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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 最終回 あらすじ 

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 最終話あらすじ

目を閉じたソヌに「おじさん!」と声をかけるシア
「雨があがったのか」と建物の中から出てきた前の家の男は、ソヌを見つけ大声で周囲の助けを呼ぶ

そこにユジンがシアを見つけ、
「シア!ここで何しているの、ぬいぐるみは?」
「死んだ。おじさんが死んだ」
「誰のこと?見てないで行くわよ」とシアの手を引っ張る
「知ってるおじさんなの、話もした」
「飛行機に乗り遅れる。アメリカへ行って韓国には二度と戻らないのよ、急いで」
といい無理やりシアを引っ張っていくユジン

タクシーの中で、ソヌと指切りをしたことを思い出すシア

警察に連行される前に、ソヌの部屋の扉をノックするチョンウ
しかしソヌは返事をしない
チョンウは刑事に付き添われ、家を出ていく

部屋の窓からチョンウを見つめ、悲しみに打ちひしがれるソヌ

そんなソヌを、オ記者が夕食に呼び出す
「お前のことが急に気になったから、肉でも食わせようと思ってな」
下を向いたまま、「ありがとう」とソヌ
「兄さんは情状酌量されるさ、故意じゃないから
兄さんを憎むな。お前の得にならない
取材してるととんでもない事件ばかりだ
こんな事件くらい何でもない
特別な事件じゃないぞ」
「記者になるには?」
「なりたいのか?」
「立派な職業だなと、今回思ったんです
警察よりすごい」
「おい、止めとけ。記者の仕事は並大抵の苦労じゃない、泥臭いし」
「カッコいい」
「こいつ!成績優秀でないとな、勉強は得意か?」
「はい」
「勉強できるだけじゃだめだ、俺みたいに男前じゃないと」
「僕には転職ですね」
オ記者は笑い飛ばし、「お前ってやつは・・・、入社したら俺が育ててやる
今回の経験を生かせるぞ、法や社会にもほころびがない
それを実感した人間は違う、温室育ちはいい記者になれない
合格したら育ててやる」
「約束ですよ」
「心配しなくても大丈夫そうだ」

若いソヌは自宅で、ソヌからのメッセージを聞く
『20年前の俺へ、最後のメッセージ
12時になったら戻る
二度とこられない
メッセージにも答えられないから、俺のことは忘れて自分なりに生きろ
俺がどう生きてるかは気にする必要もない
お前の選択が俺を作ったから、お前の選択はいつも正しいし、ちゃんと生きていける
俺の存在は忘れろ
一生懸命に生きてれば、20年後に鏡の中で会える
20年後に会おう』
若いソヌは、メッセージを削除した後、日記にその返事を書く

『20年後の僕へ、最後のメッセージ
無事に戻ったよね?
いつか兄を理解できると信じることにしたよ
僕の選択が正しいと言う言葉もね
あなたはいい人の見えたし、勇敢だったから
もうメッセージを残さないし、気にもしない
約束は守るよ、知ってるよね
また20年後に。さよなら』
と書いた日記を閉じる

14年後、2007年
トンネルでの事故現場に詰めかけた警官、救急隊、そして記者たち
1人の刑事が、被害者の右腕がないから捜して来いと警官を怒鳴りつけている

撮影していたカメラマンは、
「パク記者!ここには引き揚げて、病院へ行こう」と話す
しかし、返事はない
ソヌは、そのときトンネルの中にいた
そこにカメラマンから電話が
「どこだ?」
「先輩、警察を呼んでくれ、トンネルに腕がある
やっぱり事故じゃない、殺人事件だ」
そこにトラックが
一旦は横によけたものの、腕を守るためにトラックの前に飛び出すソヌ

CBM報道局
局長にソヌから電話が
「どこだ?」
「光州です」
「今日は新人りの歓迎会だ」
「俺は死にかけたんです。生死の境にいた部下に他にかける言葉は?」
「おい、車にひかれても参加しろ、また抜けたら見捨てるぞ」
「育ててやると言ったのはなんだったのかな
純真な高校生をダマした」
「うるさい!早く来い!」

飲み会会場、カラオケで盛り上がる報道局の面々
遅れてやって来たソヌがドアを開けた瞬間、ミニョンはそこにに額をぶつけ気絶する
「大事な新人をぶっ飛ばしやがって」と局長
「私が?」
「ソヌ!病院へ連れてけ!」
「来たばかりなのに?」
「ミニョンが盛り上げてたんだぞ、責任とれ!」

手当てを受け、意識を取り戻したミニョンに、
「気がついたか?」とソヌ
「どなた?」
「誰かって?お前の先輩だ」
「先輩?初めてみた」
「当然だ。会う前に気絶したから、名前は?」
「チュ・ミニョンです」
「チュ・ミニョン。俺の出張中に入社したらしいな
俺が一番嫌いなのは酒癖の悪い人間だ
お前は俺の髪を10回はむしり、服に3回 吐いた
タクシーの運転手にはセクハラ
俺にはしつこく抱きかかえろと、病院では“痛い”と大暴れ
CBMの記者だとバラして会社の名を汚した。お前は最悪だ
チュ・ミニョン、絞ってやる。楽しい記者生活になるぞ、覚悟しとけ」
「はい」
「どういう意味だ?ほかの返事があるだろ、なんて勘の悪い奴だ」とさらに怒りだすソヌ
「すみません」あきれ果てて言葉もでないソヌに、
ミニョンは、「すごく雄弁ですね、口が立つ人って好き」
「何?」
「カッコいいです。恋人はいますか?私はいない」とクネクネしたしぐさで答える
「イカれた女だ」
病院を出てソヌに謝るミニョン
「先輩、酔いが覚めました。さっきはすみません。おわびに・・・」
それに構わずタクシーを止めるソヌ
「どこへ?」
「家に帰るんだ」
「おごります」
ミニョンを無視してタクシーに乗り込むソヌ
ミニョンも慌ててそこに割り込む「何だよ?」
「ちょっと失礼、私は地下鉄で。適当な駅で降して」
「適当な駅だね。駅ならすぐそこに」と看板を指さす運転手
「そうじゃなくて・・・2号線の駅に
運転手さん、出発!」

タクシーの中
「ところで先輩のお名前は?」
「教えない」
「なぜ?私の名前はチュ・ミニョンです」
「知ってる。さっき聞いた」
「言いましたっけ?先輩は名前もカッコよさそう」
「酔いはさめたよな?」
「はい」
「俺の話をよく聞け。また気を引こうとしたら承知しない
酒癖が悪いだけでも十分だ
そのうえ気を引こうとするなら・・・」

そのとき、突然ミニョンが表情を変え、あとずさる
「何だ?」
「運転手さん、止めてください」
「駅じゃないけど」
「早く止めて!」
飛び出すように車を降りるミニョンに、
「おい、何だよ?」とソヌ
「すみません、事情があって。失礼します!」と勢いよくタクシーのドアを閉める

家に戻り、パク・ソヌのことを調べるミニョン
彼女は、『俺の顔をよく覚えておけ、決して忘れるな』と言ったあのときの男を思い出す
「ありえないわ。どうして…。」『いつか、俺とよく似た人に会ったら、絶対に近づくんじゃないぞ
親しくなろうとするな、興味も持つなよ
お前を不幸にする人だから、とにかく避けろ』

放送局、エレベータに乗ろうとしたソヌ
その目の前でエレベータのドアを閉めるミニョン
怒ったソヌは、チーム長にミニョンの居場所を聞く
「昨日チュ・ミニョンと何かあったのか?」とチーム長
「何?」
「さっき聞かれたぞ」

―回想―
ミニョンとチーム長の会話

「パク・ソヌ先輩にもしかして前科は?もしかして性的暴行とかレイプ
そういう前科は?」
「何だと?」
「あるいは前科はなくても暴力的だとか、そういう噂は?」
「まあ」
「すごく悪い男だとか。姦通、結婚詐欺、姦淫、そういうのは?」―

チーム長の話に激怒するソヌ
「何?」
「大悪人みたいな言われようだったぞ、あいつに何したんだ?」
「まったくイカれてる」

ソヌは、すぐミニョンのところへ
怯える彼女を強引に引っ張り、ソヌは会議室に連れ込み鍵をかける
「何ですか?」
「何だ?殴るか、性的暴行でもしそうか?人目があるから心配するな
いくら飢えたレイプ犯でも場所を選ぶだろ
説明しろ。昨日はどうして逃げたんだ?
お前の行動がただの一つも理解できない
イケれてるのか?それとも他に理由が?」
「心に葛藤があるんです」
「どんな?」
「私には克服できないトラウマが。でも異常者の思われそうで話せません」
「今よりもっと異常者の思われそうなのか?
詳しく知りたくはないが、だいたいどういう話だ」
「大体ですか?先輩のこと大好き。一目惚れみたい、こんな気持ち初めて
でも好きになったらダメだから悩んでます
ダメな理由は・・・先輩が私を不幸にしそうだから
根拠は言えないから聞かないで
他の職場に移るべきかと一晩中悩んだけど、ここで働くのが念願だったの
放送記者になりたかったし、両親も喜んでるので・・・
辞めるわけにもいかず、本当につらいです
だから頼みます、私に興味を持たないでくれます?
距離を置きたいの、親しくなれない
やさしくしないで。私的に電話をしたり、会うのも困る
正直言って先輩が大好きだけど、すごく怖いし
つらいから助けてください」
「お前って奴は、本当にイカれてるな」
「イカれてません」
ソヌは眉間にしわを寄せ少し考えた後、
「オーケー、はっきり答えてやる
興味を持つ気はない
私的に電話もしないし、二人で会いたくもない
お前に好かれるのは恐ろしい
顔もスタイルも性格も好みじゃない
手を出したりしないから安心して仕事に励め
俺のせいで辞めたりするな」
「おねがいだから、やめて」と泣き出すミニョン
「何を!?」
「セクシーすぎるんです。言ったでしょう?ここで働きたいんです」
呆れ果てて部屋を出て来るソヌに、
「どうだった?何て?」とチーム長
「おい、奴は正気じゃない、イカれてる
脳がアンドロメダへ。人生の障害物になりそうだ
どうかしてる、誰が採用した?
変になりそうだ」

2008年
控室で仮眠しているソヌ
そこにミニョンが資料を持って部屋に入ってくる
ミニョンは、寝ているソヌの胸元に目を止め、そっと近づきシャツのボタンに手を当てる
その瞬間、目を開けるソヌ
「何してる?」
「さあ、何してたんでしょう?電話に出て!」
と、その場を逃げようとするが、ソヌはいきなりミニョンの腕をつかみソファに押し倒す
「誰がレイプ犯だって?」
「ごめんなさい、もうしません」
そこに局長が
「局長!警察を呼んでください、こいつは痴漢です」
「私に手出ししないって言ったでしょ」
「先に手を出してきたのはお前だ。警察を!」
「楽しそうだな」と出ていく局長

2009年
取材の車に乗り込むミニョン
彼女は、ソヌにコーヒーを差し出す
「先輩、お疲れさまです」
「なぜそこに座るんだ?隣に座っちゃダメだ
距離を保たないと。先輩、ミニョンと席を替わって」
「そこまで鈍感じゃない、チュ記者が嫌がってる」とからかうカメラマン
「ダメだよ。密着したらこいつが不幸になる」

移動中眠ってしまいミニョンにもたれるソヌ
それを嬉しそうにカメラに収めるミニョン
目を覚ましたソヌは、「悪かった。俺としたことが」と姿勢を正す
「大丈夫です、もたれて」
「ダメだ。俺は約束は守る人間だから」
「もう止めてったら」
「何を?」
「いつの話よ。初めは怖かったから警戒してたの
悪い人じゃないのは十分わかったてば」
「何を言ってるんだ?トラウマは簡単には克服できない
お前のトラウマを尊重する。トラウマは大切だから
しゃべり過ぎたか?お前の性的欲求をまたかきたてたか?
しまった。ホントすまない」
ふくれっ面のミニョン、横を向いて微笑むソヌ

2010年
自宅にいるミニョンにソヌから電話が
「もしもし、どうしたんですか?
私ですか?何もしてません」
「暇なら映画でも見よう」
「映画ですか?」
めかし込んでウキウキ気分で映画館に向かうミニョン

しかし、そこにはソヌだけでなくチーム長やボムソクも
「その恰好は?変なものでも食ったか?」
「パク・ソヌ先輩と二人っきりだと思ったらしい」
「そういうことか。デートと間違ったのか?」とからかう
映画を見ながら、泣いているミニョン
「泣いてるのか?なぜ?」とソヌ
「恥ずかしくて」
「ドジばかりしてるくせに今さらなんだよ」
「今日は本当かと」
「私的に電話するわけないだろ」
「してもいい頃よ」
「勝手に決めるな」
「本当に“俺様”ね」
「まったく」
「ところで、今日の私すごく可愛くない?」
「イカれた女め」とため息をつくソヌ
しかしその表情は嬉しそう

2011年
自宅で寝ているソヌ
そこにミニョンから電話がかかってくる
「パク特派員、私よ!」
「国際電話は高いのにまたかけてきたのか?」
「今から発つの」
「どこへ?」
「ニューヨークよ。休暇なの、空港に迎えに来て」
「俺の予定も聞かずになぜくるんだ」
「予定がないのは分かってる」
「何?」
「私と何をするか予定を立てて」
「命令か?」
「着いたら歓迎の挨拶も。ディープキス!」
「何だと?」
「無理ならハグでも。チェックインしなきゃ、またね」
「もしもし、・・・こいつ先に切ったな
まったく、生意気になった」
そう言いながら、嬉しそうなソヌ

2012年12月
ソヌは、チョンウと待ち合わせのレストランへ
「久しぶり。母さんに朝、会ってきた」
「よくなってきたよ、時々話もするとか
ステーキにしたら?」とソヌは注文する
じっとソヌを見つめるチョンウ
「何だ?」とソヌ
「会うたび不思議なんだ。20年前に助けてくれた男性がいただろ
お前を見るたびに驚いてる。彼に似てるから」
「ああ、そう?」
「いつからか、だんだん似てきてた」
「そうかな、俺は思い出せない」
食事をする二人
突然チョンウは「結婚は?彼女はいないのか?」とソヌに
「兄さんは結婚しないの?」
黙って下を向くチョンウ
「結婚に幻想を抱けない。でも結婚したい女はいる」
「誰だ?」
「脳がアンドロメダにいってる子
欠点が99で長所が1つだけある
あいつといると落ち込む暇がない」
「誰か気になる」
「今度紹介する。今日連れてこようかと思ったけど、すぐ浮かれるからやめた」
「次回帰国したら会わせてくれ」
「年末まで韓国に?」
「明日仕事でネパールに。年初までいる」
「あいつもネパールへ遠征隊の取材に」

放送局
遠征に向かうチーム員達に、「ミニョンは?」と訊ねるソヌ
「ミニョン?次長を捜してました」とヨンス

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第19話

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ナイン~9回の時間旅行~ 第19話あらすじ

2013年 4月24日 午後8時
ハンソ病院
ヨンフンはソヌの携帯に残された録音メッセージを再生する

『2013年 4月24日
ヨンフンへの最初のメッセージ
俺の人生の結末はまだわからないが、メッセージを残しておく
ヨンフン、お香が最後まであざ笑ってる
過去に閉じ込められた』

2件めのメッセージ
『2013年 4月24日
2番目のメッセージ
30分経ったが、まだ過去に閉じ込められている
知りたい。現在がどう変わったか
兄は生きているのか、チェは罪をつぐなったか、ミニョンは“チュ・ミニョン”になったか』

2013年
教会の控室に電話を手に局長が入って来る
「チュ・ミニョン、きれいだ」と言いながら、親指を立てる
「本当に?」
「報道局 初のカップルだ。幸せになれ
喧嘩するなよ」と言って、電話がかかってきたので部屋を出ていく

今度は、ミニョンの友人たちが
彼女たちと幸せそうに記念写真に納まるミニョン

再び、ソヌの録音メッセージ
『俺たちは以前より幸せになったのか・・・』

1993年
録音を終え時計を見るソヌ
そこに、ジンチョルの車が突進してくる
電話ボックスに押しつぶされ血まみれのソヌ

2013年 教会
時間になっても始まらない結婚式
騒ぎ始める参列者たち

「始まる気配がないな、仕事があるのに」と局長
そこにボムソクが、「次長が行方不明に」と
「何?」と驚く局員たち
「失踪したそうです、携帯も通じません」
「交通事故じゃ?」とチーム長
「家からここまでのルートでは何も起きてないとか」
「携帯の位置追跡は?」
「それが、位置を捜せないようです」
「どうなってるんだ?」と出て行くチーム長たち

ヨンフンはタクシーの中、そこにミニョンから電話がかかってくる
「何か知らせは?」
「ソヌの車がありそうな場所に向かってる
チェの所に行ったから、病院があった場所のはず
前みたいに怪我して連絡できないのかも
見つけたら連絡するから」
ソヌの車を見つけ、ソヌの名を呼ぶヨンフン
そのとき、ソヌの車のそばで歩道に座り込んでいるジンチョルに気付く

ヨンフンの視線に、慌てて車で走り去るジンチョル

1993年
大破した電話ボックスに下敷きになっているソヌ
ようやく携帯電話を拾い上げ、ソヌはまたメッセージの録音を
『1993年 4月24日
3番目のメッセージ
重傷を負った。戻る方法はまだないが、これが人生の結末だとは信じたくない
生き延びてから、戻る方法を考えよう』
と、体にかぶさっている瓦礫をどけようと必死にもがくソヌ

2013年 教会
「ミニョン、ひとまず家に帰ろう
これ以上待てない、服を着替えろ」と父

警察に移動されるソヌの車を見つめるヨンフン
手続きを終えたボムソクは、小箱をヨンフンに差し出す
「高価なものなので持っていてください
他のものは警察が
お帰りください。ここにいたところで・・・」
「ええ、俺なら大丈夫」とヨンフン

ヨンフンは、その箱を開ける
中には結婚指輪
ただ、その場所でひたすらソヌを待つヨンフン
「お前、どこにいるんだ?一体どうなってる」とヨンフンは頭を抱える
そこに、チョンウから電話が
「韓国に?」
「どうなった?ソヌは?」
「見つかりません。捜索中ですが期待できません
過去で何かあったのかも
でも警察には言えないし、車のあった場所で待ってるところです」
「過去で何かあったとしても戻るはずだろ?」
「だから変なんです、6時間も経ってる
俺も混乱してます」
「いまから行く」
「ひとつ気になることが
チェ・ジンチョルがいました
変わり果てていて別人みたいでした
逆恨みしてソヌに仕返ししたのかも」
「仕返し?どうやって?」
「それは、無理かもしれませんね、ただの老人だった
それでも捕まえておけばよかった
居所がわからない、車のナンバーすら・・・」
「知ってる」
「最近会ったんですか?」
「どこで何をしてるかは知ってる
会ってみるよ」
店の奥で一人焼酎をあおるジンチョル
そこにチョンウが入って来る
「今日の営業は終わりですよ~。出ていけ!」
そして、チョンウの姿に目を丸くするジンチョル
「今日はいろんなことが起きる日だ
死んだ奴が生き返った
私がここにいるとなぜがわかった
ニュースに出るような有名人でもないし、検索しても何も出てこない無名の人間なのに
暮らしぶりを見に来たのか?
お前ら兄弟に人生を台無しにされた私が、どんなに落ちぶれたかと?
こうやって暮らしてる、私の店はどうだ、最高だろ
“ミョンセ医療機器”。ミョンセ病院グループに劣らない
・・・クソッタレども」
「ソヌはどこに?知ってますね?どこですか?」
「死んだ。私が殺した。私を破滅させた報いだ
通報したければしろ。だが、通報しても無駄だぞ
20年前に死んだから、もう遺骨もなくなってる」

1993年
院長室からチャンミンに電話するジンチョル
しかし、チョンミンはレコード店の中
ようやく意識が戻ったチャンミンは、後ろ手に縛られたまま
「だれか助けてくれ!」と叫ぶ
不安を感じながらも必死に自分を鼓舞するジンチョル
「一体どうなってる?死んだよな?あれで生きてるはずがない
これでいい、これが最善だ」

2013年
ジンチョルは自らソヌのことを話し始める
「電話ボックスの中にぼんやり立ってた
だから、車で突っ込んだ。バーンと
絶妙のタイミングだった。あの日は大雨が降ってた
人通りもなかったしな
キレイに片付いた、完全犯罪だ
誰も知らない、私だけの秘密だ
信じられないか?年寄りのハッタリだと?
それなら警察署に行って交通事故の記録を照合しろ
1993年 4月24日、鐘路3街の路地裏にあった電話ボックスでひき逃げされて死んだ男が
見つかるはずだ
お前のことも始末しとくべきだったが、あの頃の私は人がよすぎた
世の中を知らなかった
出ていけ、この野郎」
といってまた酒を飲み始めるジンチョル
今度は、それまで黙っていたチョンウが口を開く
「なんて生き方ですか?2回目の人生なのになぜ変わらないんですか?
改心できないんですか?罪滅ぼししてほしかった」
「何だと?」
「この20年間、あなたのために祈ってた」
「誰のせいだと思ってる?なぜ私のために祈るんだ?
私の人生をメチャクチャニしたくせに!」
「俺の父だから。恥ずかしい出生だけど、命を与えてくれたから
俺の人生の業だから」
「それは何のことだ?」
「俺たちは何て親子だ。俺は父親を殺し、あなたはその息子を殺した
俺たちは地獄に落ちる
どっちが先にせよどうせ地獄で会う
だから、この世ではもう会いません」
店を出ていくチョンウ
ジンチョルも慌てて外にでるが、チョンウはそのままタクシーで走り去る

店に戻ってまた酒を飲みだすジンチョル
「バカなことを言うな、イカれたか?」
しかし、その時ジンチョルの頭にあのときの記憶が蘇る

―回想―
結婚するというミョンフィに食って掛かるジンチョル
「金のために結婚するんだろ!」
「いいえ、彼が好きなの」
「嘘だ」
「あなたより人格者よ。お金があるからじゃない」
ジンチョルは、ミョンフィを無理やりホテルに連れ込む―

店を出て、車でどこかに向かうジンチョル

鐘路警察署
ヨンフンが駆け込んでくる
廊下にはチョンウが
「いったい何が?」
「1993年の交通事故を調べてもらってる」
「本当にチェ・ジンチョルが?」
「確かだ、嘘じゃない
だが、最期を見届けたたわけじゃない」
黙って隣に座るヨンフンに、
「ミニョンには?」とチョンウ
「連絡してません、言葉が見つからなくて」

ジンチョルは、ミョンフィの病院に来ていた
看護師の静止を振り切り、ミョンフィを問い詰めるジンチョル
「なあ、ソンさん。チョンウの話はどういう意味だ?
説明してくれ、何のことだ
あれは40年以上も前の出来事だぞ
私はもう年を取ったからよく思い出せない
それなのに、いきなりどういうことだ?」

―回想―
45年前 結婚し、お腹の大きいミョンフィを家まで訊ねるジンチョル
「電話しないで。義理の両親がいるのよ」
「聞きたいことが。おなかの子はチョンスの子か?
どう考えてもおかしいから、俺の子かと」
「正気?どうかしてる
「違うのか?」
「帰らないと通報するわよ」
「本当か?確かか?」
「あなたの子だったら、おろしてるわ」―

「あの時、違うと言っってたよな。私の子じゃないと言ってただろ」と泣き出すジンチョル
「おい、ソン・ミョンフィ答えてくれ、どうして?」
そこに警備員が駆け込んで来て、ジンチョルを引きずり出す
警備員に抑えられながら、
「返事をしてくれ、どうしてなんだ
何のために成功したかったか分かるか?
なぜひたすら40年間頑張り続けたと思う?なんてことだ
あんまりじゃないか」とミョンフィに訴える

警察署、廊下で待つチョンウとヨンフンに、
「引き逃げ事件ですよね?似た事件の記録が」と刑事
保管庫に入った二人は、渡された古い資料を読み始める
『1993年 4月24日、鐘路区3街ひき逃げ事件』

―回想―
警察から事情を聴かれる電話ボックスの前の家の男
「大きな音がして外を見てみたら、車が走っていきました」
『目撃者は“轟音がして車が走って行った。雷の音だと思った、車種は分からない”と
夜8時ごろまで発見されず、我々が到着したのは午後8時30分
被害者は死亡していた』―

『記者証が見つかったが偽物だった
死亡者の身元は不明
数か月後 夏
7月1日未解決のまま捜査終了
遺体は3か月後に処理』
捜査資料の中にソヌの記者証の写真があり、チョンウは涙を流す
その場に座り込むヨンフン

自宅からヨンフンに電話をするミニョン、しかし電話は繋がらない
「はじめから不安だったのよ、あの家族と関わるのかと
兄さんとそっくりね」
ユジンの言葉に耳をふさぐミニョン

警察署
チョンウにジンチョルから電話がかかってくる
「私だ!」
「どうやって俺の番号を?」
「どこにいる?今から会おう」
「この世では二度と会いません」
「そんなこというな。一方的すぎる
私は一言も聞いてなかった
知ってたら、ここまではしなかった
私にも話を聞く権利がある
そうとも、私は地獄に落ちるだろう
だが、私たちは生きているのに、なぜ地獄に落ちるまで会えないんだ
とりあえず会って・・・」黙って電話を切るチョンウ
「チョンウ、聞いてるか?もしもし!」
運転しながら携帯の画面を操作するジンチョル
そのとき、正面からトラックが!
慌ててハンドルを切ったジンチョルの車は、そのまま道路下の畑に落ちていく
車を降り道路下を確認するトラックの運転手
そこには大破したジンチョルの車と息絶えたジンチョルの姿が

1993年 ミョンセ病院院長室
落ち着かないジンチョル
そこにソヌのケガで病院に駆け付けたチョンウから電話が
「チョンウか?なぜ連絡しなかった
お前、式場から消えたそうだな?
今どこにいるんだ
今日発つ予定だろ?
約束した以上ぐずぐずするな
痛い目に遭いたいか?
私の恐ろしさがまだ身に染みてないのか」
「わかりました」
「それじゃ、発つのか?当然、韓国を出るべきだ
今空港なのか?」
「ええ」
「そうか、よく決心した。未練など持つな
これから私たちは幸せになれる。気を付けてな」
こうして二人は同時に電話を切る
「もうこれで顔を見ないで済む」と、安堵の表情で椅子に座るジンチョル

2013年 4月24日 午後8時
ハンソ病院に戻ったヨンフンは、警察から持ち帰ったソヌの携帯電話を袋から取り出す
―1時間前―
「“用途不分明の未確認品1点”遺品は時間が経ったら処分しますが、こういう場合は保管するんです、これだ」
袋から最新の携帯電話を取り出した警官は、
「何だこれは?間違って入れたんだな。90年代の箱なのに」
「待って」と慌ててその携帯電話を手にするヨンフン

ハンソ病院
ヨンフンはソヌの携帯電話のバッテリーを自分のものと交換し、電源を入れソヌの残した録音メッセージを聞き始める
『2013年 4月24日
ヨンフンへの最初のメッセージ
俺の人生の結末はまだわからないが、メッセージを残しておく
ヨンフン、お香が最後まであざ笑ってる
過去に閉じ込められた』

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第18話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第18話あらすじ

1993年 4月24日 午前11時59分
突然いなくなったチョンウに大騒ぎの教会
「何か?」と訊ねる神父に、
「チョンウが消えたみたいなんです」と友人
あれこれ噂を始める参列者たち
「消えたって」
「どうして?」
「逃げ出したのよ」
若いソンフンもそばでその様子を見ている

2013年
病院で記憶に異変を感じるヨンフン
そして気付いたときには、家族と共にソヌたちの結婚式のある教会の前にいた
「俺たち結婚式に行くのか?」と妻に訊ねるヨンフン
「何?」
「ソヌとミニョンさんの結婚式か?」
「当たり前でしょ、何を言ってるの?」
妻の言葉に、ヨンフンは安堵の笑みを浮かべる

1993年 4月24日 午前11時59分
雨の降る教会の前
「おじさん、どこへ行くの?」と声をかけるシア
チョンウはその声に一旦は振り返るものの、そのまま歩き出す

2013年 4月24日 午後12時
斎場のミニョンにも異変が起きる
突然消えていく葬列者たち、父チョンウの遺影、母ユジン
ミニョンの喪服はウェディングドレスに変わり、彼女も教会に移動していた
そして教会の前で挨拶をするユジンと新しい父

以前ミニョンがソヌに言ったことば
『また思い出した。チュ・ソンフン、ボストンで弁護士をしてる新しいお父さん
合ってる?』

一方ジンチョルも同じ時刻、ソヌの車の前から別の場所に移動していた
そこは下町の小さな店
そばにあった鏡で自分の姿を見てぼさぼさ頭の自分に驚く
そこに男が一人「腹が減った」と入って来る
「社長、出前でも取ります?
今日は香港飯店
社長はジャージャー麺?
俺はちゃんぽん、そうしよう辛いのが食べたい」
何も答えず外に飛び出すジンチョル
見上げた先には、“ミョンセ医療機器”の看板が
ジンチョルは店に戻り、PCで検索を始める
『ミョンセ病院 チェ・ジンチョル会長』と入力、しかし検索結果はゼロ

ジンチョルは、20年前に院長室でソヌが言ったことを思い出す
『殺そうかと思ったが、20年の栄華を奪うほうがもっと苦しめられる』

「クソ野郎!殺してやる」と言うジンチョルの言葉に怯える従業員の男
店の外に飛び出したジンチョルは、ポケットから鍵を取り出し、自分の車を確認する
反応したのは、店の名前が貼られた小さなバン
頭を掻きむしりながら、叫び声をあげるジンチョル
そしてとうとう車を蹴りまくる

1993年 4月24日 午前11時59分
教会
式を諦め飛び出してきたチョンウは、自分とユジンの名前の書かれた看板に涙を
歩き出した彼に声をかけるシア

2013年
チョンウは20年前の新たな記憶に驚く
持っていた注射を見て、目の前の患者と目が合う
質素な診療室、壁には国際医療奉仕団の垂れ幕

1993年
教会を出たチョンウはそのままソヌの病院へ
「兄さん!結婚式はどうしたの?」と驚くソヌ
「平気か?どこを刺された?」
「兄さん、死にかけたんだ」
そのとき、オ記者が名刺を差し出し自己紹介を
「お兄さん?ご連絡したCBMのオです
弟さんは私に知らせたいことが・・・」
「誰の仕業かは僕が知ってます」
「えっ?」
「なぜ?」と驚く二人

教会の控室で泣き出すユジン
彼女を慰める友人たち
「ひどいわね、どうかしてる」
「こういう人間なのよ、初めてじゃない
許してまた信じた私がバカだった!」
ユジンはブーケを投げ捨てる
そして、「シア、着替えてきなさい
私の荷物を持ってきて」
「どうするつもり?」と友人
「発つわ。本当に韓国にはもういたくない
今日出ていくわ!」
シアはため息をつく

警察署の前からニュースを中継するオ記者
「“ミョンセ病院の火災は放火と判明”
単純な火災事件だと結論付けましたが、実際は警察も加担した犯罪事件でした
主犯はミョンセ病院のチェ院長です
前院長の長男パク氏が偶発的に前院長を殺害
チェ院長はパク氏と前院長の妻を脅迫し、自首を阻んで事故に見せかけました
事故に捏造できたのは担当刑事と取引していたためです
ソ刑事とハン刑事は数千万ウォンの賄賂を受け取り、捜査を早期に終了していました
検察は事件の背景を捜査中です
オ・チョルミンでした」

パトカーに乗り込み、言い争うジンチョルとチャンミン
「やけにゴタゴタしてるから、こうなると思ったぜ」と言うチャンミンに、
「目撃者を捜せと言ったのに、高校生を刺しやがって」とジンチョル
「ふざけるな。あんたが“やれ”と“早く片付けろ”と言っただろ」
「何だと?俺がいつ?」

ソヌの家
手錠をかけられたチョンウは母親に別れの挨拶を
「母さん、ごめん。また母さんに逆らった
でも、これが最善良だと思う、悲しまないで」

パトカーに乗り込むチョンウを、2階の窓からじっと見つめるソヌ

チョンウとジンチョルの裁判
「被告パク・チョンウが父親を押したことに暴行の故意はなかったと…」
ジンチョルはチョンウに、「お前なんかと組もうとした私が愚かだった」
「罪滅ぼしを。僕も一生かけて罪を償います
あなたも罪滅ぼしを」
「この野郎、人を殺したのはお前だぞ
私はお前に破滅させられた犠牲者だ!」
そのとき裁判長が判決を言い渡す
「被告人パク・チョンウを懲役3年に、被告人チェ・ジンチョルを懲役4年6か月に処します
被告人チェが所有する病院の経営権及び財産は贈与の過程で脅迫が認められるため、贈与の無効を言い渡します」

刑務所に収監されたチョンウ、そこにソヌが面会にやって来る

ソヌは、チョンウに大学の合格通知を見せる
「合格したよ。これを知らせに来た」
「そうか、よかった。頑張ったな
僕のせいで1年も無駄にさせてすまない。母さんは?」
「僕が合格したこともわかってない」
「ありがとう、来てくれるとは・・・」
「まだ無理だけど、今に理解できるようになると言われたから、いつかその日が来ると信じてる」
「それはどういう意味だ?」
「秘密だ」

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第17話

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ナイン~9回の時間旅行~ 第17話あらすじ

1993年 4月24日 午前11時
雨の降る中、チョンウとユジンの結婚式会場の教会
暗い表情のチョンウ
彼にお祝いを言ったヨンフンは、ソヌの姿を探す
そこに後ろからシアがヨンフンところへ
「シア、シアだよな?」
「うん」
「ソヌは?」
「わかんない」
「僕には“早く来い”と」

控室
友人と写真を撮るユジン
そこにチョンウが入って来る
「呼んだ?」
「パスポートだけど、シアがカバンに」
「あったのか、ソヌを店に行かせたんだけど」
「どうするの?」
「なければ戻るさ。見つかってよかった」

その時横にいた友人が、「チョンウさん、ユジン、きれいでしょ?」と
「そうですね」と照れたようにその場を立ち去るチョンウ
「すごく照れてる」と友人
「彼、やつれたわね。悩みがあるみたい、去年と違うわ」
「そうね、痩せた気がする」

廊下を歩くチョンウ、そこに家政婦が母親を連れて現れる
「チョンウ、今日は奥様ご気分がいいみたいよ
先に行ってるわ」
チョンウは深刻な表情で車いすの母の後姿を見ている

チョンウにソヌの居場所を訊ねる神父
「ユジンさんの店へ」
「すぐ戻るかな」
「時間がかかりそうですが、どうして?」
「学校から問い合わせが」
「学校?」
「そう伝えておきます」

神父と電話で話すチャンミン
「レコード店のことですよね?はい、わかりました。どうも」

ユジンの店でパスポートを探す若いソヌ
しかし見つからず店を出てくる

2013年
車中でヨンフンと話すソヌ
「兄の結婚式が12時からあった
兄の用事で式に遅れたと日記に書いてあるが、どんな用事か思い出せない
お前、分かるか?」
「わからない。そこまで覚えてるわけないだろ」

1993年
チャンミンはソヌの横で車を止める
「ちょっと教えてくれ
もしかしてミョンジン高校 3年生パク・ソヌか?」
「そうですけど?」
「本当に?おやまあ、ドンピシャか」

チャンミンは、車を降りるといきなりナイフをソヌに向ける
手を切られ血を流す若いソヌ
その瞬間現代のソヌの腕にも傷跡が
「もしもし、聞いてるか?」とヨンフン

驚いて後ずさりする若いソヌ
「どうして?」

2013年
必死にソヌに呼びかけるヨンフン
「もしもし、ソヌ。何があったんだ?」
「死にかけているらしいが、どこで死ぬのかわからない」

過去では、チャンミンが若いソヌの胸にナイフを
現代のソヌも同じところに痛みを感じる

1993年
必死で持っていた傘を盾にナイフを避ける若いソヌ
彼はビール瓶を見つけ、それでチャンミンの頭を殴る
そして急いでその場を離れ、何とかレコード店に逃げ込む

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第16話

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ナイン~9回の時間旅行~ 第16話あらすじ

大聖堂の中
一人祈りを捧げるソヌ
そこにヨンフンがやって来る
「祈るのは初めてだ、自己流だけど構わないよな」
「30分前に亡くなった
急だったから連絡できなかった
お義姉さんの具合がよくない」

表情を変え、教会を出て車に乗り込むソヌ
ヨンフンは慌ててあとを追う
「どこに行くんだ?」
「閉めろ」
「チェ・ジンチョルのところだろ、何しに?」
「殺すんだ。安心しろ、ここでは殺さない
スキャンダルの主人公が人殺しまでしたら会社に迷惑だ、どけ!」
ヨンフンはソヌを車から引きずり降ろすと、彼の頬を殴りつける
「教会で祈ってた人間がすることか?イカれた野郎め」
ソヌの懐から、お香を取り上げるヨンフン
「このせいだ、正気じゃない。これが悪いんだ」
「よこせ!」
「いやだ!」とヨンフンは教会に駆け込む
「処分しよう!チェ・ジンチョルに奪われてもまずいが持ってたらお前の人生がダメになる
使えないように踏み潰す」
「返せ!おい」とヨンフンに近づくソヌ
「お香で幸せになった人はいない
お前がチョンウさんを助けようとした結果は?
チョンウさんは自ら命を絶った
山で死んだ時のほうが幸せだったかも
死ぬまで希望があった
今回は?どんな心境で自分の腕に注射を?
消すべきなのはチェ・ジンチョルじゃない
お香だ。消すのが最善だ
これが悪魔なら、主が守ってくださる」
その瞬間、ヨンフンの手からお香が消えてしまう
お香の入った筒もない
「何なんだ、どこに行った
もしかして、主の所へ?」
と祭壇を見つめるヨンフン
ソヌも祭壇をじっと見つめる

翌日 2013年 4月24日 午前10時
ジンチョルの車の中
「パク記者は帰らず病院にいます」
「ずっとか?」
「はい、霊安室にいるとか
明日ミサを終えてから埋葬地へ
それまではコンタクトをとれないかと
メールは襲撃事件当日のぶんを
先に確かめましたが、妙なメールが何件か」

それは、前回のタイムスリップ直前のヨンフンとのやりとり
『今から行く。順調にいけば30分で元通りになる』
「事件の30分前です、どこへ行ったのかはわかりません
元通りになるというのも意味不明です」
ジンチョルは、タイムマシンを持っていると言ったソヌの言葉を思い出す

「事件直後に友人から来たメールです
会長のお名前が出てきました」
ジンチョルは、そのときのヨンフンの返事を読む
『チェ会長にお香のことも知られたのか?』
「お香?お香とは?」
「わかりません。それ以上お香のお話はありませんでした」
「お香のことを知られたくないと?これだけか?他にヒントは?」
「内容を把握するのには時間がかかるかと
量が多いので3日ほど・・・」
「この野郎!その前に私が死んだらどうする?」
「えっ?何のことですか?」
「奴は今喪中だからおとなしくしてる
葬儀が終わったら私はおしまいだ
今日中に何としてでも探し出せ
お香が何なのか、どこにあるのか!」
「はい」

チョンウの葬儀会場
ユジンを気遣うソヌは、ミニョンに彼女を休ませるようにと
「母さん、ちょっと横になる?立って」とユジンを奥に連れて行くミニョン
そこに局長が弔問に現れる
「おひとりで?」
「会議があったから。ミニョンは?」
「義姉を休ませに」
「お前とミニョンの件があったばかりで・・・」
「お気持ちはよく分かってます」
「俺が恨めしいか?」
「いいえ、全然」
「チェ・ジンチョルは襲撃事件で追起訴される
もう再起不能だ、手伝うことは?」
「ありません」
「そんなにきっぱり言うな」
「必要になったら頼みます
向こうにサンボムが来てます」

そこにヨンフンが現れ、ソヌを外に連れ出す
「現れたか?お香だよ」
首を横にふるソヌ
「やっぱり主が持って行ったんだ
お前に罪を犯させないためにな
初めは驚いたが、そう考えたら安心した
お香もチョンウさんも本来は存在しない
チョンウさんが亡くなったからお香も消えて当然だ」
「神の善意を信じるのか?俺は人間の悪意のほうが納得できる
神がお香を持っていったんじゃない
過去の俺がなくしたんだ
俺はそう思う」
「誰が持ってった?」
「さあな。チェじゃない
奴なら俺はもう死んでる
まだ生きているから、チェ・ジンチョルじゃない
誰かが捨てたならむしろ好都合だが
どこへ行ったのか分からない」
「何を言ってるんだ、違うよ、俺の考えが正しい
全部ファンタジーだった、もう終わったんだ
現実を見て生きるべきだ
俺を信じろ」

遺影の前で、父チョンウとの最後の会話を思い出し涙するミニョン
それは、登別のホテルにかかってきた電話
「楽しんでるか?」
「もちろんよ、今どこ?」
「病院だ。明日の手術の準備をしてる」
「そう、父さんがいないから退屈だわ」
「母さんは?」
「温泉に行ってる。露天風呂にハマったみたい
何時ごろ来る?」
「発つときに電話する
ミニョン、こんな俺を父親に選んでくれてありがとう」
「そんなこと言わないで」
「すまない。元気でいろ、母さんにもよろしくな」
「ええ、また明後日」
その後ろ姿を見つめるソヌ

ソヌは、ミニョンの隣に
「義姉さんは?」
「横になってる」
「局長が来た」
「知ってる、挨拶したわ」
「お前お少し寝たほうがいい
ここは俺が・・・」
「後悔してる。叔父さんは元に戻りたがってたわよね
私が間違ってた。私だけ耐えれば丸く収まると思ってたの
まさか父さんが・・・元に戻せない?」
首を横に振るソヌ
「できない。無理だ。お香がない」
「残ってたはず」
「消えたんだ。兄の人生は矛盾してた
俺には解決できなかった
お前は悪くない」
泣き崩れるミニョン

ジンチョルの公判が始まる
「被告人チェ・ジンチョル
ミョンセ幹細胞研究所は7人の女性研究員から署名入りの同意書を得て、研究に使う卵子の提供を受けたが・・・」―

1993年 4月24日 午前10時
ソヌの家
訪ねて来た刑事に、お香を渡す家政婦
証拠品として必要だと刑事から電話をもらった家政婦が、若いソヌの寝ているときにクローゼットから持ち出したものだ

家政婦は、「なぜまた持っていくんですか?」と刑事に訊ねる
「調べたいことが。チョンウさんはいつアメリカへ?」
「今日、結婚式を終えてから夜に」
「おめでとうと伝えて」

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第15話

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ナイン~9回の時間旅行~ 第15話あらすじ

2013年 4月23日
“パク・ソヌ記者 負傷の影響?復帰を見合わす”
ソヌの記事を読むカン・ソジュン

ヨンフンは、ソヌが入院していた病院の医師と電話で話をする
「ソヌがですか?」
「退院後一度も病院に来てない。通院すると約束したのに
ほっといたら大変だ、連絡がつかないか?」
「電話を控えてました、連絡してみます」

ヨンフンはソヌの家に
荒れ放題の家の中で酔いつぶれて寝ているソヌ

「おい、俺だ。イカれたか?
手術を受けたばかりで大酒を?」
「飲んだらだめか?だから傷口が痛むのか」
「6日間ずっとこんな生活してたのか?
飲んでくれてたのか?」
「もう6日も?暇だからさ
することが何もなくなった
重傷だと発表したから遊びにも行けないし、人目が気になって病院にも行けない
会う人もいない。同僚には避けられ、局長には切り捨てられた
ミニョンは姪に変身したしな
お前が上手に説得したから去って行った、12時になる前に」
「俺のせいか?元に戻るのは辛いか?
ミニョンさんは家族で日本の温泉へ
彼女よりお前にダメージがあるとはな
彼女が結婚すると言った時も辛抱できただろ
また頑張れないか?」
「眩しい。カーテンを」
大きくため息をつくヨンフン

温泉のホテルで電話をするユジン、そこにミニョンが
「ええ、3日前にここに来たから知らなかったわ
ミニョンからも聞いてない
帰国したら電話するわね」

ユジンはミニョンに、
「ねえ、叔父さんケガが深刻で復帰できないって?」
「誰が?」
「セヨンのお母さんよ。大丈夫なはずじゃ?
復帰しないの?知らない?」
「さあ」
「一人で苦しんでるんじゃない?」と言ってユジンはすぐソヌに電話をかける

ソヌの家
ヨンフンはユジンから電話が来たことをソヌに告げる
「ソヌ、電話だ。出ろよ、お義姉さんだ
たぶん日本からだ、出ろ」
ソヌは、電話に出る
「はい、義姉さん。休みたくて大げさに書いてもらったんです
大丈夫です」
「具合が悪いのかと思って心配になったの
私たちは元気よ、ここ?ここは温泉だけど・・・、待ってね」
そう言ってユジンは携帯をミニョンのところに
「何?」
「ここはどこ?わからないわ」
「登別」
「説明して」と、ユジンは携帯をミニョンに渡す
「もしもし?叔父さん、私よ。北海道の登別に来てるの」
「あぁ、そうか」
「毎日何を?」
「食べて、寝て遊んでる
久しぶりに暇ができた、天国だよ
お前はどうしてる?元気か?」
「もちろんよ。私も遊んだり、食べて寝たり
暇な人は皆同じでしょ」
「兄さんは?」
「父さん?来てないわ」
「一緒じゃ?」
「手術の予定が入ったから、明日来るって
明日は両親の結婚記念日なの」
「そうなのか、わかった。ゆっくり休め」
「ええ、叔父さんも」と電話を切る

「お茶を飲んだら、もう一度温泉に」とユジン
「また入るの?」「汗をかいたらすっきりした、死にそうに腹が立ってたけど」

ソヌの家
「起きろ、昼飯を食いに行こう」とヨンフン
「最近兄さんはどうしてる?」
「旅行中だと言っただろ」
「言ってない。手術の予定が入って」
「休暇中だよ、家族旅行だと・・・
日本に行ってないなら、どこに?」と不安そうなヨンフン
ソヌはチョンウに電話をかける
「出ないか?」とヨンフン。「病院に行け」

ヨンフンは病院へ電話する
「先生、課長ですか?今日から休暇です
手術の予定ですか?入ってませんけど」と看護師

ソヌも着替えながらチョンウに電話をかけ続ける

ハンソ病院のチョンウのオフィス
なり続ける携帯電話
ドアをノックし、返事がないことを確認しヨンフンに電話をかける看護師
「はい、ご不在みたいです。帰るところは見てません
携帯がお部屋に、音が・・・」
「携帯が部屋に?鍵がかかってて返事はない?」と声をあげるヨンフン
ソヌとヨンフンは目が合う

家を飛び出すソヌ
ヨンフンは、看護師にチョンウの部屋の扉を警備員に開けさせるよう頼み、ソヌを追う
「飲酒運転になる。俺の車に乗れ!」
ソヌは車で向かう途中もチョンウの携帯にかけ続ける
「大丈夫だよ、落ち込んでて1人になりたかったのさ
お前みたいに」

チョンウのオフィスのドアの鍵を壊す警備員
ドアにはチェーンも
「課長!ドアを開けてください」と声をかける看護師
車を降りたソヌも、チョンウの部屋に向かう

チェーンを切り、部屋の中に飛び込む職員たち
それを見つめるソヌ
ソヌの脳裏に、父が死んだあの夜のことが蘇る

職員は意識のないチョンウを部屋から運び出す
部屋に入るソヌ、机の上には『皆にあやまります』という書き置きが

数日前、ソヌの家

酒を飲むソヌ、そこにチョンウが
「することがないから1杯飲んでた
兄さんも飲む?これ、いい酒だよ」とソヌ
「ミニョンに会って来た
韓国を離れたらどうだ?俺たち夫婦もアメリカへ
お前たちも俺たちもいなくなれば、韓国で何を噂されようと関係ないだろ
妻は受け入れがたいだろうが、時間が経てば理解してくれるさ
母親だかな。俺はダメな男だから何もしてやれない」
「離れるもが最善ならそうするけど、最善じゃない
最善なんてないんだ
事がこじれすぎてる
最悪以外を選ぶにしても、俺たちには決定権がない
俺たちが選んだ方法は失敗した
次はミニョンが選ぶ番だ、公平にね
悩むことないよ。ミニョンは兄さんを選んだ」
「生きるのは、本当に苦役だ」と涙を流すチョンウ―

チョンウの部屋
書き置きの紙の上に封筒が
“弟のソヌに渡してください”

CBM放送局、ライバル局DBM 報道局長からの電話に声をあげる局長
「何だと?今何て言った?」
「私的な報道かもしれんぞ、パク・ソヌの女性関係は乱れてるとか
それなら刺されても不思議じゃない
この事件はチェ・ジンチョルとは無関係だろう」
「貴様!同業者のくせに冷たすぎるぞ!!たわごとを抜かすな!
ニュースをでっち上げたらぶっ殺してやる!!」

そこにヨンスが「局長」と部屋に入ってくる
怒りの矛先がヨンスに
「DBMにネタをやるなとみんなに伝えろ!
仁義のない奴め。潰しとけばよかった」とまだヒートアップしている
「局長!警察から連絡が。見つかりました」と鑑定書を局長に見せる

チョンウの処置を済ませた医師はヨンフンに言う
「明日までもたないな。うつの症状があるのは気づいてたが自殺なんて」
そっと涙をぬぐうヨンフン

廊下の椅子に座るソヌ
そこにヨンフンが
「お義姉さんに連絡すべきじゃ?早く来ないと看取れないかも
俺が連絡しようか?連絡するよ」と立ち去るヨンフン
その様子をソジュンが見ている

登別温泉
出かけようとしていたミニョンのところにヨンフンから電話が
「ハン先生、どうしました?私たちですか?今、ホテルに・・・、えっ?」
ミニョンは目を見開く
そこにユジンが
「早く来なさいよ、何よ。どうしたの?」

ソヌの携帯にはボムソクから電話が
しかしソヌは出ない
そこにヨンフンが
「連絡した。飛行機のチケットが取れたそうだ」
ソヌの脇腹の出血に気付いたヨンフンは、「お前、手当しないと」と担当の医師を呼びに行く
ソヌは、ようやくボムソクの電話に出る
「次長、今どこですか?
次長を刺した犯人がわかりました!」

ガソリンスタンド
パトカーがやって来る
刑事たちの取り締まりの姿に、慌てて鍵の束を隠す社長のパク・チャンミンは、20年前の放火犯
「パク・ソヌ記者 襲撃容疑で逮捕します」
チャンミンに手錠をかける刑事たち

「4月10日の夜8時半ごろ、CBMスタジオでパク・ソヌ記者を刺して逃げた嫌疑です
あなたのDNAが検出されたんです
逃走を防ぐため逮捕しました
あなたには弁護士を選ぶ権利があります
連行しろ!」
「なあ、ちょっと待ってくれ。パク・ソヌって誰だよ?
何のことだ?」

ボムソクの話を聞くソヌ
「どうやって犯人を?証拠がないのに」
「一つありました、爪です
手術したときに出てきた異物から、容疑他の爪の異物が
刺した時に爪が折れて、体に入ったんですよ
爪からDNAが抽出され、科学捜査研究院にそのDNAの情報が
前科があったんです
名前はパク・チャンミン 年は64歳
がソリンスタンドを経営
暴力、強盗、殺人未遂など前科14犯です
特ダネです、掘り当てました」

CBMの会議室で、報告書を読みあげる局長
「ミョンセ病院傘下の研究所が1993年から2002年まで、パク・チャンミンの親に給料を払ってた
実家は農家でミョンセ病院とは無関係だ
10年間に与えていた金は10億ウォン以上」
「チェが悪事を働いてきた証拠です」
「奴は終わりだ。トップニュースにしろ」と局長

ボムソクとソヌ
「殺人教唆までしてたら保釈は無理です
次長が報道したら痛快だったのに
それは残念ですが、捕まえられてよかったです。ご気分は?」
「気分がどうかって?最悪だ。今、チェは?」
「明日が判決公判なので作戦を練ってるかと」

医師を連れて戻るヨンフン
しかしソヌはもういない

ジンチョルのオフィス、自分の新聞記事を読むジンチョル
彼は、現れた秘書にキム弁護士を呼ぶように言う

「はい、ある人が電話をつないでほしいと。20年前に付き合いがあったパクだと
このまま切りますか?」
ジンチョルは電話に出る
「チェ会長、20年前に付き合いのあったパク・チャンミンだ」
秘書に出ていくよう合図するジンチョル
「どうしたんだ?」
「力を貸してくれ。パク・ソヌ記者を刺した容疑で逮捕された
パク・ソヌなんて知らないし、刺してもいない
それなのに、俺の爪が見つかったなんて変じゃないか?
その記者が、ありえないことだが洞雀大橋から飛び降りたやつと似てる
老けてもいない。なあ、俺が一番驚いてるのは凶器のナイフだ
あの日奴の腹に刺したナイフだった
記者は刺してないが、似てるやつは20年前に刺した
警察にどう説明すりゃいいんだ
どういうことか考えてみてくれ
しらばっくれるなよ
俺が有罪になったら、あんたも有罪だからな」

ジンチョルは、手帳の中のソヌの写真を取り出し、チャンミンの言葉を振り返る
「まさか、本当にパク・ソヌ?」

トイレで、古い日記のページを破り捨てるソヌ
『“俺がお前だから”どういう意味かな』
『僕は38歳の時、脳腫瘍で死ぬのか?』
『2013年のパク・ソヌさん、あなたはこれを読んでる?』
『どうか会いに来て、待ってるから』
『火災の現場で燃えてなかった唯一の証拠品、初めて見たのに僕の指紋が付いてた』
お香のことが書かれたページを破ると、ソヌは小さくしトイレに流す

そこにヨンフンが、「いるか?何してた?」とトイレの扉を開ける
「チェ・ジンチョルに気づかれる
事実を突き止めるはずだ、おぞましい行動力で」

オフィスで考え込むジンチョル
彼は以前ソヌの言ったことを思い出す
『確かめますよ、誰が父を殺したか
以外に簡単です』
『証言なんか信じません、信じるのは事実だけだ』

そして、20年前のチャンミンとの会話を思い出す
「10日も経ったのになぜ死体が浮かばない?」
「俺にもわからない。水草に引っかかってるのかも」
「生きているんじゃ?」
「不死身じゃあるまいし、歩けもしないのに川から上がれるか?」―

何かを思いつき、「ありえんだろ」とつぶやくジンチョル
そこに秘書が「お呼びに?」
「パク・ソヌの兄貴に連絡しろ」
「ハンソ病院の課長のことですか?」
「そう、チョンウだ。できるだけ早く会いたいと伝えろ」
「はい」と出ていく秘書
「奴を丸め込むのが手っ取り早い」とジンチョル

病院
ヨンフンはソヌに聞く
「じゃあ、お香は?どうする?」
「始末しないと何が起きるか分からない」

ジンチョルのオフィス
秘書が入って来る
「連絡したか?」
「それが・・・、パク課長は今、ICUに入ってるようです」
「なぜ?」
「よく分かりませんが、自殺未遂かと」

ハンソ病院
廊下の椅子に座るソヌの前に、ジンチョルがやって来る
「寝込んでるのかと思ったら、ここに来てたのか
チョンウが危篤だそうだが、入っても構わんだろ
昔馴染みじゃないか」
ジンチョルは、そのまま中へ
「見舞いに来ただけで他意はありません」と秘書

ソヌは、胸元からチョンウの手紙を取り出す
『ソヌ、辛くなるたびにお前に重荷を押し付けて、逃げる兄を許してくれ
俺の命を救うために努力し犠牲を払ってくれたが、おめおめと生き永らえる力はもうないんだ
すまない
言えなかったことがある、俺の薄汚れた出生の秘密だ
俺の父、チェ・ジンチョル』

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第14話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第14話あらすじ

ミニョンからの電話に出るソヌ
かけてきたのはヨンフンが頼んだ看護師
「この携帯を持ってる方の叔父様ですか?」と聞かれ、ソヌはまだ変わっていないことに気付く
彼女は、ミニョンに会話をするよう促すが、ミニョンは眠ったまま
「今は話せそうにありません」
「相当 悪いですか?」とソヌ
「安定剤のためです。“叔父さんに電話をかけて、なぜ帰らないの?”と」
「仕事が長引いて・・・。すぐ帰ると伝言を」
電話を切り、時刻を確かめるソヌ
11時5分

そこに看護師とボムソクが入って来る
ソヌが意識を取り戻したことに気付いた看護師は、医者を呼びに
「ICUは記者が来るので、ここへ
臓器はそれほど損傷してないとか
5センチ左に刺さってたら大変だったと
僕の電話に何件も問い合わせが」
そこに局長から電話が入り、病室を出て行くボムソク

ソヌは、チョンウに電話を

「過去に何か?」
「具合は?今警察署だ。事情聴取に」
「何も変わってない。どうなってる?」
「やられた」

1993年
警察署
「話はそれだけ?」と言う刑事に、
「はい、後はそれを見てください」とチョンウ
「わかりました。再捜査をするには手続きが必要です
まず署長に報告しないと。逃げる恐れはなさそうですね
ご帰宅ください。再捜査が決まったら伺います
今になって、なぜ?」
「やっと目が覚めたんです。バカですよね」

自宅に戻ったチョンウに声をかける若いソヌ
「遅かったね。そんな顔して何かあった?」
「ソヌ、兄さんに失望したとしても、前だけを見て生きていけ
家族も所詮他人だ。動揺するな」
「何のこと?」
そこにヨンフンも部屋から顔を出す
「後で話そう」とチョンウは部屋に
「何?何の話?」とヨンフン

部屋でユジンに手紙を書くチョンウ
『ユジンさんへ、あなたと結婚する資格がない理由は、とても面と向かっては言えません』―

書き終えた手紙を封筒に入れるチョンウ
そこに、客が来たと知らせに来た家政婦を押しのけ、ジンチョルが入って来る

部屋に二人だけになると鍵をかけ、いきなりチョンウの頬を叩くジンチョル

2013年 ソヌとチョンウ
「まさか、刑事が?」
「火事の捜査のときに買収されてたようだ」

1993年 ジンチョルに連絡する刑事
「パク・チョンウが自首しに来ました。ビデオテープまで持って
証拠だと。こうなると、これ以上は協力しかねます」

チョンウの部屋
ジンチョルはポケットからビデオテープを取り出す
「人生を懸けて助けてやったのに、これが見返りか?
死ぬなら一人で死ね。私を道連れにしたいのか?冗談じゃない」

テープを引っぱり足で踏みつけるジンチョル
「あいつの素性を教えろ。ただの目撃者じゃない
自殺も多分芝居だろう
知っているな?今どこにいる
名前は何だ?目的は?」
「知りません」
「知らない?知らない奴に従って告発したと?
この恩知らずめ。言え!奴の正体は?」

2013年
チョンウはソヌに言う
「もう説得してもダメだ。完全におじけづいてる」
こんなものを持っていったら、“家族をタダじゃおかない”と
本気に見えた。チェ会長は正気じゃなかった
もう行くな。お前を殺す気だ
助かる保証がないし、警察もグルだ」

そこに警官がチョンウを呼びに来る

屋台で友人と酒を飲むソジュン
「謝ったんだ、ちゃんと。いいか、会って謝り、電話でもメールでも謝った
これ以上、何をどうやって謝るんだよ」
「謝ったかどうかよりも、彼女を疑ったのが問題だ」
「くそ、どうすりゃいい?
本当にまいったよ、まったく」とソジュンは頭をかきむしる
そこにもう一人の友人が
「おい、パク・ソヌ記者って義理の叔父になる人じゃ?」と
「何が義理の叔父だ。結婚できるかどうか分からないのに」
「刺されて重体だと。ネットに出てる」

ソジュンはタクシーで病院へ向かう
そこに兄からの電話
「ミニョンさんの携帯の位置だけど、住所をメモしろ」
住所を書きながら、そこがソヌの家であることに気付くソジュン
彼はタクシーでソヌの家に行く

彼の声を知っていた看護師は、彼を家の中に
「あら、カン先生?」
「キム看護師がどうしてここに?」
「ハン先生に頼まれて看病を」

急いでミニョンの傍に行くソジュン
その気配にミニョンは「先輩?1日中ほったらかしにするなんて
待ってたのに」と呟く
そこに看護師が
「婚約者の方だと知りませんでした
聞いてなかったので」
「彼女はいつから?」
「わかりません。私が来たときにはかなり経ってたかと」
サイドテーブルのLPレコードを見つめるソジュン

着替え中のソヌの病室に、イ・ジュヒアナが入って来る
「驚いた。見舞客相手にストリップ?
元気そうですね。なぜ着替えているんですか?」
「退院する」
「手術を終えて何時間も経ってないでしょ」
「静かに出ていくから、内緒に頼む」

タクシーの中で、ソヌの家にいたミニョンのことを思い出すソジュン
ミニョンの呟いた言葉、置いてあったLPレコード、ソヌのYシャツを着せられたミニョン
そしてあのメッセージ

ソジュンは、ミニョンに電話をする
「はい、カン先生」
「ミニョンを」
「眠ってます」
「起こして」

ミニョンを起こす看護師
「起きてください。電話に出てください、カン先生から電話です
カン・ソジュン先生がさっきここへ」
困った表情で電話を受け取るミニョン
「どこだろうと思ってた。なぜそこに?
あと2日で結婚式なのに、誰も教えてくれなかった
僕をダマしてる?僕の思い過ごしじゃなかった」
「待ってよ、私、いま・・・
頭がはっきりしてからまた話しさせて」
「レコードのメッセージは、君が書いたんだろ?
受け取ったのは、“先輩”と呼ばれてる人
その先輩は、パク・ソヌだ」

ソヌの病室
「本当にその体で?」とイ・ジュヒ
返事をせずに辛そうに上着を着るソヌ
ジュヒはそれを手伝う
「パートナーだから」
「俺に気があるなら止めとけ」
「あら、また恋の駆け引き?なぜ?」
「俺の人生は複雑だから。駆け引きじゃなく、君のために言ってる」

病室の外にはボムソク
そこに局のスタッフたちもやって来る
「おい、あとで入れ。イ・ジュヒ アナが」
「行かないと言ってたのに」
「何を?」
「さあな」と笑い合うスタッフ

ソヌにミニョンから電話が
「目が覚めたか?体調は?」
「どうしよう。ヘマをしたの」

そのとき、ソジュンが看護師の制止を振り切って病室に入って来る
「誰ですか?」とイ・ジュヒ
「ミニョンの婚約者ですが、酔ってるらしくて」とボムソク
「身内も同然ですから書類は後で」とヨンス

ソヌはミニョンと話していた携帯をおろす

「汚い野郎め」と呟きながら、いきなりソジュンがソヌを殴り始める
慌てて止めに入るスタッフたち
「この野郎、ぶっ殺してやる!それでも人間か?」と叫ぶソジュンを何とか外に連れ出す

1週間後
レストランで食事をするヨンフンと妻
「子供たちはどうした?」
「母さんに頼んだ。これのために呼んだの、返品すべき?」
「何だ?」
「ソジュンさんたちにもらったお礼よ
どうする?破談になったから返すべきじゃない?」
「いいよ、2人が受け取ると思うか?」
「ちゃっかりしてる」
「お礼なんていらなかった。話にならない」
「ところで真相は?ミニョンさんが浮気を?」
「誰がそんな話を?」
「病院中に噂が」
「よほど暇なんだな、ばかばかしい」
「ねえ、実をいうともっと変な話も聞いたの
すごく不道徳な話なんだけど、ソヌ・・・」
「言うな。一言も言うな!何か言ったら離婚だぞ」
「何を想像してるの?」
「何も言うなったら。事実じゃない、バカな女が流してる噂を信じるな!」
そう叫んで席を立つヨンフン

自宅を出て来たソヌに、男が声をかける
「パク次長、局長のご命令で参りました
お体が不自由ですし、身辺も危険なので心配だと。どうぞ」

1週間ぶりに局にやって来たソヌ
周囲があれこれ騒がしい
エレベータで一緒になったイ・ジュヒも冷ややかだ
「人生が複雑だと言う話はウソじゃなかった
噂が広まってるけど、発信源は私じゃありません。違いますから
そんな話、口にしたくもありません
あまりにもひどすぎて」

報道局に現れたソヌに、ボムソクが声をかける
「夕方いらっしゃるのかと」
「局長は?」
「局長室に」
そこにミニョンの姿が

「ミニョンはいつから?」
「新婚旅行用に取った休暇を消化して3日前からです」
「そんな顔するな。不愉快だ」
「すみません。なんだか気まずくて
次長とミニョンを信じてます」
ボムソクは座って話し始める
「報道局が、妙なムードになってます
結婚前日の破談だから、憶測が飛び交ってとんでもない噂も
ミニョンは辛かったかと
あの男がおかしいんです。破談になってよかった
妄想男め、ミニョンがもったいない」
何も返事をせず部屋を出て行くソヌ

局長室
「イカれた奴の犯行じゃないぞ、見てみろ
ロビーからメイク室までの監視カメラに犯人が映ってない
ナイフに指紋もない
局の防犯システムから、お前の行動までを把握してる
完全なプロだ。チェ・ジンチョルの仕業だと確信してる
ホコリが出るまで叩いてやるからな
刑務所まで追いかけてやる」
「ほっといては?どうせ我々の勝ちだし」
「何を言ってる。これはメディアに対する挑戦だ
絶対に見過せない
なぜ気が乗らないんだ?」
立ち上がったソヌは、局長の机の上に封筒を置く
「何だ?」
「退職願です」「後任の決定を」
「退院したばかりで退職願?引き抜かれたか?」
「会社に迷惑かけそうなので。実は私生活に問題が
じきお耳に入るかと」
「私生活?賭博か?」
「もっと悪いことです」
「叔父と姪が2人とも退職願をだすとはな
ミニョンは破談のせいだろうが、お前は弱気になったのか?
刺されたから?」
「ミニョンも?」
「そうだ。考え直せと言ったが聞かない
だから、半年の休職させる
あいつは仕方ないが、お前はそうはいくか」
と局長は、ソヌの辞表を握りつぶしながら、
「うちの会長もお前に興味が
復帰したら視聴率が上がる
お前は一番の注目株だ
私生活って?借金か?解決してやる」

荷物の整理をするミニョン
そこにソヌからメールが
『屋上に来い。少し話をしよう』
『勘ぐられるから、こそこそせず社内で話しましょ』とミニョンの返事

会議室で向かい合うソヌとミニョン

「みんなが見てる。よほど関心があるのね
仕事に見えるように書くフリするわ
何か言って」
「何してた?」
「ただひたすら叱られたり、泣いたり、謝ったり頼んだり、キャンセルしたり・・・
すぐ1週間たっちゃった」
「俺が先に退職願を出すつもりだった」
「次長はCBMの花形だけど、私は下っ端の記者だもの
私が辞めるべきよ
ハン先生にお香の話を聞いたわ
信じられないけど、信じるしかなかった
自分の記憶に納得できたから
でも受け入れられずにいたとき、あの人を思い出したの」

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第13話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第13話あらすじ

2013年 4月10日 午後8時 ソヌの家

ヨンフンはソヌにメールを『どうなった?気になる』
『今から行く。順調に行けば30分で元通りになる。驚くな』
お香を取り出すソヌ
そこにまたヨンフンからメール
『やっと助けたのにまた死ぬつもりか?』
ソヌは、それに構わず筒の中にある、残り2本あるうちの1本のお香に火を

ヨンフンは、ソヌに電話をするがソヌはもういない
頭を抱えるヨンフン
そこにチョンウから電話が
「ハン先生、ソヌが危険だ。知らせる手立ては?」
「危険?どうして?」
「急に思い出した。チェ会長に顔を知られてる
伝える方法は?」
「・・・ありません。もう過去に行ったので無理なんです」

1993年
ソヌはユジンのレコード店に
しかしチョンウの姿がない
そのころチョンウは、ジンチョルと会っていた

ソヌの写真を見せながら、ジンチョルはチョンウに言う
「似た顔の男を見たら、すぐ連絡しろ
気をつけるんだぞ。ぼんやりしてるなよ
解決しなきゃならん。逃したら我々は終わりだ」

ユジンのレコード店
チョンウが戻って来る
「パク・チョンウさん!」と声をかけるソヌ
「どなた・・・」と言いながら、それが写真の男だと気づくチョンウ
「いなくて驚いた。いると聞いてたので」
チョンウは慌てて写真をポケットにしまう
「少し話をしたいんですが」
「どなた?」
「病院の事件の目撃者です
パク・チョンウさんに知らせたいことが
静かなところに行って話しましょう」
「営業時間中なので、9時まで待ってもらえ・・・」
「時間がない、待てません」
「それじゃ、適当なところがないので、僕の車の中で」
「ええ」
「キーを部屋から持ってきます」と店の奥へ

店の中で待つソヌ
奥の部屋に入ったチョンウは、もう一度ソヌの写真を見つめ電話の前に
「電話するな!やめろ」と祈る2013年のチョンウ

1993年
店のカウンターにカギが置いたままであることに気付き、チョンウの行動に疑問を感じたソヌは、そっと受話器を耳にあてる
奥の部屋でジンチョルと話すチョンウ
「あの人みたいです」
「確かか?」「写真の男とにそっくりです。どうしたら?“話そう”と」
「目的を探るんだ、そいつの話を聞け。人を送るから」
「どこへ行けばいいんですか?」
「とにかく時間を稼げ。すぐに人を行かせる
チョンウ、落ち着け。解決すれば安心して発てるぞ」

そこにユジンがシアを連れて帰って来る
受話器を置き、そっと店を出て行くソヌ
部屋に入ったユジンは、「帰ったのかと思った」とチョンウに声をかける
「あの人はどうしてる?」
「誰?」
「背広の人」
「背広?出て行ったけど」
それを聞きチョンウは慌てて部屋を出ていく

ソヌはチョンウの車を探し、ビデオテープを車のボックスに隠す
店の前に現れる1台の車
車を下りてその男を顔を見たソヌは、それが院長室に火をつけた男であることに気づく

慌てて車に戻り、その場を逃げ出すソヌ

店を出て、男に駆け寄るチョンウ
「俺が来ることを教えたのか?」
「いいえ、違います」
「チクショウ」といって男はジョンウを突き飛ばし、車でソヌを追う

車の中から男はジンチョルに電話を
「俺の顔を知ってたんだ」
「どうして?」とジンチョルは驚く
「知るかよ!俺までヤバい。捕まえたら始末する」とソヌの車を見つけた男は電話を切る
「先に黒幕を調べてから・・・」とジンチョル
しかし、電話は切れている

ソヌの車を追う男、逃げるソヌ

何とか男を振り切ったソヌは、公衆電話の前で車を止める

ユジンの店
戻って来たチョンウに、「会えた?」と訊ねるユジン
「いや」
「あの人、誰?」
「えっ?あぁ、先輩だよ」

そこにジンチョルから電話がかかってくる
「奴から連絡は?」
「いいえ、どうなりました?」
「逃がしたらしい。なぜ気づかれた
何も言わなかっただろうな」
「ええ、言う暇もなかった」
「なぜお前の車で?」
「キーを盗まれて」

ソヌも公衆電話からチョンウに電話をするが、話し中でつながらない

「お前に会いに来た以上、また連絡してくるはずだ
連絡が来たらすぐに私に知らせろ」
「それから?」
「私の手下が判断して解決する」
「どうやって?」
「そんなこと決まってるだろ」と受話器を置く

電話が切れ、受話器を置くチョンウ
そこにソヌから電話が
「チェ・ジンチョルの飼い犬に?
あなたが良心に従うはずだと信じて待ってたのに、何の真似ですか?
忘れられると思ったら大間違いだ
幸せになれないし、いい人生も送れない
1992年12月31日 午前12時30分に、父親を殺してから嘘の人生を送ってる
自首を。これからの人生がマシになるし、あなたの望みでもある
自首したかったのでは?チェが口を出さなければ・・・
この話をするために店に行ったんです」
「あなたは誰ですか?」
「何が怖いのかは分かってる
事が大きくなりすぎた
自首しても、チェは言い逃れるだろうし、母親は頼れない
だから助けに来た。あのときの映像がある
チェが指示する様子も録画され・・・」
そのとき、追ってきた男がソヌの身体にナイフを!
激しくもみ合うソヌと男
異変に気付いたジョンウは電話に向かって声をかける
何とか男を外に押し出し、再び受話器を手にするソヌ
「もしもし、何事ですか?怪我を?」
「実父かもしれないと思って弱気になるな
チェは悪人だ。これからもっと大勢 殺す
自分の利益のために
ビデオテープを車に入れておいた
自首したら警察に渡すんだ
チェも逮捕されないと、きれいにカタがつかない
これは俺からじゃなくて、あなたからの頼みだ」
電話ボックスの外では、男が大きな石を持って近づいてくる
石を投げられ、ガラスが割れる
ソヌは電話ボックスから飛び出し、車を発進させる
男もすぐそのあとを追う

2013年
ソヌの部屋、電話を手に頭をかきむしりイライラと部屋の中を歩き回るヨンフン
目を覚ましたミニョンは、「先輩は?なぜ先輩は帰らないんですか」と彼に訊ねる
「それは、ニュースが終わったら帰りますよ。もうすぐ9時だ」
また目を閉じるミニョン
ヨンフンはソヌに電話をするがまだ出ない

1993年
ナイフを刺されたところからたくさんの血が出て、気を失いそうになりながらも必死に男から逃げるソヌ
しかし、橋の上で逃げ場を失い車を降りる
「おい、その身体で逃げられるとでも?」
タイマーを見るソヌ、残り時間は1分
「死にたくなけりゃ、おとなしく来い」
「死んでやるさ。簡単なことだ」と言って、自ら川に飛び込むソヌ

2013年 放送局控室
ソヌに言われたとおり、彼を迎えにやって来る部下のヨンス
「起きてください。30分経ちました」
そのとき、ソヌが過去から戻って来て床に倒れる
その物音に、鍵のかかったドアを「次長、起きましたか?ドアを開けてください!」と叩き続けるヨンス
そこにボムソクが通りかかる
「次長に何かあったらしい。音がした、倒れたんじゃ?」

無理やりドアを壊して中に入った二人は、
「何を?」
「分かるだろ。横になってる」
「横になって何を?なぜぬれてるんですか?血だ!血ですか!?」
血を流して倒れているソヌに仰天する
「どうしたんです?」
「キャスターの交代を局長に頼め。今日は本当に無理そうだ」

スタジオで世間話をする局長たち
そこにボムソクが、ソヌの血で真っ赤になった両手で、ソヌが刺されたと知らせに飛び込んで来る
みんな、ボムソクの手を見て、「それは?」「これ、血か?」とびっくりする
「パク次長がけがを!」
「何?なんだと?」
「襲われたみたいで重傷です。すぐ来てください!」
すぐ救急隊員に運び出されるソヌ

「犯人の顔は見たか?」と局長
「見てません」
「記者を刺すとは、何て野郎だ!イカれた奴が多い」
「世の中に不満がある奴の怒りを買ったんでしょう」
「見ていないのになぜわかる?」
「ありがちです。捕まえる必要はありません」
局長はボムソクに、ソヌに同行し家族にも連絡するように言う

血だらけのソヌの控室
局長は、ソヌの代わりを立てず、イ・ジュヒ単独でやらせろと指示を
現場では、立ち入り禁止テープがはられ、ヨンスと局長が話している
「監視カメラがないのが問題です。鍵が閉まってたけど侵入経路は?」
「犯人が閉めたのかも。誰か知らんが、捕まえたらぶっ殺してやる!」といきまく局長

1993年
ソヌが落ちた場所に走って来るチョンウ
橋の欄干についた血と、車しかない様子に愕然とする
そこで、男はジンチョルと電話で話をしている
「すぐには確認できない、死体が浮かぶまで時間がかかる
3日くらい。あいつが来た」
男はチョンウに「車を持って行け」という
「あの人は?」
「自殺したよ。自殺みたいなもんだ、飛び降りたから
たぶん死んだ。その前にナイフで刺してるし、普通の人間なら死ぬさ
死体が流れていったらまずいことになる」

2013年
ジョンウにソヌの携帯から電話が
「ソヌ、大丈夫か?」
「お兄さんですね、後輩です。次長が怪我をして今救急車に」
「救急隊員を」
ボムソクは携帯を隊員に渡す
「状態を教えてください。私は外科医です
どの病院へ?わかりました」

電話を切ったチョンウは、何かを思いつきすぐボムソクにかけ直す
「肺に水が入ってないかチェックを」
ボムソクはすぐにそのことを隊員に伝える
「どうして肺に?」と隊員
「そう言えば、なんでずぶぬれなんだ?」

レストランの店内に戻るチョンウ
「帰ったのかと思った。電話にも出ないし・・・」とユジン
「ソヌが大怪我したから行ってくる」と外に走り出すチョンウ
ユジンも慌てて彼を追う
「どこを怪我したの?」
「バカなやつだ」
「ソヌさんのこと?」
「俺だよ。愚か者め、しっかりしろ」
タクシーを捕まえチョンウは、「家に帰ってろ。連絡する」と一人でタクシーに乗り込む

病院の前に到着した救急車
「意識がないので今は話せな・・・」と電話で話すボムソクの声に、
「誰だ?」とソヌ。「お友達です。ハン・ヨンフンさん」
ソヌは受話器を受け取り、ヨンフンと話す
「刺されたのか?」
「言っただろ。みんな変わり始めたと
チェ・ジンチョルも行動し始めた
奴に知られたよ。俺の顔まで
どうなるのかわからない
兄さんの行動も予測がつかない
兄さん自身にもわからないしな」
そこに救急隊員がやって来て、「話をしないでください」と電話を取り上げる

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第12話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第12話あらすじ

公園からの帰り
寒さに震え意識を失ったミニョンをソヌは自宅に連れて帰る
ベッドで目を開け、ソヌに声をかけるミニョン
「何をしてるの?」
「着替えて、病院へ」
「嫌よ!行かない。ここにいる」
ソヌは、黙って彼女の濡れた服を脱がせ始める
「ねえ、私たちが出会ったのも病院でしょ、違うかな?」
「そうだ」
「合ってる?」

―回想―
6年前
新人歓迎会 カラオケで盛り上がる報道局の面々
遅れてやって来たソヌがドアを開けた瞬間、ミニョンはそこに額をぶつけ気を失って倒れる
局長に命じられたソヌは、彼女を緊急治療室に
手当てを受け、意識を取り戻したミニョンに、
「気がついたか?」とソヌ
「どなた?」
「誰かって?お前の先輩だ」
「先輩?初めてみた」
「当然だ。会う前に気絶したから、名前は?」
「チュ・ミニョンです」
「そうか、チュ・ミニョン
俺の出張中に入社したらしいな
俺が嫌いなのは酒癖の悪い人間だ
お前は俺の髪を10回はむしり、服に3回吐いた
タクシーの運転手にはセクハラ
俺にはしつこく抱きかかえろと
病院では“痛い”と大暴れ
CBMの記者だとバラして会社の名を汚した
お前は最悪だ。チュ・ミニョン、絞ってやる
楽しい記者生活になるぞ。覚悟しとけ」
「はい」
「どういう意味だ?ほかの返事があるだろ、なんて勘の悪い奴だ」とさらに怒りだすソヌ「すみません」
あきれ果てて言葉もでないソヌに、ミニョンは、
「すごく雄弁ですね。口が立つ人って好き」
「何?」
「カッコいいです。恋人はいますか?私はいない」としおらしいしぐさで話す
「イカれた女だ」とあきれているソヌ―

ソヌの部屋
ミニョンは6年前を思い出しながら、
「あの時、“イカれた女だ”と」
「イカれてたから」
「思い出した、何を話したかも
不思議だわ、何なのか分からないけど、とても懐かしい」

しばらくして、また目を覚ましたミニョンは、外を見つめるソヌに声をかける
「私・・・」
「起きたのか、どうだ?」
「また思い出した。チュ・ソンフン、ボストンで弁護士をしている新しいお父さん
合ってる?」
「たぶんな、俺は会ったことがない」
「どうしよう、別の父さんがいるのに、今の父さんは?何が本当?」
「俺がミスした。俺のせいだ、すまない」
「どういう意味?全然わからない」
「俺たち、行くか?」
「どこに?」
「誰にも知られないところ
遠くへ行こうと言うなら喜んでそうする
このまま家族でもいいと言うなら、叔父の務めを果たすつもりだ
こっそり、初恋の相手になれと言うなら、それでもいい
お前に従うよ。どれがいい?」
まだ震えているミニョンに、
「もう一度薬を。とにかく何か食べないと、待ってろ」とソヌ

食事と薬を持って、また寝室に戻ったソヌは、ギターに書かれた文字が消えて行くのに気付く
ちょうどそのとき、過去のソヌがメッセージを書き直していた

『受け取った?』とギターに現れたメッセージ
「受け取った?何を?」とソヌ
『僕が送ったものを』
ソヌは引き出しから日記を取り出し、読み始める

1993年 4月9日 金曜日
ソヌの部屋
若いソヌは、引き出しに見慣れない袋があることに気づく
袋の上には、警察のシールが
若いソヌは、夜食を持って入って来た家政婦にそのことを聞く
「あぁ、それ?先週警察が届けてくれたの
あなたのものだと言ってた」
「僕の?」
「警察が証拠品を全部持ってったでしょ
調べ終わったみたい」
「病院に僕のものがあったって?」と若いソヌは袋の中身を取り出してみる
それはあのお香入れと2本の線香
「これが?」
「違う?でもあなたの指紋が」
若いソヌはそのことを日記に書く
『火災の現場で燃えてなかった唯一の証拠品、初めて見たのに僕の指紋が付いてた』

2013年
クローゼットの中に、過去に捨てたはずの線香を見つけ衝撃を受けるソヌ

さらにそこには、若いソヌからのメッセージも入っていた
『僕の物じゃないから、あなたの物だよね
20年保管しとくよ。なぜ、会いに来ないの?
あなたが僕なら、約束を守る性格のはずだけど』

ハンソ病院
落ち込み頭を抱えるソジュンにヨンフンが声をかける
「そのポーズは?朝からカッコつけやがって、また何かやらかしたのか?」
「ミニョンさんが行方不明に。24時間 連絡がつきません
課長に話さないと。何て?」
「お前の電話だけ出ないんじゃ?」
「電源が切れてます。パク記者も見つけられないみたいです」
そこに、ソヌからヨンフンに電話が
「悪いけど家に来られるか?」
「なぜだ?」「ミニョンが病気だ」
横から「見つかったんですか?」と言うソジュンの声に、
「ソジュンか?」とソヌ
「えっ?あぁ」
「彼女がいることは秘密だ」
「ああ、そうか」とごまかすヨンフン

ヨンフンはすぐにソヌの家に
そこにソヌが出て来る
「どこへ行くんだ?」とヨンフン
「来たか、俺の部屋にで寝てる
解熱剤しか飲んでない」
「夜通し 一緒に?忘れさせるはずじゃ?」
「鮮明に思い出し始めた
何日もせず、全部思い出しそうだ
ほっといたら精神科へ行く羽目に
そうはさせられない
思い出し続けてる、起きたら話を聞いてやってくれ
頼れるのはお前だけだ」
「どこへ?」
「兄に会って来る」

ソヌは出かけ、ヨンフンは眠っているミニョンのところへ

回想
―ヨンフンはソヌになぜ兄に会うのかを問う
「なぜ会うんだ?」
「八方ふさがりだ」
「それで?」
「外国に行くしかないと思った
噂になったら終わりだ。記者だから顔を知られてる」
「話にならない。仕事も家族も捨てて、幸せになれると?」
「無理だな。分かってるがほかに方法がない」
「それでも・・・」
「お香が戻るまでそう思ってた」
「何だと?」
ソヌは、お香の筒を取り出す
「この代物がまた現れた、自分から絶妙のタイミングで
驚くよな」―

ミニョンの横で頭をふるヨンフン
目を覚ましたミニョンは、「先輩は?」と彼に訊ねる
「先輩?ああ、ソヌ。急用で出かけたけど、俺がいるから」
「先生もご存知ですか?叔父が叔父じゃないこと」
「知ってます」
「よかった、私は正気だったんですね
でも、なぜソジュンさんを私に紹介したんですか?知ってたのに」
「ああ、それは・・・」
「結婚できません。そんなのダメです、もう結婚してるのにまたするなんて」
と、ミニョンは行ってまた眠りに落ちる

ヨンフンは、ソヌに電話を
「本当にお香を使うのか?呪いだったと捨てたのはお前だぞ」
「緊急の場合は呪いも必要だ」
「おい、お香は悪魔だぞ、だから火の中から戻ってきた
お香はまたお前を誘惑してる
何度も痛い目に遭っただろ、寿命が縮んだ。
また何があるか・・・怖くないのか?」
「怖い、死ぬほど」
「怖いなら使うな!他の方法を探そう
ミニョンさんも今に現実を受け入れるさ」
「だけど、一番怖いのは?
神のフリして過去を変えた
今はもう変える必要ないのに、他の人が変わり始めた
彼女は記憶が戻り、過去の俺はお香を送ってきた
メッセージもよこしてる、戻ってこいと
加速したら?みんなが勝手に動き始めたら?何が起きるかわからない
神じゃないから予測もできないしな
初めは俺がお香を見つけたと思ってたが、今は、お香が俺を選んだと思ってる
俺の役目が残ってるから戻ってきたんだ
俺は、こう解釈してる。ねじ曲げたものを戻す機会を与えられたと
また痛い目に遭うかもしれないな
でも、俺も兄も一度死んだ人間だから、ダメでもともとだ」
「チョンウさんに何て?」
「これは初めから兄が決めるべき問題だった
本来のお香の持ち主だから」

ハンソ病院
ソジュンから話を聞くチョンウ
「どういうことだ、娘が連絡を絶つなんて」
「奥様にもお話ししないと」
「まだいい、誰に話した?」
「経緯をご存じなので、パク記者に話しました
でも見つからなかったと」
「わかった、捜してみる。仕事に戻れ」

ジョンウはすぐミニョンに電話を
しかし電源は切れている
そこにソヌが入って来る
驚くチョンウ
「かけても?」とソヌ
「かけろ。コーヒーでも?」
「飲んできた」
「どうして、お前が来るとは思わな・・・
ミニョンの件か?連絡がつかないと聞いたばかりだ
二人が喧嘩してたことも知らなかった
あと2日で結婚式なのに」
「うちにいる。体調が悪い
結婚はできない」
「どうしてだ?」
「もう結婚してるから、俺と
去年の12月に新婚旅行もした
だから無理だ」
「どういう意味だ?何を言ってるのか」
「あきれるよな。でも、みんなが考えるような不義じゃない
彼女の継父は、チュ・スンフンという弁護士だ
兄さんじゃない」
ソヌは、お香の筒を取り出しチョンウの前に置く
「これのせいだ、兄さんの物だから相談しに来た
俺が預かってたんだ
兄さんはこれのためにヒマラヤで死んだ、1年前に」

ソヌは放送局へ
彼に声をかける局長
ソヌにヘッドロックをかけ、「なぜ遅刻した!お前いつおごらせるんだ?」
「明日も視聴率が上がったら」
「ずいぶん自信があるな。また上がるか?」
「もちろん」
「飲み会用に、また小切手を用意しないと。上がったら何でもおごってやる」
と歩いていく局長、ソヌはまた頭痛

ソヌはデスクからヨンフンに電話を
「ミニョンは?」
「今は寝てる。ソジュンが“警察に連絡すべきか”と
どうする?居所を教えるか?」
「もう少し待て。兄が決めたら考えよう」
「何を話した?」
「全部」
「全部?どこまで?」
「全部、すべてだ」とソヌは、また頭を押さえる

公園のベンチでひとり考えるチョンウ

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第11話

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ナイン~9回の時間旅行~ 第11話あらすじ

いきなりソヌにキスをし、さらに記憶が鮮明に蘇るミニョン
「そうでしょ、本当だった。どうしよう
これは何?どうしたらいい?」
「正気か?ミニョン。帰れ、今すぐ出ていけ!」
「これって何なの?よく分からないけどこれ・・・」
「来い!」と彼女を腕を掴むソヌに、
「行かないわ。教えてくれるまで出ていかない
これは何なの?」とミニョン

そのとき門の外にカン・ソジュンが
「カン・ソジュンか?なぜ来た」
「喧嘩したの、それのせいで。彼が見つけて、疑うから」
ソヌは、ミニョンを家の中に入れ、インターホン越しにソジュンに待つように言う
そして、ミニョンに「しっかりしろ!人生を棒に振る気か?」と忠告する

門の前
「夜分すみません。ミニョンさんは?」とソジュン
「来たよ」
「やっぱり、そんな気がしました」
ソヌは、LPレコードを差し出し、
「これのせいで喧嘩したらしいね」
「喧嘩というか言い合いになったんです
僕がメッセージを見て責めたら、ミニョンさんはあなたのレコードだと」
「俺のだ。知らない間に持って行ったらしい」
「そうですか」
「去年の12月にある新聞記者が遠征隊の取材でポカラに言ってたんだ
彼女にもらった。でも名前は明かせない、もう別れた人だから」
「はい、もちろんです」
「“J”だから“パク”じゃない。なぜ、誤解した?」
「すみません。筆跡が同じだからそうかなと、ミニョンさんは?」
「帰った」
「そうですか。怒ってました?」
「どうかな。二人で解決してくれ」
「はい、申し訳ありません。帰ります、おやすみなさい」
こうして、ソジュンは車で去って行く

家の中で頭を抱えるミニョン、そこにソヌが戻って来る
「タクシーを呼んだ
説明しそびれてたが、付き合ってた女性記者がアンナプルナに行ってた
お前と同じ名前だ“チュ・ミニョン”
それで呼び間違えた
筆跡は分からないが、女の字は似てるだろ
彼にもそう説明した。それが事実だから
もう疑問を持つな
さっきのことはなかったことに
俺は今から完全に忘れる
お前は酒に酔って理性を失ってた
そう思えば理解できる
このことをまた口にしたら、二度と会わない
どういう意味か分かるな?」

「私が酔ってる?ビール一杯しか飲んでないのに
でも、理性を失ってるみたい
酔ってないのに理性を失ってる
起きたまま夢でも見てるの?変になった?」
「夢だか何だかわからない
俺には心当たりのない話だし、俺の記憶にない出来事だ
俺には関係ない」

そこに電話が
「タクシーが来た」とソヌ
「どこの新聞社?“チュ・ミニョン”ってどこの記者?」
「なぜ教えなきゃならない?
何さまのつもりだ生意気だぞ
さっさと立て!!」とミニョンの腕をつかむ

タクシーの中でも泣き続けるミニョン、ソヌはタクシーの運転手に車を停めるように言う

「歩いていけ、彼に見られるとまずい
言い過ぎた、忘れろ。いいな?」
何も言わずしゃくりあげるだけのミニョン
ティッシュでその涙を拭いてあげるソヌ
「女には、マリッジブルーがあるとか
お前も女だからか?似合わないぞ
確かに俺カッコいい叔父さんだけど
ただのファンでいろ。大人になれ
アンドロメダから脳を持ってこい
ビンタしたいくらいだけど、大事な結婚式で顔が腫れてたら困るだろ
笑顔で帰れ、喧嘩するな」

タクシーに乗り込み、バックミラー越しにじっとミニョンを見つめるソヌ

ミニョンの家の前
待っていたソジュンは、「ミニョンさん!ずいぶん遅かったね
帰ってないから心配してた
そうだ、僕が悪かった」
「話はまた今度。頭が痛いの、疲れてるし」
「泣いたの?」
「帰って、明日電話するわ」
「あんなことぐらいで・・・僕が悪かったってば
ミニョンさん、二度とあんなこと言わない
わかった、帰るよ。おやすみ」

部屋で今日のことを思い出すミニョン
ソヌは、部屋でレコードの中のメッセージを見つめていた

ソジュンから仕事の電話を受けるヨンフン
「そんなこと、自分でなんとかしろ」
「あっ、先生。パク記者に会ったら伝えてください
僕が謝っていたと」
「何かやらかしたのか?何だと?」

自宅のソヌにヨンフンから電話が
「ミニョンさんと筆跡が同じ“J.M.Y”って?
ソジュンから聞いたんだ。“チュ・ミニョン”か?
ポカラでレコードがどうとか」
「彼女が思い出した。ネパールでの出来事を」
「どうして?みんな忘れてるはずだろ
お香のことも知らないし」
「自分が書いた字を見たせいらしい
メッセージを残してたなんて知らなかった」
「それでどうなるんだ?思い出したなら説明すべきじゃ?」
「説明?方法は?」
「理解させにくいけど・・・受け入れられないかな」
「どう説明するんだ?“叔父じゃない”って?
“俺みたいに中途半端で生きろ”と?
仕方ない、忘れてくれるのを待つよ」
「無理なら?」
「俺の人生はお香のせいで50倍はつらくなった
ミニョンだけはそうさせたくない」

一人部屋で片づけを始めたミニョンは、突然ソヌの言葉を思い出す

―回想―
「なぜ別れたの?引き留めれば?」
「俺を覚えてない」
「なぜ?」
「記憶喪失。よくドラマに出てくるありふれた病気だ
不義になる、他人だと思ったら家族だった
ドラマでおなじみの出生の秘密だ」―

ミニョンからの電話に出ないソヌ、ミニョンは報道局に電話を
仕方なく受話器を受け取るソヌ
「覚えてない?なぜ忘れたフリするの?
記憶喪失の彼女と別れたと
家族なんでしょ、冗談だと思ったけど違ってた
記憶喪失の家族は私?
私が忘れたと思って話したのね
現実にあったことでしょ、説明もせずに・・・」
ソヌは「後でかけ直す」と一旦電話を切り、屋上からかけ直す
「愛想を尽かされたいか?何気なく口にした言葉で、物語をでっちあげてるが何を考えてるんだ?
昔からそんな妄想してたのか?まともな人間とは思えない」
「確かな記憶よ」
「記憶?それが何だ?些細なことだろ
たかが記憶だ!現実じゃない!!現実のお前は俺の姪だ
なのに何を思い出せと?正直に言おうか?
そんな目で俺を見てたなんて、汚らわしよ
顔を合わせる気にもなれない
変なことを言い出すな」
「私が汚らわしい?」
「言葉も行動もこの間から汚らわしいだろ
聞くだけでストレスだ
最低な気分だよ、いつまで続ける気だ?
俺も人生を楽しみたい、やっと日常を取り戻したのに
なぜ面倒を起こすんだ!」
「ごめんなさい」と電話を切るミニョン
「そんなことばかり考えていないで・・・」と言いかけて、電話の切れたことに気づくソヌ
一人屋上でうなだれる

1993年 4月9日 午後2時、オフィスで電話中のジンチョル
そこにチョンウが入って来る
デスクの上には、古い物と並んで、新しい院長チェ・ジンチョルと書かれた名札が
チョンウと目が合い、「まったく、頼んでもないのに、こんなに早々と作ってくるとはな」と、それを横にどけるジンチョル
そして、「数カ月ろくに働けなかったから、仕事がたまってる」と愚痴を言う
「ご用件は?」とチョンウ
「アメリカへ行くことに決めたのか?」
「まだ、はっきりとは・・・」
「言う通りにしろ。留学費用は出してやる
ここにいたら、お前は安心できない
奴の出方がわからないからな
おかしな電話は来てないな?」
チョンウは、未来のソヌに追われた時のことを思い出し、右手が小刻みに震える
「来てません」
「目撃したのに、何も言ってこないのが妙だ
お母さんは奴の顔を知ってるが、今は当てにできんしな
心配するな。お前は出発すればいい
もし現れたら、私が解決する
私を信じろ。実力をつけて戻ればいい
その間、この病院は私に任せろ
お父さんの遺志を受け継いで大きくする
期待してくれ、相当変わるぞ」
「質問が。若いころ、母に好意を?」
「どうしてそんな質問を?」
「好きでしたか?」
「お母さんは若いころ綺麗だったよ。モテてた
仲間はみんなひそかに好きだったはずだ
むろん、お父さんが最後の勝者だったが。いや、まあ」と笑いだすジンチョル
「突然なぜそれを?」と聞く

ユジンのレコードショップ
「何て?“留学費用を出す”と?私もそういわれたわ」
「もらわない」
「なぜ?もらえば?」
「絶対イヤだ」
「家以外は全部取られたんでしょ、悔しくないの?」
チョンウは奥の部屋へこもってしまう

院長の名札を置くジンチョル
彼は、「“院長 チェ・ジンチョル”
まだ始まりにすぎない、ごく小さな始まりだ
始まりは小さくとも、その終わりは壮大なものになる」と呟く

2013年 4月9日 午後2時
ジンチョルは裁判所に到着
アナウンサーの声
『チェ会長とパク所長の公判が先ほど結審し、各々 懲役10年と懲役8年が求刑されました
判決の言い渡しでは有罪判決が下り、身柄が拘束される見通しです
ミョンセ病院の関連株はストップ安になり、プロジェクトは・・・』
そのニュース映像を見つめるチョンウ

ボムソクも現場から報道局のソヌに連絡を
「10年は予想外だったらしくて、ショックを受けてました」
チェ会長が建物の中から出てきて、「追いかけろ」と報道局のソヌは指示する

そこに局長が、昼食に行こうとやって来る
「食欲がなくて」
「視聴率が上がったからおごる」
「また上がるから明日豪勢に」
「こいつ、でもそう言われると本当に上がりそうだ
明日も上がったら、飲み会だ」
机の薬に目を留めた局長
「また頭痛か?病院でみてもらえよ
言うことを聞かないやつだな」と歩き出しながら、
「そうだ、パク・ソヌ。お客さんだぞ」と伝える

ロビーには、ユジンが待っていた
「どうしたんですか?」
「娘が休暇中だからちょうどいいと思って
娘がいたら、局まで来たと騒がれる」
「ご用件は?」
「理由を聞きに来たの。結婚式に来ないとか」
「出張なんです」
「夫と仲直りしたら?夫はまたうつ病の薬を飲んでるの
今年の初めからだけど何も言えない
飲まないと眠れないの
苦しんでるわ、兄さんが哀れじゃない?」
「兄が苦しむのは当然ですよ
眠れないのもね
俺も辛い。仲直りさせようとしてもムダです
時が経てば、兄も楽になります」
ソヌの言葉に驚くユジン
ソヌは、ユジンを車まで送る
「義姉さん、いろいろとすみません」
「謝らずに済む生き方を。ニュースのパートナーとお似合いよ
そろそろ結婚を
姪に先を越されたわね、婚期を逃さないで」
「ええ」
「結婚するの?」
「努力します、頑張らないと」

ジンチョルのオフィス
「検察の求刑から考えて執行猶予はむずかしいかと
御病気だと報道させてから、保釈中に他の話題作りを」
「CBMのオ局長の姻戚がSSTSの社員です
それをネタに悪い噂を立てるか・・・」と部下たち
「もう止めろ。それで形勢が逆転できるか?
ダメだろ。裁判の回数がただ増えるだけだ
あと何回法廷に立たせれば気が済むんだ
そんな愚策が計画だと?」
「会長、裁判には時間が必要です、決着を急がずに・・・」
ジンチョルは机をたたき、「裁判には時間が必要か。辛抱強くあれと?
その言葉を信じた結果が懲役10年だ
長期戦?2年も3年も控訴しながら踏ん張ってそれが何お得になる?
何年か減刑されるから耐えろと?10年後には死んでるかも
刑務所で死ぬために数十年奮闘してきたと思うか?」
と、机の上にあった書類をばらまく
「金をもらっておきながら何してるんだ!口先ばかりの奴らめ!!
明日出直せ」

部下たちは出て行き、代わりに秘書が
「書類を片づけろ、先に酒を」とジンチョル

1993年
机の上に出来上がったこれからの病院の建物の模型を見て笑みを浮かべている
院長室のジンチョルに電話が
「副院長?パクだ。裏口まで来てくれ」
ジンチョルは、すぐ男の車に向かう
「警察の調査はまだ終わっていない
電話してくるな」
「急ぎじゃないのか?」と男は、ビデオの入った封筒を差し出す
「奴の顔がわかった。例の目撃者だよ」
急いで院長室に戻るジンチョル
『ツイてた。メガネ店に何度も泥棒が入って、バイトの学生が自分の潔白を証明するために撮ってた
その学生にやっと会えた』
メガネ店の監視カメラの映像を見つめるジンチョル
「こいつは誰だ?」

2013年
秘書に起こされるジンチョル
彼は、20年前にテープを見たときのことを思い出す

過去のジンチョル
「初めて見る顔だが、なぜか見覚えがある」

現代のジンチョル、彼はとうとうその男とソヌが結びつく。「パク・ソヌ・・・。なぜ奴がパク・ソヌと似ているんだ?
おかしいな、よく似てるぞ
それにしても・・・どうして今頃になって急に思い出したんだ?」

ニュースナインのスタジオ
番組を終えたソヌは、「お疲れ様」とジュヒに
「昨日 好評でよかった、プレッシャーだったの。先輩も?」
「ちょっと」とジュヒのピンマイクを外し、「予定は?」とソヌ
「えっ?」とびっくりしている
「酒と助言が必要なら、今日は?」
「いいですね」とジュヒ
「10分後にロビーで」
「はい!“拒まれてる”と訴えたのが効いた?変わりましたね」
「拒んでない」

大ぶりの雨が降る中、局の前で待つソヌ
そこにジュヒが
「先輩、すみません。局長のお説教が長くて」
「傘は?」
「そうだわ、傘がない。近いから一緒に」
「相合傘作戦は典型的な恋愛テクニックだ」
「モテるから、小技なんて使わない」
2人は一緒に歩き出す
「春なのに、まるで梅雨みたい。冷たいわ」とジュヒはソヌの腕にぴったりとつく

そこにカン・ソジョンから電話が
「お仕事は終わりましたか?」
「終わったが、どうかしたか?」
「ミニョンさんは局にいますか?」
「いや、休暇中じゃ?なぜ?」
「それが・・・、彼女が行方不明に
叔父に挨拶しに行く約束でしたが連絡がつきません
まだ怒ってるみたいです」
「そのうち帰ってくるはずだ」
ソヌはすぐミニョンの携帯に電話をするが、繋がらない
次に彼女の家に
タクシーの中で泣き続けていた彼女を思い出し、不安になるソヌ

彼は、「すまないが、酒と助言は明日に」とジュヒに傘を渡し、走り出す

『心配ばかりかけるな。すぐに返事しろ』とメールをしながら報道局に戻ったソヌは、局員に、「ミニョンからの電話は?」と
「朝、来たきりです」
「友達や同期に居所を聞け」
「何か?」
「わかったら教えろ」
ソヌは、ソジュンに電話を
「俺だけど、手がかりは?」
「実は、結婚を延期しようと言われたんです
理由をはっきり言わないから怒りました
あと3日で式なのに・・・
彼女は黙ってました、どうしたら?」
土砂降りの中、当てもなく今までミニョンと行ったことのある場所や、店を捜しまわるソヌ

深夜11時55分、1時、2時と自宅に戻りミニョンからの連絡を待つソヌ
そこにミニョンから電話がかかって来る
「もしもし!一体今どこにいるんだ?」「叔父さん、頼むから助けて。聞きたくないだろうけど、ほかに話せる人がいないの
どうか怒らないで。もどかしくて死にそう
今日何したと思う?ポカラのホテルに電話した
そうよ、わたしは汚らわしいわ。でも、ホテルの名前も思い出したんだもの
部屋の番号まで・・・
記録を調べてもらったけど、“チュ・ミニョン”も、“パク・ソヌ”もなかった
当たり前よね、事実じゃないんだから
おかしくなりそう。なぜ記憶がますます鮮明に?
あのね、あれは新婚旅行だったの
何の記憶かと思ったら、新婚旅行だった
紙に書いたメッセージは、私なりの結婚の誓いよ
でも誰も覚えていない。ひとりだけ、私だけが覚えてる」
「どこにいる?」
「私、いえ、チュ・ミニョンが片思いしてた先輩と初めてキスした場所
手がかりはなかった。あるはずないけど」
「待ってろ」とソヌは電話を切る
「もしもし?」

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