「記憶力が悪い?」
「何?」

そこに入ってきたスタッフは、二人の姿に驚く
「何ですか、この光景は?」
局長はソヌの手のひらを見せて、「手が映らないようにな」と指示する
「これはカミングアウト?ひいきした挙げ句に・・・
やりすぎです、退職願を書きますよ」とスタッフは訴える
「すぐ受理してやる」と部屋を出て行く局長
「局長、そんな・・・」

スタジオに入ったソヌは、ボムソクを呼びとめる
「チェ・ジンチョルの第3回公判は?」
「明日 1時に」
「状況を報告しろ」

そこにミニョンからメールが届く
『ついに今日ね
ファンでいた甲斐があったわ
緊張してるでしょ
プレッシャーがずっしり?
そう思って準備したわ。乞うご期待!5、4、3、2、1!』
そして、送られて来たのは、ミニョンのウェディングドレス姿の写真
ソヌは写真を見て複雑な表情

スポーツ用品店で買い物をするミニョンとソジュン
買い物よりメールに夢中のミニョンに、
「メールはいいだろ、誰に?」とソジュン
「叔父に見せたくて、驚かせるの」

メールを読むソヌ
『女神を見て癒された?頑張ってね、ファイト!』

ソヌはアンカー席に
隣にはイ・ジュヒアナウンサー
「まあ、手を怪我したんですか?」「何でもない」
「見せて、ひどいわ可哀想」とソヌの手を取る
ソヌは積極的であまりにも近い距離にその手を引っ込める
「大変ですね、痛そう」

そこにまたミニョンからメール
『イ・ジュヒ アナは色目を使ってくるはず
したたかよ、落ちないで』

ソヌの態度に構わず、なれなれしい態度でソヌに迫るイ・ジュヒ
調整室でも、その話を

「おやまあ、ラブラブだね。思った通りだ、二人は噂になってただろ」
「彼女は入社した時から色目を使ってたとか」
「俺たちが協力したわけか
俺の勘じゃ、1ヶ月以内に付き合う」
「僕は、1週間!」
「噂が広まれば、視聴率は上がるか?・・・ダメか」と局長
「セコい発言ですね」
「局長見損ないました」
「局長はつらい立場なんだよ」と言い訳する

こうして、新しいニュースナインがスタートする
じっとその画面を見つめるチョンウ

番組が終わり、雨のなか傘をさし歩道に立つソヌ
そこに車が停車し、中からイ・ジュヒアナが顔を出す
「タクシーをお待ちに?お送りしますよ」
「結構」
「運転は無理でしょう?どうぞ乗って
怪我人だから送ります」
「連れを待ってるんだ、先に行ってくれ」
「言い訳みたい」
「どうして?」
「なんとなく、前から仲良くなりたかったけど拒まれてる気がしてました」
「それは考え過ぎだよ」
そこにヨンフンが「パク・ソヌ!」と
「連れが来たらしい」
「本当だったみたい。担当初日だから先輩と飲んで助言を聞ければと」
「俺より上手だ」
「やっぱり拒まれてるわ。褒められてる気がしない
飲むのも嫌だし、助言も与えたくないみたい」
「ひどい妄想だな、飲んで助言すればいいのか?」
「そうです、できれば今週中にね。約束ですよ
お先に、また明日」とジュヒは車をだす

ソヌはヨンフンの車に乗り込む
「イ・ジュヒアナだろ?俺、ファンなんだ
もしかしてお前言い寄られてたのか?」
「頭痛薬はないか?」
「今も頭が痛いのか?」

車が動いてからも、二人はその話を
「何の問題もないよ、脳はきれいだ
先週も検査したし、病気になってるわけがない」

―回想―
2007年春 ソヌはヨンフンからの電話で起こされる
「時期が来た、今日 検査に来い」
「時期って何のことだ?」
「脳腫瘍。例の薬の用量から考えると、もう検査しないと
今日 来い!」
「もうそんな時期か?」

「あのときから調べてきた
おととし 画像に点が一つあったけど、今は俺の脳よりきれいだ」
「でも痛い。ガン細胞があった時と同じだ
でも画像には現れない」
「おかしいな。心理的な問題か?精神科に行くべきか?」

レストランで、酒を飲むソヌとヨンフン

「これもアリかもな。記憶も物もそのまま残ってる
だから痛みも残ってるわけだ、ありえるよな」
「頭痛もお香をたいた報いか?」
「そうらしい。死ぬまで頭痛と一緒に生きるのか・・・イヤになる」
「まさか、何か方法はある。明日病院で再検査してみよう」
「他にも問題が。20年前の俺、過去の俺だよ
奴は何を考えてるんだろう」
「つまり?」
「確かに過去の俺なのに何を考えていたのかわからない
記憶がないんだ、日記を読まないと考えてたことがわからない
だから毎日、日記を確かめてる
俺に会いたいらしい
戻れないし、話すこともないのに」
「何で思い出せないんだ?俺は違う」
「なぜかな。あいつの意思で俺が生き返ったからか?
あいつと俺は別の人生を送ってる
いつまで俺を待つのか、これから何をするのか見当もつかない
あいつは俺なのに」
「なぜなんだ?」
「記憶もそのまま、物もそのまま、痛みもそのまま
お香は捨てたのに
神のフリをしたツケを払わされるらしい、一生死ぬまで」
そのとき、店の外にミニョンとソジュンの姿が
ヨンフンは、表情の硬いソヌに言う
「こんなに早く結婚するとはな
別れると思ってた
奴が急かしたはずだ、彼女は押し切られたんだよ
まいったな、すまん。俺がバカだった、叩け 弁解の余地は・・・」
言われるままに、ヨンフンの頬を叩くソヌ
「叩けと」と、ソヌは一瞬笑顔を見せるが、店に入って来たミニョンたちを見て、また表情を曇らせる

気を取り直し、笑顔で二人を迎えるソヌ
「ご挨拶が遅くなりました」とソジュン
「おめでとう」
「幸せになります」
全員席に着き、
「ニュースを見たけど、さすがね!」とミニョン
「俺はお前に褒められてもな」
「今のは尊敬してるって意味よ」
そして二人はヨンフンにプレゼントを差し出す
「それ何?」と怪訝そうなヨンフンに、
「縁結びの神様ですから。感謝してます」とソジュン
「登山用です、奥様の分も」
「色はどうですか?僕は反対したけど、彼女が譲らなくて」
「山では映えるわ」とミニョン
「お嫌いなら取り替えます」
「好みだよ、好きな色だ うれしい」と居心地悪そうなヨンフン
「俺は紹介しただけで、あとは何もしてない
くれなくてもいいのに・・・」とソヌを気にしながらプレゼントを受け取るヨンフン
「俺のはないのか?」とソヌ
「何もしてないもの。私たちはもらう立場よ」
「そうか?納得がいかない」
「彼女から聞きました、高いオーディオを買ってくださったとか」
「金だけはある」
「僕も楽しませてもらいます
でも、お返しができない
女友達が何人かいるんです。結婚式の時にお好みの・・・」
「言い忘れてた、悪いが出席できない
日本に出張する」
「突然、なぜ?」と驚くミニョン
「NTOの会長との対談が」
「ソン部長が行くはず」
「俺がいく。急に決まったんだ、ごめん」
「お仕事なら仕方ありません。ミニョンさんはさびしいかも」とソジュン
ふくれて下を向いたままのミニョン
「結婚祝いで埋め合わせしただろ」

チョンウの家
ミニョンと電話で話すユジン
「出張?そんなの口実よ。そうに決まってる
言い訳だわ、今まで何も言わずいきなり出張だなんてありえる?」
そこにチョンウが帰宅
ユジンの話に表情を曇らせる
「記者はほかにもいるし、局長が媒酌人の結婚式なのに叔父を出張させる?
なぜおまえがかばうの?うちと縁を切りたいならそうすればいい
分かったわ、お前は叔父さんの代弁者?
父さんが帰ったから切るわよ」
電話を切ったユジンは、「いつ帰ったの?」とチョンウに
「あぁ、今」
「ミニョンからよ、ソヌさん 結婚式に来られない
日本に出張だって。口実だと思うわ、あの日から避けられてる」
「事情があるんだろう、ほっとけ」
「一方的に殴っておいて謝りもしない
結婚式にも来ないし、もう会わないつもりじゃ?」

ソジュンの家
ソヌから贈られたオーディオセットの箱を開けるソジュン
「わぁ、アンプだけでも高価だ、随分 気前がいいな」
「引っ越してからつなげばいいのに」
「一級品はどんな音か気になる」
ジュースが飲みたいというソジュンに、ないから買ってくるとミニョン
「これが届いたと電話を。パク記者に」とソジュン
ミニョンは、外からソヌに電話をかける
「聞き忘れてたけど、イ・ジュヒに色目を使われた?
イ・ジュヒはダメ。関心すら持たないで
彼女は評判が悪いの、きっと3股も4股もかけてる
女にはわかるの、彼女は本当にダメよ
どうして答えないの?もう落ちた?」
「落ちてもいい」
「ダメだってば」
「死ぬまで一人でいろと?」
「そうじゃないけど彼女はだめ」
「それが心配で電話を?」
「“叔父さんが欠席する”と母に話したの
あの性格だから叔父さんと縁を切るかも」
「気持ちはわかるよ」
「私もすねてる。父さんは父さん、私は私なのに
父が嫌なら後ろの席に、写真に入らなくてもいいし
来ないなんてあんまりよ」
「変更できない」
「誰が行ってもいい出張だとわかってる
騙されないわ。私のドレス姿 見たくない?」
「さっき見た」
「写真でしょ。当日着るドレスはもっときれいよ」
「正直言うと、期待してない」
「みんなは“女神みたいだ”って」
「ドレスはボリュームが重要だ」
「知らないでしょうけど結構グラマーよ」
「違うな」
「まったく、証明はできないけどとにかく見た目とは違うの」
「証明できないから嘘を?」
「嘘じゃないわよ!見たみたいに自信ありげね
・・・もしもし?」
「幸せか?」
「えっ?わからないわ。流されて結婚する気分」
「それでいいのか?」
「話をそらしてる、本当に来る気がないのね
わかった、もう言わない。気が変わったら来て」
「ああ、すまない」
「新婚旅行から帰るまで会う機会はないわね
贈る言葉は?」
「どんな?」
「一人きりの姪が結婚するのよ、叔父として言うことはないの?
祝辞でも一言」
「祝辞か・・・、幸せにな」
「それだけ?」
「そうだ」
「誠意がないわね、結婚祝いがなかったらいじけてた
オーディオが届いてたわ。ありがとう」
「そうか、おやすみ」

オーディをの設置を終え、ボディーガードのLPを見つけたソジュン
レコードを取り出した彼は、そこに入っていた1枚の紙に目を留める

戻って来たミニョンに、ソジュンはいきなり「英語で書いて“I will always love you.”と書いてみて」と言う
「歌のタイトル?これで何かサプライズでもするつもり?」と明るく訊ねるミニョンに、「書いて」と険しい表情のソジュン
ミニョンは、言われた通りに英文を書く
「書いたわよ」
大きなため息をつくソジュン
「まったく、あきれたよ。誰を永遠に愛すの?
“you”って?」とソジュンは、LPの袋に入っていたメッセージの書かれている紙を差し出す
「これ 何?」
『I will always love you  2012.12.23  ポカラにて J.M.Y』
「君の字だろ。2012年12月23日にネパールにいた
相手は僕じゃない
ネパールでほかの男と?冗談じゃない」
「私は書いてないわ」
「筆跡が同じじゃないか」
「でも・・・字はそっくりだけど、私じゃないわ!
叔父の家にあったの」
「ポカラにいたのは君だ。パク記者じゃない、嘘つくな」
「違うってば。帰国してから叔父の家で見つけたの
叔父に彼女が?字が似てる女性ね」
「真面目に答えろ、怒るぞ」
「私じゃないわよ、叔父に聞いてみる?」
携帯を取り出したミニョンは、時間を見て電話を下に下ろす
「どうしてかけないんだ?」
「夜中に電話して、“ケンカ中だから誤解を解いて”と?恥ずかしい
そんな目でみないで。似た字の人は大勢いるわ」
「字が似てて、その日にポカラにいて、名前もM.Yの人は少ない」
「M.Yが“ミニョン”とは限らない
それに私の名字は“P”だけど、これは“J”よ」
少し頭を冷やしにと、ソジュンは外に

一人になって、もう一度その筆跡を見つめるミニョン
「本当に似てる、誰が書いたの?」
彼女は、もう一度同じ英文を書いてみる

「何なの?」
その瞬間、ぼんやりと記憶が蘇るミニョン

―回想―
ニューススタジオでソヌと話すミニョン
「何が不安なの?」
「したことがムダに」
「何をしたの?」
「チュ・ミニョンをパク・ミニョンに」―

ミニョンは、紙に書かれたJ.M.Yというイニシャルを見つめる
部屋でミニョンのウェディングドレス姿の写真を見ていたソヌは、ふとベッドのわきに置いてあるギターに目を留める

そこに突然浮かびあがって来る文字
『なぜ来ないの?待ってるのに』
それは、過去のソヌが同時刻に書いているものだった

1993年 ソヌの部屋
ギターに文字を書く若いソヌ
「なんでそこにメッセージを?」とヨンフンは聞く
「日記は見ないかも。捨てたり忘れたりして」
「お父さんのアメリカ土産だろ?」
「だから書いた。高いから、捨てないはずだ
あとはどこに書こうか。あぁ、家だ。家が確実だな」
「20年後なら引っ越してるよ、結婚して出て行ったかも」
「確かだよ。住所が同じだ」とソヌは、未来のソヌの身分証をヨンフンに

引き出しからドライバーを取り出すソヌ
「家を修理しても、何文字かは残るだろ」とソヌは、ドアの上枠の木にドライバーで文字を書き始める

2013年のソヌの部屋
削るような物音に、部屋の中を見回すソヌ

こうして若いソヌは、次々にメッセージを未来のソヌに伝えて行く
『1993年に来て』
『脳腫瘍は治った?』
『僕は長生きしたいんだ』
『僕が生きていることを証明して』
『約束守って、必ず』
サイドボードの上の家族写真を見つめながら、「いつまでこれをやる気だ?」と呟くソヌ

そこにチャイムの音、やって来たのはミニョン
「夜中に、なぜ来た?何かあったか?」
「わからない、“チュ・ミニョン”って?」
ミニョンは、あの紙を差し出す
「これ、誰が書いたの?“J.M.Y”、チュ・ミニョン?
もしかして、チュ・ミニョンは私?
これ、変なの。私が書いたみたい
一緒にポカラへ行ったことは?
ないでしょ、なのに思い出してきた
何なの?一緒にポカラにいたのよ
私はチュ・ミニョンで、ホテル・・・」
「何の話だ?酔ってるのか?
なぜチュ・ミニョンなんだ?俺はネパールに行ったこともない
酔ってるなら家で寝てろ!」
「酔ってない。説明して、知ってるでしょ」
「何を説明しろと?何の話か分からない」
「嘘よ、“チュ・ミニョン”と言ってた
“チュ・ミニョン”と何度も呼んでたわ
とぼけないで、なぜ私がチュ・ミニョンなの?あの記憶は?なぜ一緒に?」
「何を言ってる。それはお前の妄想だ、どうしたんだ」
「叔父さんが、叔父さんじゃなかった
私たちが何だかなのかわからない
これ何なの?どうか説明して」
「酔ってる。タクシーで来たのか?
送るから待ってろ。財布を持ってくる」
ソヌは、ミニョンが手にしていたレコードを取り上げる
「没収だ。いつの間に?」
家に中へ歩き出すソヌ

そのときミニョンの脳裏に、ネパールのあのときの光景がさらに鮮明に蘇ってくる

ソヌに駆け寄るミニョン
「何だよ、酒癖悪すぎ・・・」
突然ソヌにキスし、泣きだすミニョン
「そうでしょ、本当だった。どうしよう」

『記憶はそのまま、物もそのまま、痛みもそのまま
お香は捨てたのに、神のふりをしたツケを払わされるらしい
一生 死ぬまで』
―第10話あらすじ終わり―

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