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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第10話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第10話あらすじ

1993年4月7日
退院し3か月ぶりに自宅に戻ったソヌ
そこに家政婦が
「久しぶりの我が家ね、ホッとしたわ
家の中が重苦しい雰囲気だったの」
「兄さんは?」
「神父さまに会いに。彼女がカトリックだから教会で結婚式を」と言ってソヌに飲み物を渡して部屋を出ていく

窓から外を眺めるソヌ
庭には、車椅子の母ミョンフィが

ソヌは自分の日記を読む
『1992年12月31日 木曜日、父さんが亡くなった』

―回想―
その夜の病院でのソヌとヨンフンの会話
「父さん以外にも死ぬと言われた」
「誰が死ぬんだ?」
「わからない。今夜会った時に教えてくれる
本当に死んだら?母さんか兄さんなら?」

校庭で未来のソヌを待つヨンフン
そして、ポケベルを取りに行き、ソヌの部屋から電話をするヨンフンにソヌは言う
「次に死ぬ人は多分僕だ。どうしよう、早死にしたくない」
「死ぬわけないだろ」
「死んだから現れないんだ」

ソヌの部屋で薬を見つけるヨンフン
ソヌが呼んだ医師は、その薬が脳腫瘍の治療薬だと教えてくれる
「僕は、38歳のとき脳腫瘍で死ぬのか?そうなのかな」―

ソヌは、日記を書き始める
『1993年4月7日 水曜日、3ヶ月ぶりに家へ帰った
その間にいろいろ変わった』

場面は変わって、その日ソヌが自宅に戻ったときのこと
庭にいた母に、「母さん、ただいま」と声をかけるソヌ
しかし、ぼんやり遠く無表情の母
家政婦にもう一度声をかけられた母は、ようやく口を開く
「ソヌ、学校から帰ったの?遅かったわね」
「病院から帰ったんですよ、数か月ぶりに。覚えてませんか?」と家政婦
「病院?」と母

ソヌの日記
『母さんの病気は重い。ショックのためらしいけど、長引きそうで怖い
兄さんはもうすぐ結婚する。年上の女性と
もうすぐ姪ができる。それから・・・』

―回想―
リビングで話をするジンチョル、チョンウと病院関係者たち
「ここに判を」
「大げさに考えるな、形式的な手続きだ」
言われるままに、次々と書類に印鑑を押すチョンウ
ソヌは思わず「兄さん!」と声をかける
「ソヌ、退院したのか?体は大丈夫なのか?」とチェ・ジンチョルは聞く
「寝てると思ってたよ。夕飯を食べろ」とチョンウ
「すぐ復学するのか?」とジンチョル
「その予定です」とチョンウ
「高3だというのに時間を無駄にしたからな
大丈夫だ、すぐ追いつくさ。心配するな」
そう言って、書類にサインをするジンチョル―

ソヌは日記を続ける
『病院は副院長のものに
兄さんは逆らいもせず手放した、バカみたいに
チェ・ジンチョルが父さんを殺したのかな
母さんはいつ治る?
僕は・・・、あの人は今 生きているかな?死んだのかな?
なぜ会いに来ない?
僕が書いてる日記を読むのかな
2013年のパク・ソヌさん、あなたは、これを読んでる?
これを読んだら約束を守ってよ
どうか会いに来て、待ってるから』―

2013年
読んでいた日記を閉じ、コーヒーを入れようとしたソヌは、急な頭痛にヤカンを落とし手に火傷を負ってしまう
手のひらをじっと見、「何やってるんだ」とつぶやく

放送局廊下
局長は、「ソヌが怪我を?」と局員に聞く
「熱湯で」
「あいつめ、まったく。どこだ?」
「着替え中かと」

控室で薬を飲むソヌ
そこに局長がやって来る
「お前何を考えてる?初日だってのに」
「画面には映らない」
「心構えがなってないんだよ
9時のニュースに推してやったのは俺だぞ
それなのに感謝もせず、こんな手で現れやがって」
「ボタンを、この手じゃ無理
9時のニュースになっても昇給もせず、ののしられてる
局長は恩に着せるけど、俺にはメリットがない
せめてボタンでも」
「こいつは!」とソヌの足を蹴る局長
「ほらね、何も変わってない」
「しっかりやれ。俺たちは相棒だと思われてる
視聴率を上げないと2人ともクビになる」
「ベストを尽くします。局長が本部長になるまで」と敬礼するソヌ
「まったく・・・」と言ってふざけたソヌの態度に部屋を出ようとする局長
しかしすぐ戻って彼のボタンを
「冗談だったのに。いいですね、鳥肌が立ちそうだ
昇格してよかった」とソヌ
「また薬を飲んだのか?なぜ頭痛が?
病院で詳しく診てもらえ
脳腫瘍にでもなったら・・・」と局長
「なったけど、今は違う」
「なった?いつなった?」
「記憶力が悪い?」
「何?」

そこに入ってきたスタッフは、二人の姿に驚く
「何ですか、この光景は?」
局長はソヌの手のひらを見せて、「手が映らないようにな」と指示する
「これはカミングアウト?ひいきした挙げ句に・・・
やりすぎです、退職願を書きますよ」とスタッフは訴える
「すぐ受理してやる」と部屋を出て行く局長
「局長、そんな・・・」

スタジオに入ったソヌは、ボムソクを呼びとめる
「チェ・ジンチョルの第3回公判は?」
「明日 1時に」
「状況を報告しろ」

そこにミニョンからメールが届く
『ついに今日ね
ファンでいた甲斐があったわ
緊張してるでしょ
プレッシャーがずっしり?
そう思って準備したわ。乞うご期待!5、4、3、2、1!』
そして、送られて来たのは、ミニョンのウェディングドレス姿の写真
ソヌは写真を見て複雑な表情

スポーツ用品店で買い物をするミニョンとソジュン
買い物よりメールに夢中のミニョンに、
「メールはいいだろ、誰に?」とソジュン
「叔父に見せたくて、驚かせるの」

メールを読むソヌ
『女神を見て癒された?頑張ってね、ファイト!』

ソヌはアンカー席に
隣にはイ・ジュヒアナウンサー
「まあ、手を怪我したんですか?」「何でもない」
「見せて、ひどいわ可哀想」とソヌの手を取る
ソヌは積極的であまりにも近い距離にその手を引っ込める
「大変ですね、痛そう」

そこにまたミニョンからメール
『イ・ジュヒ アナは色目を使ってくるはず
したたかよ、落ちないで』

ソヌの態度に構わず、なれなれしい態度でソヌに迫るイ・ジュヒ
調整室でも、その話を

「おやまあ、ラブラブだね。思った通りだ、二人は噂になってただろ」
「彼女は入社した時から色目を使ってたとか」
「俺たちが協力したわけか
俺の勘じゃ、1ヶ月以内に付き合う」
「僕は、1週間!」
「噂が広まれば、視聴率は上がるか?・・・ダメか」と局長
「セコい発言ですね」
「局長見損ないました」
「局長はつらい立場なんだよ」と言い訳する

こうして、新しいニュースナインがスタートする
じっとその画面を見つめるチョンウ

番組が終わり、雨のなか傘をさし歩道に立つソヌ
そこに車が停車し、中からイ・ジュヒアナが顔を出す
「タクシーをお待ちに?お送りしますよ」
「結構」
「運転は無理でしょう?どうぞ乗って
怪我人だから送ります」
「連れを待ってるんだ、先に行ってくれ」
「言い訳みたい」
「どうして?」
「なんとなく、前から仲良くなりたかったけど拒まれてる気がしてました」
「それは考え過ぎだよ」
そこにヨンフンが「パク・ソヌ!」と
「連れが来たらしい」
「本当だったみたい。担当初日だから先輩と飲んで助言を聞ければと」
「俺より上手だ」
「やっぱり拒まれてるわ。褒められてる気がしない
飲むのも嫌だし、助言も与えたくないみたい」
「ひどい妄想だな、飲んで助言すればいいのか?」
「そうです、できれば今週中にね。約束ですよ
お先に、また明日」とジュヒは車をだす

ソヌはヨンフンの車に乗り込む
「イ・ジュヒアナだろ?俺、ファンなんだ
もしかしてお前言い寄られてたのか?」
「頭痛薬はないか?」
「今も頭が痛いのか?」

車が動いてからも、二人はその話を
「何の問題もないよ、脳はきれいだ
先週も検査したし、病気になってるわけがない」

―回想―
2007年春 ソヌはヨンフンからの電話で起こされる
「時期が来た、今日 検査に来い」
「時期って何のことだ?」
「脳腫瘍。例の薬の用量から考えると、もう検査しないと
今日 来い!」
「もうそんな時期か?」

「あのときから調べてきた
おととし 画像に点が一つあったけど、今は俺の脳よりきれいだ」
「でも痛い。ガン細胞があった時と同じだ
でも画像には現れない」
「おかしいな。心理的な問題か?精神科に行くべきか?」

レストランで、酒を飲むソヌとヨンフン

「これもアリかもな。記憶も物もそのまま残ってる
だから痛みも残ってるわけだ、ありえるよな」
「頭痛もお香をたいた報いか?」
「そうらしい。死ぬまで頭痛と一緒に生きるのか・・・イヤになる」
「まさか、何か方法はある。明日病院で再検査してみよう」
「他にも問題が。20年前の俺、過去の俺だよ
奴は何を考えてるんだろう」
「つまり?」
「確かに過去の俺なのに何を考えていたのかわからない
記憶がないんだ、日記を読まないと考えてたことがわからない
だから毎日、日記を確かめてる
俺に会いたいらしい
戻れないし、話すこともないのに」
「何で思い出せないんだ?俺は違う」
「なぜかな。あいつの意思で俺が生き返ったからか?
あいつと俺は別の人生を送ってる
いつまで俺を待つのか、これから何をするのか見当もつかない
あいつは俺なのに」
「なぜなんだ?」
「記憶もそのまま、物もそのまま、痛みもそのまま
お香は捨てたのに
神のフリをしたツケを払わされるらしい、一生死ぬまで」
そのとき、店の外にミニョンとソジュンの姿が
ヨンフンは、表情の硬いソヌに言う
「こんなに早く結婚するとはな
別れると思ってた
奴が急かしたはずだ、彼女は押し切られたんだよ
まいったな、すまん。俺がバカだった、叩け 弁解の余地は・・・」
言われるままに、ヨンフンの頬を叩くソヌ
「叩けと」と、ソヌは一瞬笑顔を見せるが、店に入って来たミニョンたちを見て、また表情を曇らせる

気を取り直し、笑顔で二人を迎えるソヌ
「ご挨拶が遅くなりました」とソジュン
「おめでとう」
「幸せになります」
全員席に着き、
「ニュースを見たけど、さすがね!」とミニョン
「俺はお前に褒められてもな」
「今のは尊敬してるって意味よ」
そして二人はヨンフンにプレゼントを差し出す
「それ何?」と怪訝そうなヨンフンに、
「縁結びの神様ですから。感謝してます」とソジュン
「登山用です、奥様の分も」
「色はどうですか?僕は反対したけど、彼女が譲らなくて」
「山では映えるわ」とミニョン
「お嫌いなら取り替えます」
「好みだよ、好きな色だ うれしい」と居心地悪そうなヨンフン
「俺は紹介しただけで、あとは何もしてない
くれなくてもいいのに・・・」とソヌを気にしながらプレゼントを受け取るヨンフン
「俺のはないのか?」とソヌ
「何もしてないもの。私たちはもらう立場よ」
「そうか?納得がいかない」
「彼女から聞きました、高いオーディオを買ってくださったとか」
「金だけはある」
「僕も楽しませてもらいます
でも、お返しができない
女友達が何人かいるんです。結婚式の時にお好みの・・・」
「言い忘れてた、悪いが出席できない
日本に出張する」
「突然、なぜ?」と驚くミニョン
「NTOの会長との対談が」
「ソン部長が行くはず」
「俺がいく。急に決まったんだ、ごめん」
「お仕事なら仕方ありません。ミニョンさんはさびしいかも」とソジュン
ふくれて下を向いたままのミニョン
「結婚祝いで埋め合わせしただろ」

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第9話

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ナイン~9回の時間旅行~ 第9話あらすじ

1992年 12月31日 午前10時
ソヌの父、パク・チョンスの葬儀会場
そこに、母ユジンに連れられてシアがやってくる

参列していた男たちの会話
「もう葬るのか?もっと調べるべきじゃ?」
「放火かも、副院長が怪しいらしい」
そこにチェ・ジンチョルが
彼を見て目を見開き、震えながら挨拶をするチョンウ
「震えるな、落ち着け。私は警察に疑われている
余計なことを言うなよ」とチョンウの肩をたたく
お悔やみを述べるジンチョルに、母ミョンフィはささやく
「人に見られました、忘れてましたが男の人に見られたんです
どうしましょう」

2012年12月31日 午前10時
車の中で当時のことを思い出すジンチョル
「そうだ、あの時 誰かが来たと言ってた
誰だったかな」

1992年12月31日
人目につかない場所で話をするジンチョルとミョンフィ
「なぜ今になって その話を?誰ですか?」
「わかりません
でも、あったことのある人です」
「どこで?病院の人間?」
「いいえ、映画館で」
「映画館?」
ミョンフィは、イブの夜の映画館での出来事を話す

2012年12月31日 車の中のジンチョル
「そうだ、メガネを直してくれたと言ってたっけ
通報か脅迫でもされるかと心配してたが、何もなかった
1ヶ月経ち、1年経っても、何もなかったから忘れてた
20年経ってソヌに映像を渡したのは、そいつか?
一体どういう男なんだ」
ジンチョルの車は、報道陣が待ち受ける検察庁に到着する

レポーターの声
『チェ・ジンチョル会長が検察に出頭しました
今日から検察が研究所を家宅捜索し、関係者が召喚される見通しです
特にチェ会長とパク・ソンヒョン研究所長の対質尋問の結果に注目が集まっています』
と車を降りたチェ・ジンチョルは、記者たちに囲まれながら建物の中に入っていく

ソヌの家、ベッドで眠るソヌ
ミニョンを車まで送りながら、「疑わなくても大丈夫」とヨンフン
「疑って当然の状況じゃ?」と、彼の言葉を信じていない表情のミニョンに、
ヨンフンは続けて、「ちょっと言いにくいんです、女性にはね」
「バイアグラの話を信じろと?」
「そうじゃなくて、どう言えばいいんだ?
失恋して苦しんでるんです
今頃 思春期かな
だから情緒不安定でヤケ酒を飲んだ、気にしないで」
「失恋?彼女の名字は“チュ”?
私に変なことばかり言うけど私と同じ名前?」
思わず一瞬黙り込んでしまったヨンフンだが、すぐに
「一緒に釣りにでも行こうかと
ほっといてやって、俺は医者なのに疑うなんて心外だな」
「浮気には向いてませんね
嘘が下手だから、すぐバレそう」
「そう見える?俺は演技派なのに」
「それじゃ」と納得しないまま車に乗り込むミニョン
沈鬱な表情で彼女の車を見送るヨンフン、そこに車が手配していた救急車が到着する

車の中で、自分をチュ・ミニョンと呼び涙していたソヌを思い出すミニョン

その頃ソヌは、ヨンフンに付き添われ病院へ向かっていた
そこにミニョンからヨンフンに電話がかかってくる
「まだ気になることが?」
「ハンソ病院の患者名簿に叔父の名前はありませんでした
仮名で薬を処方したんですね?そうでしょ?
お二人の秘密ならもう質問しません
でも必要な時には教えてください
私は家族だから。お願いします」
「そうします」とヨンフン

1992年、ソヌの病室
そこにチョンウがやって来る
「兄さん」と目に涙をためながら呼ぶ
「具合は?」
「僕が早く行ってたら・・・父さんを助けられたのに」と涙ぐむソヌ
チョンウは、ソヌの顔を正視できない

2012年、病院で退職願を印刷するチョンウ
そこにミニョンが現れる
「朝ごはんも食べてないの、お昼おごって」

レストランで食事する二人
「叔父さん ひどい、父さんを殴るなんて
殴り返せばよかったのに」
「食事もせず何してた?」
「叔父さんの家へ。ケンカの理由は秘密だって
だから、母さんと推測してみたの
母さんはね、“父さんから株の情報を聞いて、叔父さんが投資した挙げ句大損したのかも
お金の問題くらいしか殴る理由がない“って」
「母さんは勘が悪い」
「そうよね、私も違うと思った
でも母さんが知りたがって質問攻めにするだろうから、株のせいにしておいた方がいいわよ
どう?すごい大損なら母さんも叔父さんを許すわ
母さん、本当にカンカンなのよ」
「ああ、そうしよう」
「娘の私以外に誰が解決できる?」
「放送局に行くんだろ?食べろ」
「ええ、父さんも」
「ああ、食べてる」といってクッパを混ぜるだけでなかなか口に運べずにいる

病院でチョンウと別れたミニョン
そこにカン・ソジュンが車から降りてくる
「ミニョンさん!わぁ、僕に会いに来てくれたの?」
「今日は休みじゃ?」
「それを知ってたなら、僕に会いに来たんじゃないね」
「父に会いに来たの」
「ぼくは両親が病院を見たいと・・・
そうだ、僕の両親
よかった、挨拶するチャンスだ」
「ろくにお化粧もしていないの」と言うミニョンに構わず、ソジュンは彼女を両親に紹介する

振り返って遠くからその様子を見つめるチョンウ

「母さん、ミニョンさんだよ」
「会えてうれしいわ」と車を降りるソジュンの両親
「こんにちはソジュンの父親です」
「はじめまして、パク・ミニョンです」と元気にあいさつする
「すごいタイミング、父が会いたがってて呼べと言われてたんだ」
「綺麗だ」「実物のほうがはるかにね」と父の言葉にソジュンが付け加える
「一緒にお昼を食べに行けないかしら?」とソジュンの母
「今 食べたばかり・・・
いいえ、食べます!量が少なかったので、まだ余裕が」とミニョン
そこに、チョンウが「ミニョン!」と声をかける
驚くミニョン、そしてソジュン
「気づかなかった、ミニョンさんのお父さん」とソジュン
「あなたの話 してないの」
「今話せばいい。両家で挨拶できてよかった」とソジュンは、ジョンウに挨拶を
「神経外科のカン・ソジュンです」
チョンウはミニョンの顔を見る

病室に運ばれ、治療を受けるソヌ
「痛いでしょう?血圧があがっていました」
「ここはハンソ病院?」とソヌ
「いいえ、ミョンジン大学病院です
ご友人のハン・ヨンフン先生に頼まれたんです」
「彼は?」
「手術の打ち合わせを
あなたの腫瘍摘出手術です
ハン先生が手術同意書に本人のサインをもらえと
大丈夫ですか?」
同意書を見ながら、「ムダなのに、あいつ」とつぶやく

会議室、ソヌの頭の写真を前に、首をかしげる医師たち
「進行が速すぎるぞ、違う写真じゃ?
見ろ、左は1か月前、右は今日の午前中の画像だ
こんなに進行するなんて考えられない」
「だから、すぐ手術を」とヨンフン
「不思議だ、比べてみろ
午前と午後でも違う
あそこが広がってる、肉眼で見えるだろ
まるで時間を早送りしたようだ
初めてのケースだな、ダメだ
明日なにかあってもおかしくない状態だ」
「友達なんです、このまま逝かせられません」
「今まで放っておいて、責任をとれなくなったから連れて来たのか?
主治医なのに、何してた?」
「簡単に治せる奇跡みたいな方法があって、待ってたら結局こうなりました」
「腫瘍を簡単に治す方法?迷信でも信じているのか?
何を期待してた?奇跡みたいな方法?それでも医者か?」
「ごもっともです、どうかしてました
何を期待してたのか・・・、私は医者なのに」とヨンフン

手術同意書にサインし、電話を見つめるソヌ

オフィスで、ミニョンからの電話を受けるチョンウ
「驚いたでしょ?黙っててごめん」
「交際期間は?母さんも知らないのか?
彼は腕がいい、お前が好きなら賛成だ」
「そういうと思った
また家で話すわ。今からポシンガクの取材なの、じゃあね」
電話を終え、退職願のサインを仕上げたチョンウは、引き出しから注射を取り出す
そこに、ソヌから電話がかかってくる
「言っておくべきかと、話し合いたくはない
俺の話をただ聞いてほしい
兄さんを永遠に許せそうにない
許せるような問題じゃないだろ
ひとつだけ頼みたい、みんな兄さんの犠牲になった
その責任を果たせ
薬物に依存するな
うつ病に打ち勝つんだ
仕事も頑張って、家族を幸せにしろ
それすらできないなら、俺の人生は意味がなくなる
母さんにもっと会いに行ってくれ
いい夫、いい父親でいろ
それが兄さんの義務だ。切るよ」
チョンウは泣きながら聞いている
電話を終えたソヌは、意識を失いそのまま床に崩れ落ちてしまう

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第8話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第8話あらすじ

逃げた兄チョンウを追い詰めたところで、現代に戻ったソヌ
ソヌはすぐに車を発進させる
突然消えたソヌに驚きながらも、血だらけの自分の手を見つめ、その場に座り込んで泣きだすチョンウ

レストラン店内
兄チョンウの食事の席に突然現れるソヌ
彼はいきなりチョンウを殴り始める
何も言わず身体を震わせながら、ただひたすら殴り続けるソヌ
チョンウの友人たちは慌てて止めに入るが、ソヌはその場で意識を失い倒れてしまう

一方スタジオでは、ミニョンがソヌの代わりにアンカーを務めていた
ニュースを読む彼女の姿に、局長は「これは?」とスタッフに訊ねる
「パク・ソヌが突然出て行ってしまって
今のところそつなくやってます」
「ソヌはどこへ?」
「何も言ってませんでした」
「連絡は?」
「電話に出ません」と別のスタッフ
「順調に番組を進めてたんですが
今回の降板なのに、有終の美も飾らずに」
「締めは?」
「視聴者へのお詫びに変えました」
そこでミニョンが調整室に声をかける
「締めは次長の原稿を生かしては?今日が最後だから次長へのはなむけに」
「何がはなむけだ、親戚だから肩を持つのか?」
「違いますよ、1年も担当してたのに、これじゃ・・・」
「そんなことよりちゃんと発音しろ!危なっかしいぞ」
「はい」
そのとき、「ソヌの原稿は?」と局長
スタッフから1枚の紙を受け取った局長は、
ミニョンに「締めは2つだ、ソヌのコメントも読め」
「はい、わかりました」と嬉しそうなミニョン
不機嫌そうにキューを出すスタッフ
ミニョンは、「事情により番組の途中でキャスタが後退しました・・・」とソヌの退席を詫びた後、ソヌのコメントを読み始める
「自分だけが世界を変えることができるという傲慢さは、英雄を敗北に導きます
今日も1人の巨人が敗退を迫られています
歴史は個人の力で変わらず、ニュースも進行役の交代では変わりません
真実か偽りか、性格か不正確かを見抜くため、当番組はこれからも努力します
ありがとうございました」
調整室、スタッフは局長に言う
「ちょっと変ですね、咎めるどころかはなむけに原稿を生かしてやるなんて」
彼に構わず、「お疲れさん!」と立ち去る局長
怒りの収まらないスタッフ
「俺だったら、咎められてる。やっぱりソヌをひいきしてるよ」
「はっきりしました、アイ・ラブ・ユー、パク・ソヌ」と言う男に、
「アイ・ヘイト、パク・ソヌ!」とスタッフ
局長は、ボムソクのところへ
「病院にソヌがいるか調べろ」
「次長は病院に?」
「その可能性もある」

ミニョンもソヌに電話を
しかし繋がらない
そこにソヌの携帯から電話がかかってくる
「母さん?なぜ母さんが出たの? ・・・何て?」
「父さんの病院じゃ噂になりそうだから、ヘユル病院へ行くの
どこが悪いのかわからない
いきなり殴って、倒れたんだもの
話しを聞く暇もなかった」とミニョンに話す
レストランの前
救急車に乗せられるソヌ

電話を切ったユジンは、救急隊員に自分の車で行くと言い、ソヌの携帯電話を渡す

レストラン店内
「ミニョンの話では、番組の途中で出て行ったんですって
あなたを殴るために仕事を抜け出して?
そんな人じゃない、本当にその理由はわからない?
それとも知らないフリ?もどかしいわね」
「ソヌは?」
「病院へ。私たちも行かなきゃ、立って」

救急車で運ばれる途中、ソヌは意識を取り戻す
「今、どこに向かってるんですか?」
「あっ、気が付きましたか
ヘユル病院です、お兄さんたちも後から」
「何時ですか?」
「えっ?1時10分です」
ソヌは、頭を抱えながら起き上がると、
「車を止めてくれ!」と言って点滴も外してしまう
救急隊員の静止を振り切り、救急車を下りて歩き出すソヌ
その知らせは、すぐにユジンのところに
「一体どういうことですか?救急車を飛び降りただなんて
わかりました、病院へ行きます」
ユジンは、横に立つチョンウに言う
「ソヌさんが目が覚めるなり消えたって
一体どうして?何を考えてるの?」
ユジンは、ぼんやり立っているだけのチョンウに声を荒げる
「あなた!しっかりしてよ!二人ともどうしちゃったの?
車のキーはどこ?あぁ、店に預けたんだわ
あなた、ここにいてね!」とユジンは店の中へ

そこに、ソヌからチョンウに電話が
「ソヌ、お前今どこに」
「恥知らずめ。20年もそ知らぬ顔をしてたのか?それでも人間か?良心はないのか?」
「誰に聞いた?」
「答えろ、人でなしめ!それでも人間か?父親を殺しても平気なのか?のうのうと・・・」
「母さんに、隠せと言われた
俺の意思じゃなかった
俺が自首したら死ぬと母さんが
俺も死にたかった、生きた心地がしなかった」
「なぜ泣く?泣きたいのは俺のほうだ」
「すまない、悪かった」
「当然だよ、俺に悪いと思うべきだ
兄さんは俺から父親と、優しい母親を奪い子供の俺を置いていった
そして死んだんだ
兄さんのせいでチェ・ジンチョルを恨み、最悪の秘密を知ることになった
大切な思い出をこなごなになり、そして俺の彼女は・・・
俺の人生を滅茶苦茶にした
絶対に許さない」
電話を切り歩き出すソヌ
泣き崩れるチョンウ

運転しながら、いろいろなことを思い出すミニョン
彼女は、ソヌが口走ったチュ・ミニョンという名前が気にかかる
そこに、母ユジンから病院に行く必要はないと電話が
「叔父さん、どこへ?父さんに会いに行くわ」
「ひどい状態だから、今は会いたくないみたい」

病院の前に着き車を停め、お香に火をつけるソヌ

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第7話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第7話あらすじ

1992年12月30日 午後10時30分 ミョンセ病院
院長室で仕事を続けるソヌの父パク・ジョンス
そこに看護師が、副院長も含め、もう全員帰ったことを告げに来る

父の死の真相を探るために、タイマーをセットしお香に火をつけるソヌ
ソヌがタイムスリップした後、部屋の外からミニョンがソヌを呼ぶ声が

20年前の自分の部屋
到着するなり、眠っている若い自分を起こすソヌ
残り時間 28分3秒
「久しぶり、会えてよかった、俺の名前はパク・ソヌだ」
訳がわからないままじっとソヌを見つめる若いソヌに、ソヌは住民登録証を見せる
「1975年7月9日生まれ、今の年齢は38歳
わかるか?俺は2012年から来たお前だ」

一方、2012年のソヌの家では、ミニョンが必死に鍵のかかったソヌの部屋のドアを叩いていた
「開けて、叔父さん!」

ソヌは話を続ける
「驚いてるのか?あり得ないよな
気持ちはわかる、でも時間がないから先に用を済ませよう
30分しかいられないのに、もう5分も経った
電話が来るころだ」と、そこに電話のベルの音
ソヌは、電話を差し出しながら言う
「本当は今、起きるはずだった
ヨンフンだ、春川に行く金がないと言われるが、とにかく行こうと答えろ
どうせ、そう言うことになってた」
受話器を受け取る若いソヌ…。「もしもし、ソヌ?もしもし?寝てたか?」と聞こえてくるヨンフンの声
電話の相手が本当にヨンフンだったことに驚く1992年のソヌ
「あぁ、どうした?」
「明日行けないよ、姉さんに小遣いを取られた
貸した金を返せってさ
明日は無理だ、交通費もない」
「大丈夫だ、金ならあるよ、十分に
あるってば、明日行こう」
そこで電話を切るソヌ
「未来を教える。今小遣いをねだれる人は?
兄さんと母さんは外出中だ
父さんしかいないな、父さんはまだ病院だ
お前は自転車で病院へ行く、金をもらいに
病院の廊下には煙が漂ってる
院長室から出火したんだ
お前は大けがして父さんはなくなる
これから20分以内にお前が経験する出来事だ、わかるか?」
「父さんがなくなるの?」
「今から、二人とも無事で済む方法を教える
“大変なことが起きたから帰って”と父さんに
母さんが倒れたことにするか?」
ソヌは病院の番号を押し、受話器を若いソヌに渡す

院長室、ソヌからの電話をとる父
「父さん、帰ってきて。母さんが倒れた」
「なんだと?どうして?」
「急にめまいがすると言って・・・」
その瞬間、2012年ソヌに布団をかぶせ、受話器を手に叫びながら部屋を飛び出す1992年ソヌ
「嘘だよ!殺される、男が部屋に!」
慌てて追いかけ、若いソヌを部屋に連れ戻すソヌ
「ソヌ!そいつは誰だ!?」と父
「父さん、助けて!」
逃げ回る若いソヌを、何とか部屋に連れ戻し、止めようとするソヌ
そのとき、はずみで若いソヌが棚に頭を打って気を失い倒れてしまう
電話を切るソヌ

すぐに病院を出て自宅に向かう父チョンス
頭から血を流し気を失ったままの若いソヌ
「無鉄砲だな、役目は果たしてくれた。お疲れさん!」と気絶している若いソヌの額の血を拭ってあげ、彼に受話器を持たせる
リビングで鍵を取り出し、車で出かけるソヌ
慣れないミッション車にてこずっていたが、なんとか病院へ

タクシーで自宅に向かう父とすれ違い、笑みを浮かべるソヌ
そして、病院に着いたソヌは、院長室のあちこちにカメラをしかけ、休憩室でPCを開き、その映像を確認しながらそのときを待つ

どんどん過ぎて行く時間
ソヌは若いソヌに電話を
「お前が騒がなければ話しができたのに」
「何なんだ?通報するよ」
「お互い得にならないぞ、お前が捕まるのと同じだ
俺は20年後のお前だ」
「バカらしい、僕がどの大学に?
職業は何?僕の夢は?結婚してる?
1999年に地球は滅亡した?答えて」
「人生がつまらなくなるから言えない」
「やっぱり嘘だ、フンッ!」
「俺が連絡するまで父さんを病院に行かせるな
まだ危険だからな
俺のことはごまかせ、捕まえるべき相手はほかにいる
それからお前が救うべき人はもう一人いる
それは会って話す
お前が問題なく生きるためにな
明日の夜9時に校庭で、また連絡する」
「ポケベルはない」
「ポケットに入れた、俺を捕まえようとしたら、俺にもすぐわかるからな」
「僕が逃げることはわからなかった」
「俺が過去に来てるからだ
未来に戻れば分かるさ、お前は俺の過去だから
明日、来い。さもないと、誰か死ぬぞ」
「誰が?誰が死ぬの?」
そのとき、病院の外に人影が
ソヌは、「知りたければ明日、来い!」と電話を切る
電話が切れ、じっとポケベルを見つめる若いソヌ
そこに父チョンスが
「ソヌ、大丈夫か?どうしたんだ、誰にやられた?」と駆けつける
とっさに返事ができない若いソヌ

病院、隠しカメラの映像を見るソヌ
廊下を歩く足音、残り時間は2分

男は院長室の前で止まり、ドアをノック
そして中へ
画面をズームするソヌ
そこに映しだされたのは兄チョンウだった
後ろ向きの椅子に向かって声をかけるチョンウ
「父さん、僕だよ。父さん」
驚いた表情で映像をじっと見つめるソヌ

2012年、ヨンフンの病院
パソコンの画面にはソヌの父の死亡記事が
ひたすら午後11時を待つヨンフン
そしてまさに11時になったそのとき、画面の死亡記事が消え始めた
骨壺の死亡年月日も!
驚いてPCの前に座るヨンフン
すると再び死亡記事が戻って来る
日付だけが、12月31日午前2時と変わって―

2012年、自分の部屋に戻って来たソヌ
ドアノブを業者に壊してもらっていたミニョンは、突然出て来たソヌに驚く
「何よ、中で何していたの?」
「寝てた」
「まさか、ドリルの音に気付かなかったの?」
「ヘッドホンを」
「それにしたって、30分もドアを叩いていたのよ」
「許可を得たか?許可も得ず人の家に入るな」
「だって心配だから」
「この家の人じゃ?」と驚く業者
「勝手に入ったんです」とソヌ
「まったく、困った人だな、本当に。違法になっちまう」と業者が文句をいう
「いくらですか?代金は俺が」とソヌ
「またやられた、浮気の現場に踏み込むためか」と文句を言いながら帰る業者に、
「病気で倒れたと思ったんです。叔父ですよ!」と必死に言い訳するミニョン

そこにソヌが出て来る
「どこへ?」と訊ねるミニョンに、
「ニュースの仕事がある」とソヌ
「仕事があるのに、なぜ家に?」
「寝たくて」
「仮眠室は?」
「落ち着かない」
「乗せて、今日は車じゃないの。バッグを」と家に取りに戻る
「タクシーに乗れ!」と言ってミニョンを残し先に行ってしまう

ソヌが置いていった住民登録証を見つめる若いソヌ
そのときの傷痕は、今もソヌの頭に

運転中のソヌに、ヨンフンから電話がかかってくる
「どうなってる、変わったのは死亡時刻だけだ
30日夜11時から31日午前2時に
むこうで何した?」
「父を逃がしたんだけど、また戻ったんだ」
「なぜだ?」
「俺が知ってるのは記憶してることだけだ
20年後の俺だという男の話を無視できなかったから
父には何とか言い繕った
そしてまだ父が危険なことを思い出した
俺は急いで捜したが、父さんはいなかった
誰かに電話で呼ばれたんだ」
自転車で病院へ急ぐ若いソヌ
彼が院長室のドアを開けた瞬間、大きな爆発が起きる

ソヌは話し続ける
「そして、また同じことが起きた
でも幸い、まだ3時間も残ってる」
「何か見たか?証拠をつかみに行ったんだろ?」
父の部屋に入ったチョンウを思い出すソヌ
「どうかな、気になることが
変数。変数が現れると厄介なことになる」
「どんな変数?」とヨンフンは聞いてくる
ソヌは返事に困る

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友人夫婦たちと食事をするチョンウとユジン
そこにソヌから電話が
「今話せる?父さんが亡くなった日の夜どこにいた?
1992年12月30日の夜、どこにいたんだ?」
「突然どうした?」
「知りたい」
「いきなり何だ?」
「答えて」
「妻といた」
「一晩中?」
「そうだ、妻の体調が悪くて店に泊まった
なぜ改まって・・・」
「父さんの病院に行かなかった?」
「行ってない。何を言い出すんだ?」
「気になって」
「なぜ?」
「なんとなく。わかった、切るよ」

オフィスに着き、渡されたタイムテーブルに目を通すソヌ
そこには、チェ・ジンチョル会長の不正疑惑関連の文字が
着替えながら、いろいろ思い出すソヌ

―回想―
院長室に入るチョンウ
そして翌朝、父の遺体が運びだされる病院の前に座り込み泣き崩れるチョンウ
記者たちの会話
「長男はどこにいたんだ?」
「彼女の家です、何も知らなかったとか・・・」

チェ・ジンチョルの「私は殺してない」
チョンウの「チェ会長の件が気になってる、暴く必要があるか?」と言ってた言葉―

アンカー席に座ってもまだ考え続けるソヌ
―「昔に戻りたくないか?俺たちが幸せだった昔みたいに」―
そして再びチョンウに電話を
「嘘ついた?兄さんは夜11時に病院へ行った、違う?
なぜ警察に黙ってた?父親に会いに行っただけなのに
なぜ“病院に行ってない”と?
なぜ黙ってた!なぜウソを?」
「誰が言ったんだ?もし行ったなら、黙ってる理由がない」
「理由がないのに、なぜ嘘をついたんだ?」
「行ってない。イカれたか?なぜ20年前の話を?」
「理由を答えろ、なぜウソをついた!
この目で確かめる前に聞きたい、なぜ行った?
何があった?教えてくれ、お互いのためだ
兄さんを信じたい、どうして行ったんだ?
理由があるだろ?」
「妻に聞け。私は店にいた、ずっとな
父さんのことは朝まで知らなかった
ソヌ、誰に何を聞いたんだ?チェ会長からか?」
「奴も関わりが?」
「そういう意味じゃない、なぜ急に?」
ソヌは顔を覆い、これ以上埒があかないと考え、
「妙な夢を見ただけだ、忘れてくれ」
「夢?」
「そうだ、夢だ、きっと」
電話を切りスタジオの席に戻るソヌ
「アンカーの後ろにあるのはなんだ?」という調整室からの声に、慌てて片づけるスタッフ
そこに怒ったミニョンが入って来る

スタンバイ中のソヌにミニョンは文句を言いにいく
「あんまりじゃない?今やっと着いた
最近どうしたの?すごく変よ?
ほら、今もそう。その表情は?」
「何が?」
「冷静なフリしてるけど“気が揉める。不安だ”そう思ってる顔よ」
「図星だ」
「でしょ」
「したことがムダに」
「ムダ?何したの?」
「チュ・ミニョンをパク・ミニョンに」
「えっ?」
「わからない?」
「全然わからない、何のこと?」
「勘はいいけど、推理力がない
それがお前の限界だ」
「えっ?」

こうしてこの年最後のソヌのニュース番組が始まる
「ミョンセ病院のチェ会長が、長い沈黙の後ようやく口を開きました
会長は記者会見を開き、ニューストゥナイトによる告発をすべて否定しました」
そこで、一旦ボムソクに中継を渡したソヌは、携帯に届いたチェ会長からのメールを読む
『確かめると言っていたが、何も見つからなかったか?』
番組を見ながら再びメールを打つチェ会長
『教えてやろうか?私が病院に行ったときお前の父親は死んでた
午前2時じゃない、12時半だ。なぜかな?』
時計を見上げるソヌ…、時間は12時10分
考え込むソヌ

再びカメラがスタジオに
ニュースをひとつ読み終えたソヌは、ミニョンをアンカー席に呼ぶ
「あとはお前がやれ、分かるよな。」
そしてソヌは、「アンカー交代します。急用ができた」と声をあげ、勝手にスタジオを出て行ってしまう
父の病院に向かい車のスピードを上げるソヌ

1992年、院長室
戻って来た父親に「ソヌが怪我を?一体何が?」とチョンウ
「泥棒かと思ったが、夢をみたと」
「夢?」
「何が何だかわからん」
「けがの具合は?」
「額が切れてた。風邪薬が原因かもな
お前はどこにいたんだ?女の家か?」
「うん」
「情けない奴め」
「父さん、結婚するよ
春に式を。反対されても別れないよ
そのことを言いに来た」
「それは通告か?」
「ごめん、それから病院は辞めるよ
父さん、僕には病院を継ぐ能力も自信もない
父さんを満足させられない、諦める。ごめんなさい」
父は机にあった本をチョンウに放り投げ、
「お前は後継者じゃない!
誰が継がせると?何様のつもりだ?
ソヌに継がせる
初めからお前には継ぐ資格はない
病院の後継者を決めるのは私だ!
病院はお前のものじゃない」
「父さん」
「父親じゃない!!」
そこに母親が飛び込んで来る
驚く父とチョンウ
「母さん」
「なぜ来た」
「チョンウが“父さんに会う”と聞いたから
怒鳴りつけないで
今はダメだと言ったでしょ
父さんをがっかりさせないで」
「お前のせいだ、お前が問題だ
お前が悪い、うちの一族にこんな間抜けはいない」
「あなた、止めて」
「私の息子がこんな愚か者のはずがない
汚らわしい血を・・・」
「もう止めて!!」

ソヌは病院に到着
車の中で線香に火をつける
そしてタイムスリップ

急いで院長室に向かうソヌ
時刻は12時28分
そのとき、「チョンウ、止めて!!」という母親の声

ソヌは院長室に入る
首から血を流して倒れている父親
「誰なの?あなた、誰なの?」と母
兄チョンウは、院長室を飛び出していく
急いで父の脈を調べるソヌに、母親は泣きながら言う
「事故だった、事故よ
息子は悪くない、夫が足を滑らせたの
救急車を呼ぶわ」

院長室を飛び出し、チョンウを追いかけるソヌ
外に出たチョンウは、そこに現れたジンチョルの車にぶつかりそうになるがそのまま逃げて行く

ジンチョルは院長室へ

電話をかけようとしている母はジンチョルの姿に悲鳴を上げ、
「一体どうしたんですか?」と、ジンチョルは、チョンスの脈をとる
「チョンウが?」
「いいえ、事故です。夫が足を滑らせたんです
手当をすれば助かります、人を呼んで・・・」と母親
慌ててその受話器を取り上げ、笑みを浮かべるジンチョル

逃げるチョンウ、追い詰めるソヌ
そして、ソヌがチョンウを捕まえた瞬間、もう一歩のところでソヌは2012年の車の中に戻っていた

手の震えが止まらないソヌ
一方、過去のチョンウは突然消えたソヌに驚く
―第7話あらすじ終わり―

一筋縄では過去を変えられないところがすごく面白い!

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第6話

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ全話はこちらから
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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第6話あらすじ

食事の手が止まり、様子の変わったソヌに驚くミニョン
そこにチャイムの音
やって来たのは、カン・ソジュン
「やだ、どうして来たの
何ですって?なぜお見舞いに?どういうつもり?」とインターホン越しに話している
「誰だ?」とソヌ
「夕食の約束をしてたんだけど、キャンセルしたの」
「それで誰なんだ?」
「私の彼氏」と申し訳なさそうにミニョンは答える

インターホンでソジュンの姿を見て、
「お見舞いに来たみたい、挨拶だけする?
連絡もなく来て迷惑よね、帰すから食べてて」と外に出ていくミニョン
ソヌはため息をつき、かかっていたレコードを止める

家の外、ソジュンが入って来る

「わぁ、本当にスゴイ家だな
記者の給料じゃ買えないな、もともと裕福?」
「呼んでないのにくるなんて」
「お見舞いくらいしないと」
「いいのに、面識もないし」
「僕はよく知ってるよ、パク・ソヌ記者は有名だ
キャスターは全国民に知られてる」
「今日は変ね」
「今のは口実だよ、君に会いたくて来た
挨拶だけして帰るよ」

ソヌに挨拶をするカン・ソジュン
「カン・ソジュンです、ハン・ヨンフン先生の部下です
病院で何度かお見かけしました」
「夏に、ハン先生が私たちを紹介してくれたの」とミニョン
「先生は天使みたいな方ですね
実は前からご挨拶したいなと
彼女の叔父さんであり、先生の親友
それに、課長の弟さんですから
お加減は?僕でよければ診ましょうか?」
「もう大丈夫」とソヌ
ミニョンは、「挨拶したから帰って」とソジュンの腕を引っ張るが、
「僕も食事に交ぜてもらえませんか?おなかがすいてて・・・」とソジュン
「まったく」とミニョンは怖い顔を
「言ってみただけです
では、これで。また改めて・・・」
そのとき、「行け」とソヌ
「えっ?」とミニョンは聞き返す
「食欲もないし、疲れてるから寝るよ」
「連れて行っても?」とソジュン
「先約だろ?気を付けて」とソジュンと握手し挨拶を終える
「お休みください、過労には睡眠が一番です」
2階に上がるソヌ
嬉しそうに「思いやりがあるな、行こう!」と言うソジュンに、
「看病に来たの」とミニョン
「必要ないってさ、邪魔なだけだって言っただろ」
「ずいぶん失礼ね」
「僕が?クリスマスイブも今日も約束を破られたのに笑ってる
優しいだろ」
仲良く出かけていく二人
ソヌはそれを2階の窓から見ている

ヨンフンの言葉を思い出すソヌ
「これは禁断の果実だよ、贈り物じゃなくて呪いだ」

食事から戻ったミニョンは、ソヌの部屋のドアが少しあいているのに気づき、部屋を覗くそして椅子に座ったままのソヌに声をかける
「起きてたの?」
手にしていた薬の袋を隠すソヌ
「電話に出ないから寝てると思った」
「電話したのか?知らなかった」
「どう?」
「何が?」
「私の彼氏よ、せっかくだから採点して
まるでダメ?・・・そうみたい
気に入らなかった?ハズレ?」
「俺の採点が必要?」
「必要よ、両親の反応は分かってる
父さんは“お前さえよければ誰でもいい”
母さんは誰でも不満
客観的に採点できるのは叔父さんだけだもの
イマイチだったのね
軽いでしょ、私も気になってた」
「数分だったからわからない
ヨンフンは信頼できるよ
奴の紹介なら確かだ」
「だから私も会ってみたんだけど
付き合ってるうちに慎重な面も見えてきたわ」
「じゃあよかった」
「彼は私の親が怖いから、まず叔父さんを味方にしたいのよ
今度ハン先生と4人で食事でも」
「そうだな」
「後ろめたかったから、バレてホッとした。おやすみ」
そう言ってミニョンは部屋を出るがすぐにまた戻って来る
「疲れたと言ってたのになぜ寝ないの?もう12時よ
悩みごとでも?疲れてるのに寝ないなんて」
「眠れない」
「どうして?」
「寂しくて。寂しくて眠れない」
笑い出したミニョンに、「何だ?」とソヌ
「そんな言葉、似合わない」
「似合わない?」
「全然似合わない、天下のパク次長にはね」
「今までいた人がいなくなったから寂しい」
「えっ?嘘、彼女がいたの?ホント?
答えてよ、本当に彼女がいるの?」
「いた」
「不意打ちだわ、私よりひどい
裏切られた、最近まで?誰?」とソヌのソファの前までくる
「ノーコメント」
「ギブ・アンド・テイクよ、私はバラしたわ」
「お前が勝手にな」
「別れたなら、聞いても意味ないか
別れた理由は?」
「また質問?」
「気になるもの、私に知られず恋愛するなんて不可能なのに
いつ頃付き合ってたの?
あっ、私がネパールにいる間?そうだったのね
目がさえちゃった
絶対聞き出す、なぜ別れたの?
引きとめれば?」
ソヌはミニョンの顔をじっと見つめ、
「俺のことを覚えていない」
「なぜ?」
「記憶喪失」
「えっ?」
「よくドラマに出て来るありふれた病気だ」
「本気にしちゃった、バイアグラに記憶喪失
嘘ばっかりつかないで」
「事実なのに信じないのか」
「事実?」
「事実だ」
「じゃあ事実だとして、記憶喪失だから別れたの?
記憶がなくても付き合えるでしょ」
「不義になる」
「他人だと思ったら、家族だった
ドラマでおなじみの出生の秘密だ」とソヌは笑みを浮かべる
「真剣なのにからかわないで」
「眠い、出てってくれ。もう寝る」
怒ったように部屋を出て行くミニョン
ソヌはそんな彼女に「お休み」と声をかける

2012年12月30日公園
ヨンフンと妻のソン・ウンジュ
ベンチに考え込んで座ったままのヨンフンをまるで50代の失業者だとなじる妻
本当にソヌと同い年なの?と
「あの子は?」
「あの子って?」
「ソヌと会ってたお前の友達だよ」
「あぁ、ソラ?」
「うん、何してる?」
「2回離婚して、また再婚したとか
長い間、連絡取ってない」
「3回結婚?」
「綺麗だったもの、最初は大学3年の時
次はアルコール依存症で離婚された
なぜソラの話を?」
「縁って不思議だ。ソヌは彼女が好きだったのにすぐ別れて
俺たちが結婚するなんて人生は妙だな」
「最近変よ、急に感傷的になった
毎朝教会で1時間も祈ってるんでしょ
柄にもなくどうしちゃったの!」
「ウンジュ、生きるのが悲しい
なぜ必死に生きてる?
あがいても運命は決まってるのに」
立ち上がり、トボトボと歩き出すヨンフン

―回想―
1992年12月30日
電話で話すソヌとソラ
ソヌは春川に行こうとソラを誘う
「明日、駅で7時に会えばいい」
「朝早く家を出るのは、お母さんが許さないわ
あっ、ちょっと待って」
ソラは、遊びに来ていたウンジュを誘う
「あなたも行けば、お許しが出るかも」
「人のデートについていくほど暇じゃない」
「ソヌの友達も来る、ハン・ヨンフン」
「あいつ?あの理系 全校1位?あのダサい子?」とウンジュは聞き返している

読書室
春川には行きたくないと言うヨンフンに、
「もう一人、可愛い子も来る
1日気晴らしした方が勉強がはかどるぞ
彼女もできるしな」
「そうだ、あのカードは?
俺にくれただろ、ヘンな内容の奴を」とヨンフン
「何のカード?あげてないよ」
「お前の字だった」
「俺がいつ?」

クリスマスイブのことを思い出すソヌ
ソラとのデートを終え家に戻ったソヌに、母親は何事もなかっように友人の怪我のことを聞く
「学校が始まるまでに治るって」とソヌ
「よかった、気をつけなくちゃ」
「そうだね、疲れちゃった」と自分の部屋に向かおうとしたソヌに、
母は「ソヌ、ありがとう!」と言いながら、首にかけたペンダントを見せる
「気にいったわ、高そうだけどお小遣いをはたいたの?」

ふたたび読書室
「あのペンダントも買ってない」と呟くソヌに、
「あった、見ろ。お前の字だろ」とヨンフンはカードを見せる
「何だ?」と驚くソヌ
「お前がくれたんだろ」

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2012年
ソヌは母の病院へ
ソヌの声にも無反応の母親、彼女の胸にはあのペンダントが
それに触ろうとしたソヌの手から、ペンダントを守ろうとする母親
「取らないよ、ただ見たかっただけだ
本当に気にいったらしい
いつも一人で来てたけど、今日は違うよ
家族が増えた」
そこに、チョンウが妻と娘のミニョンを連れて賑やかに現れる
「おばあちゃん、私よ
会いたかった?とっても忙しかったの」と、ソヌの母親に駆け寄るミニョン
兄一家をじっと見つめるソヌ
チョンウはそんな彼に声をかける
「早かったな。いつ来た?」
「さっき」
「体調は?」
「大丈夫」
「顔色が悪いな」
そこに、「あなた、お義母さんに挨拶は?」と妻ユジン
母にプレゼントを渡し、仲良く話すミニョンたち

コーヒーを手に彼らを見つめるソヌのところに、
兄チョンウが「小銭はあるか?」とやって来る
緊張した表情でコーヒーを買うソヌ
そんなソヌに、「ひどい顔色だが、本当に平気か?」とチョンウ

ソヌは、ソウルで最後に兄に会ったときのことを思い出す―
『ちょっとな、探し物をしてるんだが、金がいる』

―じっと見つめるソヌに、「何だ?」とチョンウ
「幸せそうだ」
「ごまかすな、来週精密検査を受けろ」
「時間がない」
「都合をつけろ、30代でも安心できない
生活が不規則だしな
来週の水曜か木曜は?」とスケジュールを見ようとして、チョンウは缶ジュースをこぼしてしまう
ソヌが差し出したハンカチで、腕を拭くチョンウを見ていたソヌは、
「兄さんこそ具合でも?」
「なぜ?」
「注射の痕だろ?」
「ビタミン注射だ、疲れたときに打つと効果がある」と、チョンウは慌てて腕をしまう

病院を出るソヌたち
ユジンはミニョンの車に
そしてチョンウは「乗れ」とソヌに声をかける
車の中に落ちていた小さな薬瓶を拾うソヌ
彼は、兄をじっと見つめその薬瓶をポケットに
「兄さんは変わりない?」
「変わりって?」
「病院には派閥があるのに、兄さんにはコネがない」
「どこにでも問題はあるさ
辛抱できるレベルだ」

彼らの行き先は、父パク・チョンスの納骨堂
この日は父の命日だった
ユジンは、一度だけソヌたちの父親に会ったと話を始める
「私は1度だけ亡くなる1週間前に」
「父に会われたんですか?」とソヌ
「私は嫌われてたでしょ、どうやって調べたのか店にいらしたの」

―回想―
ユジンのレコードショップ
チョンウの父親が入って来る
「あなたがキム・ユジンさんですか?私はチョンウの父親だ」
席についた父親は、ユジンに「絶対に認められないから別れろ」と話す―

「絶対に許すことはできないから、別れろと
本当に怖かった
大声は出さないのに威圧感が
とても勝てないと思ってそのまま諦めたの」
その場を離れるチョンウ
ユジンは続ける
「当時の話を嫌がるの
急に亡くなったとも知らず、心配かけたから
夫は親子の縁を切ると言ったみたい
急死するとは思わないもの
お義母さんも心を病んだし
一生後悔するわね」
「義姉さん、兄はアメリカで薬物を?」
「なぜ、それを知ってるの?」
「やっぱり?」
「夫はひどい不眠症なの
時々うつの症状もあるし
薬物を病院で手に入れてて
それが問題になった
このこと、誰から聞いたの?ミニョンから?」
「はい」とソヌ
「普段はいい人だけど、気が弱すぎるの」
「父が亡くなったのは20年前ですよね
20年前の今日、何かできるとしたら最後のチャンスだ」とソヌは父の納骨をじっと見つめる

2012年12月30日
記者会見を開くチェ会長
まず謝罪をした会長は、ソヌに突き付けられた疑問に対しての釈明を
自分の研究所では、すべて合法的な手続きによって研究を続けており、
虚偽の事実の流布と名誉棄損で、パク・ソヌ記者とCBMを告訴すると
中継を見つめる報道局員、そして局長

出社したソヌのところへやって来た局長は、テレビを消し、
「想定内なのに、何を真剣に見てる?
名指しされて怖くなったか?」
「違うんです、決着がつくまでには時間がかかりそうだなと」
「すぐ降参するとでも?あの地位は捨てられないだろ
死んでも認めたくないさ
何にせよ第一段階は終わった
ご苦労だった、番組進行は今日までにしろ
新年からはソックンがやる」
「私はクビになるんですか?」
「みんなが“倒れた”と言ってた」
「デスクで倒れろと」
「カッコはいいが労災になって会社が損するから困る」
「局長は薄情ですね」とソヌは笑いながら言う
「入院しろ、最後まで努力するんだ」
「大丈夫です、新年も続けます
明日になればよくなってます」
「それもそうだな、仕事が終わったら焼酎でも飲もう」

一人になったソヌに、チェ会長から電話が
録音を始めるソヌ
「どうぞ、言っておきますが録音中です」
「構わん、お前が埋めた地雷のせいで手足が吹き飛びそうだ
痛快だろ?うれしいか?気が晴れたか?」
「酒を飲んだんですか?腹いせなら切ります」
「私がお前の父親を殺したと思ってるだろ、私ではない
私にもわかっている、みんな私が犯人だと思ってる
状況もすべて私を指していた
数十億ウォンの秘密の裏金を作っていたこと
怪しい通話記録、院長のサインを偽造した契約書も出てきた
アリバイもなかった
だから、みんな私が犯人だと思った
だが、罪を免れた
確証がないから
確証がなくて当然だ
私は殺していないからな」
「誰かに殺人を頼んだという意味ですか?」
「私じゃない」
「なぜ今さらその話を?命乞い?」
「なぜ私が命乞いを?無実なのに
私はやってない
警告するために電話した
私はお前の家族に借りなどない
良心の呵責もないしな
だから、お前が私の手足をもぎ取るなら、私もお前を引き裂いてやる
わかるか?誰が勝つと思う?
私は、私が勝つと思うが、なぜ今まで黙っていたか?
今からが勝負だからだ」
「じゃあ始めて、勝てるのに攻撃しなかったと?
脅しだろ、完全なペテンさ
あんたが今まで使ってきた唯一の切り札だ
公益、国益、危機、、未来、こんな言葉であおり疑問を提起する人間は脅迫して今の地位を築いた
出世できたのは、あんたの本性がならず者だからだ!
(受話器を持ちかえトーンを変えるソヌ)
今回は相手が悪かった
脅迫は通用しませんよ
俺は失うものがない
始めればいい、あんたに何ができるかな」
「おい!この野郎!!お前らの不幸の元凶は私じゃない!
毒蛇みたいな奴め!私が出世するまで機会を狙ってたんだな
よりによって今、私の人生を台無しに?
私は殺してない!!」と興奮してチェ会長は声を荒げている

秘書が飛び込んで来る
「会長、録音されています」
しかし、会長の興奮は収まらない

ソヌは話を続ける
「大変そうですね、苦労して上ったので下りるのはむなしいはず
あと1歩だったからつらいんですね
これなら会長でも英雄でもなかった頃に償ったほうがマシだったかも」
「こいつ、チョンスと私は無二の親友だった
長い間付き合ってきた
当時ガキだったくせに何がわかる?」
「確かめます、誰が父を殺したのか」
「確かめる?どうやって?」
「意外に簡単です
確かめてみて、犯人じゃなかったら謝ります
選択の機会もさしあげます
失うべき名誉もない平凡な医者の人生か、英雄としてあがめられてから詐欺師に落ちぶれる会長の人生か
どうします?」
「どういう意味だ?」
「父は20年前の今日亡くなった、今から2時間後です
確かめて電話します」とソヌは電話を切る

ソヌは、ボムソクにカムコーダーを借りに行く
「多いほどいい、今日だけ借りたい」と

1992年
夜10時、電話中のチェ・ジンチョル
「それじゃ、私にどうしろと?」
「院長がジャマなら始末すればいいだろ」
「どうかしてる」と恐ろしい相手の言葉に電話を切るジンチョル

彼は院長であるソヌの父パク・チョンスの部屋を訪ねる
「何だ?核移植の話か?怪しい投資は断ると言ったはずだ」
「院長、考え直してくれ
国内初のバイオセンターを設立できる
莫大な金になるのに拒むなんて・・・」
「私は正しい、間違ってない
間違っていても私が院長だ
だから私に従え
もしかして院長になりたいのか?
もうたくさんだ、諦めろ
新年になってもこの話を続けるなら承知しない」
「その前に何かが起きるかもしれんぞ」
「“何か”?何だ?」
「別に」とチェ・ジンチョルは部屋を出ていく

2012年12月30日 
午後10時10分病院で、ソヌとの会話を思い出すヨンフン

「お前の言うように、禁断の果実かもしれないな
でも俺は人間だから食べるしかない」

―回想―

トイレで苦しそうに吐き、そこからヨンフンに電話するソヌ
「3ヶ月は持つはずだろ
なのに1週間で急激に悪くなってる
お前が最初に写真を見せて死ぬと言った時は、理解しても実感はできなかった
でも今は全身で感じてる
死にかけてるって
たぶん、お香のせいだ」
「えっ?」
「たくたびに寿命が縮まってる
よく分からないが、マニュアルもないし経験して1つずつ知るしかない」―

首を振るヨンフン
部屋の中を歩き回っていたヨンフンは、時計を見上げる
午後10時20分!

―回想―
ソヌと電話で話すヨンフン
「ポロボフォール中毒?チョンウさんが何で?」
「兄は半分は変わったが、半分は昔のままだ
兄の願いは2つあった
今日、残りも叶える」
「今はお前が死にそうなんだ
それどころじゃないだろ」
「俺も生き伸びる
お香の副作用がひどくなるかもしれない
でも、父も助けないと
母には父が必要だ
それにチェ・ジンチョルが俺を脅してきた」
「どう解決するつもりだ?」
「変数さえなければ簡単だ」
「そう、変数だ。また何か変わったら?
この間はミニョンさんが変わった
おい、お前が助かろうとするのを罰する神はいないさ
生きようとするのは罪じゃない
でもお兄さんと親父さんは違う
死者を生き返らせることになる」
「問題だ」
「大問題だ、そこを考えろ」
「でも、父は1時間後に亡くなる
知りながらほっとけるか?
確かに、禁断の果実かもな
でも俺は人間だから食べるしかない」―

ヨンフンの部屋
そこに入って来たソンジュに驚くヨンフン
「どうしました?サインがまだです」
震える手でサインをするヨンフンに、「なぜ手が?」とソンジュ
「お前の彼女は?名前は?」
「パク・ミニョン」
「まだ変わってない」とヨンフン

自分の部屋で、カメラやパソコンを鞄につめ出発の準備を整えたソヌは、腕時計のタイマーを30分にセット、そして線香に火をつける

そこに、チャイムの音
家の外にはミニョンが

家の中に入って来て、ソヌに声をかけるミニョン
「私よ、番組前なのになぜ家にいるの?
叔父さん、入るわよ」
しかし、ドアには鍵がかかっている

立ち昇る線香の煙
ドアをノックし続けるミニョン

その頃、ソヌは1992年の自分の部屋にいた
彼は、ベッドで眠る昔の自分に声をかける
「起きろ!時間がない」
突然の侵入者に驚き、大声を出そうとする若いソヌ、慌てて現代のソヌは彼の口を塞ぐ
「久しぶり、俺の名前はパク・ソヌだ」
―第6話あらすじ終わり―

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第5話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第5話あらすじ

2012年クリスマスイブ

今からミニョンとデートするソヌに「俺はこれから手術だ」と電話を終えたヨンフンは、手術室へ向かう
一方1992年では、シアがチョンウに電話を
チョンウが彼女の電話に出たその瞬間、手術中のヨンフンの記憶に異変が起きる

何とか手術を終え、よろめくように病院の3階に向かうヨンフン

同じころ、チョンウはユジンの病院へ向かっていた
意識のないユジンを前にし、チョンウは涙がこみ上げてくる
母に付き添うシアを抱きしめ、「すまない、僕が責任取るよ、心配するな」とチョンウ

3階に上がったヨンフンは、“課長 パク・チョンウ”と名札のかかった部屋の前で茫然と立ち尽くす
そこにチョンウが

居酒屋
突然消えてしまったミニョン、手にしていたグラスを落とすソヌ
ソヌは、「俺に連れはいたか?最初から一人だったよな?」と店員に聞く
「はい、一人でしたよ」と店員
頭を抱えるソヌ、そこにボムソクから電話が
しかし、ソヌはその場に倒れてしまう

回想―1992年12月30日
父親の病院に火災が起きた夜、父を捜し、爆風に飛ばされるソヌ
1993年1月、病室のソヌをチョンウがシアを連れて訪ねてくる
二人を紹介し、「これからは家族になるんだから、仲良くしてくれ」とチョンウ

1993年4月、チョンウとユジンの結婚式を見つめるソヌとシア
「お兄さん」
「叔父さんだ」
「私たちアメリカに移民するの、父さんが言ってた
お兄さんも・・・違った、叔父さんも一緒ならいいのに」

1993年12月、ミニョンからの手紙を、車椅子の母に読んで聞かせるソヌ
「兄さんは元気だ、病院に就職したらしい
シアは名前を変えた、“ミニョン”に
理由は書いてない
写真も入っているけど、見る?」―――

2012年
新たな記憶が植えつけられたソヌは自分のベッドで目を覚ます
その横には、彼を心配そうに見つめるミニョン
「気がついた?どう?私がわかる?ホント驚いたわ」
「何があった?」
「記憶がないの?酒場で倒れたのよ
病院はイヤだというから家に連れて来たの
ハン先生が点滴を
帰国したばかりなのにここに泊まることになりそう」
ホッとしたように大きくため息をつくソヌ
「奇妙な夢を見た、死んだ兄が生き返った
それはいいけど、お前が・・・」
「兄?父さんのこと?父さんが亡くなった夢?」
あまりの衝撃に言葉を失い、ただミニョンを見つめるだけのソヌ
「どうしてそんなふうに見つめるの?叔父さん」とミニョン
そこにボムソクが、「チェ・ジンチョルに令状が出るかも
緊急会議に出られますか?つらいなら局長に・・・」と入って来る
「待て、二人とも外に出てくれないか」と二人を追い出すようにいうソヌ

ソヌは、クローゼットの中の線香の数を数える
線香は5本、そしてテーブルの上にはポケベル、ボディガードのレコードもある

―回想―
居酒屋で倒れたソヌを迎えに行ったボムソクたちに、
「ビール一杯しか飲んでないのに突然倒れたんです」と店員
二人は、意識のないソヌを車に乗せる
「ミニョンの父親は医者だよな
ハンソ病院だ、連れていこう」
二人は病院に電話しようとするが、
「家に帰る、俺の友達を呼べ ハン・ヨンフンだ」と、ソヌは自分の携帯を渡す
「原因不明だから病院へ」というボムソクに、「俺の言うとおりに」と意識がもうろうとしながら訴える
駆けつけたヨンフン
ソヌの部屋にいたミニョンを見て驚き、「なぜここに?」ときく
「倒れたと連絡があって」
「まだネパールかと」
「午後着きました
ところで、なぜ倒れたんでしょう?」
「さぁ、診てみないと」
「病気ですか?これがポケットに
ハンソ病院。先生の処方ですよね
父は何も言ってなかったから、何の薬?」と薬を取り出すミニョン
「何でもない。最近疲れるって言うから精神安定剤や疲労回復剤を」とミニョンの手から薬を奪い取る―――

茫然と部屋に立ちつくすソヌ

彼は、ミニョンの社員証を見ながら、彼女がCBMにやって来た日のことを思い出す

―回想―
2007年9月、CBMの入社試験の日
歩いて来たソヌに慌てて顔を隠すミニョン
彼女の名前を呼ぶ声、しかしソヌは気づかない
「鍾路署の連中は何も教えてくれない
口が堅いことで有名だ」と話しながら局員と報道局にやって来た新人たちの中のミニョンにソヌは驚く
「お前、ここで何を?」
「ひさしぶり、私よ」と笑ってごまかすミニョン
「ヨーロッパ旅行中じゃ?」
「嘘ついたの、夢は記者だと言ったでしょ」
「呆れたやつだな」
二人の関係に興味津津の局員に、
「パク・ソヌ記者は、私の叔父です」と嬉しそうに声を張り上げるミニョン―――

ミニョンの社員証を見つめ、頭を抱えるソヌ
いっぽう階下のミニョンは、ボムソクに薬を見せながら、
「見て、ハン先生も動揺してた。怪しい」
「お父さんは?」
「何の薬か聞いてみるわ、くすねといてよかった」
「お前、自分の勘が鋭いとでも?」
「記者の直感、動物的な本能よ。ピンとこない?」
「帰国してから偉そうになった、」
「あんたはネットで検索してるだけ
私はアンナプルナを征服した、もうレベルが違う」
「それにしても豪邸だな
初めて来たけどすごい」とボムソク
「祖父の代からここに」
「一緒に住まないのか?十分広いのに」
「私も住みたいけど、父さんが嫌だって
庭のある家が好きなのに住めないなんて」
そこにソヌが
「お前たちは仕事に行け、俺は大丈夫だから」
「どこへ行くの?」とミニョン
「欠勤すると伝えました」とボムソク
「緊急会議なんだろ
10時までに行く、会議は10時半からだ、準備しとけよ」
「そんな、準備できてません、昨日から次長のことで・・・」
「言い訳するな、誰が看病しろと?」
出ていこうとしたソヌは立ち止まり、「何を考えてる」とミニョンの手から薬を取り上げる
「心配だからよ、それは何の薬?どうして隠すの?父さんに言うわよ」
「バイアグラ」とソヌ
ソヌの言葉に驚くミニョン
吹き出し、「そんな年じゃないのに、何が記者の直観だよ
お互いに恥かいた」とボムソク

ハンソ病院
ヨンフンにかかって来た電話に、彼はクリスマスなので教会に行ったと答える看護師

教会
必死に祈り続けるヨンフンのところにソヌがやって来る
「お前、いつから熱心な信者に?祈り方を教えてくれ
無宗教だったけど今日は祈りたい
十字を切るのか?」
「このクソッタレ!死にそうな思いでここに来た
何があったと思う?
死人が生き返った、チョンウさんが俺と同じ病院で働いてる!
この恐怖がわかるか?生身に体で笑いながら話しかけてきた
お前はとんでもないことをしたんだ
人の生死を決めるのは神様なのに、夜通し祈ってるけど答えが出ない」
「ここで祈ってても無理だ
ヒマラヤはチベット仏教だ
チベット仏教の寺院で祈るべきだろ
イエス様は担当外だ」
「よく冗談がいえるな、平気なのかよ、それでも人間か?」
「人だから気絶した
病気のせいじゃない、驚いて気絶した」
二人ともやるせない気で座っている
「ミニョンさんの素性を知らなかったのか?」
「知らなかった、二回も名前を変える人はあまりいない
継父の話も聞いてなかった
でも幸いなことに、継父が変わったこと以外はあいつに大した変化はない
性格も変わりそうなものだが、やっぱり脳はアンドロメダに行ってる
明るさも国宝級だ
兄さんは好きな女性と結ばれても母と俺を置いて出て行った
生まれ変わってもいい息子、いい兄じゃないが、いい夫、いい父親みたいだよな」
頭を掻き毟り涙ぐむヨンフン
「お香の話を聞いて奇跡だと思った
“神様からの贈り物だ”と
“クリスマスイブの奇跡”ってな
でも贈り物じゃない
呪いでもない、これは何だ?」
「そうだな、何だろ」
教会を出る二人
「チョンウさんに妙に思われた
昨日一緒に昼飯を食ったのに仰天したから」

―回想―
病院で、自分の部屋の前に立つヨンフンにチョンウは声をかける
「何か用事か?」
「いいえ、違います
部屋を間違えました」と去ろうとした瞬間、チョンウに腕を掴まれたヨンフンは思わず大きな叫び声をあげる
「どうしたんだ?」
「また会いましょう、今は忙しいんです」と逃げるようにヨンフンは、その場を立ち去る―

「イカれたと思われただろうな
何て言い訳しよう?」とヨンフン
「兄さんは今セブだよな?」
「そうだ、奥さんとな
昨日の夜 発った」
「すぐ会わなくて済んでむしろ良かった
今 会ったら感激して泣くか、お前みたいに仰天する
あきれられそうだ」
「どうするんだ?」とヨンフンは聞く
ソヌは、懐から線香を取り出す
「おかしいよな、兄はヒマラヤで死んでない
俺もネパールに行ってないのに、お香はここに残ってる
山から持ってきたレコードもな
起きなかった出来事なのに、物は残ってる
不思議だろ?」

病院へ戻ったヨンフンは、チョンウの部屋に忍び込む
ネームプレート、賞状、医師たちの写真、家族写真に驚くヨンフン
そこに、レジデントのカン・ソジュンが「課長の部屋で何をしているんですか?」と
「何だ?」
「昨日の手術中、問題でもありましたか?」
「問題ない、なあ、俺から女の子を紹介されたか?そうだよな?」
「改まってなんです?紹介されました」
「まだ交際中?」
「何ですか、先生
紹介はしても口は出さないんじゃ?ケアはしないと言ってたのに」
「交際中か?」
「秘密です」
「交際中なのか!?」ともう一度強く訊ねるヨンフンに、
「交際中です。なぜですか?いけませんか?」とソジュン

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―回想―
2012年 夏
レストランのヨンフンとソジュン
そこにミニョンが現れる
挨拶をする二人、もうお互いのことはいろいろ話したはずだから帰ると言うヨンフン
「会食がある。気に入ろうが喧嘩しようが勝手に
ケアはしない主義だ、分かったな」と席を立つ
席を立ったヨンフンに、ミニョンは、
「これから叔父の所に?叔父には内緒に
近頃、叱られてばかりだから
余計ににらまれそうで」
「オーケー!いい奴だよ、軽く見えるけど」―

自分が紹介したことを思い出し、落ち込むヨンフン
「今も交際中か、別れられないか?」
「えっ?別れろと?僕の聞き間違いですか?」
「出ていけ。顔も見たくない、お前なんかに紹介・・・おせっかいめ」
「問題があるのなら、教えてください。いきなり・・・」
「うるさい、出ろ!」とヨンフンは追い出す

車を運転中のソヌに、ミニョンから電話がかかってくる
しかし、ソヌは出ない

ソヌが家に入ると、料理を作りながらミニョンが待っていた
「思ったより早かったわね
電話に出ないから先に来てたの」
「どうやって?」
「この間、暗証番号を見といた。5935でしょ?
悪いとは思ったけど仕方なかったの
外は寒いし・・・母さんに怒られちゃった
病人を置いて帰ったから
母さんたちが戻るまでいろって
週末まで泊まらないと母さんに怒鳴られる
早く来て、おなかすいた」
あくまでも屈託のないミニョンに、暗い表情のソヌ

自分の部屋で大きなため息をつくソヌ
そこにチョンウから国際電話がかかってくる
「兄さん」
「具合が悪いそうだがどうだ?ミニョンが電話してきた
そんな状態とは知らなかった
ヨンフンが来たとか、本当に過労か?
来週病院に来い。検査を受けろ
ソヌ、聞いているのか?」
「うん」
「無理してないか?チェ会長の件が気になってる
暴く必要があるか?」
「旅行は楽しい?」
「楽しいが、お前のことが心配だ」
「それならいい、兄さんが幸せなら十分だ」
「こいつ、ミニョンがお前が心配だから泊まると妻が賛成した
あいつはお前のファンだ
食べたいものがあれば作らせろ」
「そうする」

レストランで家族と食事をするヨンフン
上の空のヨンフンは、妻の機嫌を損ねてしまう
「昨日からどうしたの?
一緒に食事するのも面倒?
我慢の限界よ、何のつもり?」
「ちょっとトイレ」と言って逃げるヨンフン

顔を洗うソヌ、そこにヨンフンから電話が
「戻すべきじゃないか?」
「何を?」
「過去がきっちり20年前ならチョンウさんは結婚前だ
まだ変えられる」

―回想―
夜、寝ているシアとユジン
目を覚ましたユジンは、そこにいるチョンウに気付く
「どうしてまだいるの?帰ってよ」
「イヤだ、二度と帰らない」―

「それで?」とヨンフンに訊ねるソヌ
「翌年に結婚するんだよな
まだ家族じゃないから別れさせればいい」
「別れさせる?」
「どう考えてみてもお前は試されてる
お香を使ったのは間違いだった
他人の人生を変えずに、自分の命だけ救うべきだった
禁断の果実だよ
贈り物じゃなくて呪いだ
二人は別れる運命だったのにお前が変えた」
「兄にはよかった
彼女・・・、いや義姉さんのおかげで仕事を続けてる
放浪してヒマラヤで死なずに済んだ
愛する妻と娘も得たのに元に戻せと?」
「チョンウさんは人生大逆転だけど、お前は?」
「兄を救えた
誰がくれたかは分からないが、これは贈り物だ
呪いだと考えるのはあんまりだろ」

電話を切り、鏡を見てため息をつくソヌ
そこに、ボディガードのOSTが流れて来る
リビングでレコードをかけていたミニョン
「さっき叔父さんの部屋で見つけたの
料理のまずさをごまかそうかと」
彼女の言葉に思わず笑みを浮かべるソヌ
二人は一緒に食事を
「見てのとおり何もないの
おかずは親の家から持ってきたし
チゲはインスタント、期待しないで」と正直に話すミニョン
「期待してない」と食べ始める
「ところであの薬、本当にバイアグラ?
本当ならがっかりだわ」
「お前には関係ないだろ」
「ファンを幻滅させないでよ」
「完璧に幻滅させよう
バイアグラの副作用で倒れた
だから恥ずかしくて病院に行けなかったし、ヨンフンもウソを
男はみんな同じだ
目を覚ませ、ファンなんていらない」
ミニョンは吹き出し、「やっと安心した、ヘンだから心配してたけど戻ったわ
いつもの次長よ」
「冗談だと思ってるな、違うぞ」
「そのくらいじゃファンをやめないわ
ところで、ネパールに行ったことは?」と話題を変えるミニョン
「いや」
「ぜひ行ってみて!いいところよ
ポカラは快適だったわ
お天気もいいしキレイで
フェワ湖って大きな湖があるの
後ろには雪に覆われた峰・・・
特にマチャプチャレ、ドライブしたら最高よ」

それは、過去を変える前に二人で行った新婚旅行の場所だった―

「絶対行ってみて!
だから、私決めたの
新婚旅行はポカラに行くわ
苦労しても思い出には残りそう
カッコいい
だって普通は新婚旅で行かないもの」

ソヌは、突然ホテルに現れたミニョンを思い出す
―「新婚旅行みたいでしょ、ヒマラヤは飽きたけど仕方ないわ
思い出には残りそう
普通だったら新婚旅行ではいかないもの」と、そこでも今と同じことを言っていたミニョン―

ソヌの表情に気づかず話し続けるミニョン
「夕日が最高なの。ロマンチックな気分になっちゃった」
ミニョンとの新婚旅行のことを思い出し、食事の箸も止まったままのソヌ
ようやくソヌの様子に気づいたミニョンは、「何?」と聞く
「最悪だ」と箸を置き、顔を上げるソヌ
「何が?料理の味?」

―回想―
教会を出たソヌとヨンフン…、ソヌは線香を手にしている
「起きなかった出来事なのに、物は残ってる
不思議だろ?」
「そんなこと、可能なのか?」
「無意味な質問だ
この何日かの出来事はすべて説明がつかない
問題はこれだ
物は消えずに残ってる
ないはずの記憶が永遠に消えなかったら?
二つの記憶を持って生きていけるか?
体が治ったとしても・・・」

(毎日 思いが募ったらどうすればいい?)
―第5話あらすじ終わり―

ソヌが過去を変えたことを後悔し始めてます
ヨンフンも前の記憶があって、新しい記憶がになるって、それほどソヌと通じ合ってるんですねー(ちょっとココは突っ込みどころ?)

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第4話

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ全話はこちらから
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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第4話あらすじ

1992年12月23日 ミョンセ病院
「書類は用意できてる
あとは院長のサインだけだ
説得中だから何日か待ってくれ
3日間、3日以内に説き伏せる
解決すると言ってるだろ!」と声を荒げ、電話で話している若いチェ・ジンチョル

電話を切り、病院の外に出たジンチョルはすれ違いで現在のソヌとぶつかる
もちろん彼とは気付かない

懐かしい父の病院に入ったソヌは、顔見知りの看護師に声をかけられる
院長も兄もすでに帰宅したという看護師は「診療時間は終わりましたがご用件は?」と声をかけてくる
「どなたですか?」と言う問いに、「院長の弟子です」と答える
急いできたが、院長と会うのは20年ぶりだと話すソヌ

病院を出たソヌは、タクシーで家に向かう途中、店で酔い潰れている兄チョンウを見つけ車に乗せる

チョンウの胸ポケットには、キム・ユジン宛ての手紙
『愛するユジンさんへ
これは、君に送る最後の手紙です』
という書き出しのその手紙を読み始めるソヌ
自宅に着いたソヌたちのタクシーの前に、父が現れた
酔い潰れ意識のないチョンウに、「泣きながら、女の名前でも呼んでいたかね?
情けない奴め」と吐き捨てるように言う父
そしてタイムスリップの時間が終わり、現在に戻る
ソヌはチョンウが書いたユジン宛ての手紙を書きうつしたメモを見ながら考えている

2012年12月24日
目覚ましで起きるミニョン、ソヌとの新婚旅行の写真を見ていると出勤途中だとソヌからメールからメールが届く
ミニョンはまだ帰国していないと話しておくから寝ていろと
「仕事に行かせたくないの?」とスネるミニョン
『今日はクリスマスイブよね』
『一緒に食事を』
『彼氏なんだから優しいトーンで』
『どんなふうに?』
『愛してるよ、朝からお前のことばかり考えてる
どうしよう』と送り、ミニョンはヘラヘラしている
『いっそ別れよう』とソヌの返答に爆笑し、
『愛してるわ、朝からあなたのことばかり考えてる
どうしよう』とソヌに送る
ソヌは笑顔で『もらうのは嬉しいな、その調子で送れ』と返す
『自分勝手ね』
『それが俺の魅力だ』
と二人は楽しげに他愛もないメールを交わす
しかし、すぐにソヌの病のことを思い出すミニョン

ヨンフンはソヌに電話を
彼は、「病気のことを局長にバラすぞ
首になりたくなければ、休暇を取ってすぐ病院へ来るように
逆らうなら縁を切る」と、一方的に話して電話を切る

1992年12月24日 クリスマスイブ
ひとりトクサン自習室にやって来たヨンフン
机の上には差出人不明のクリスマスカードが
『クリスマスイブにも自習室と病院にいる友よ
2012年12月24日午前10時の俺から便りが届いたらこの意味が分かる
20年後に会おう メリークリスマス
ソヌより』

訳がわからないままカードをしまおうとしたヨンフンは、そのカードが2012年に作られたものであることに驚く

2012年クリスマスイブ、ヨンフンの病院
娘からの電話に、PCで慌ててレストランを探し始めたヨンフンは、珍しくソヌからメールが来ていることに気づき、それを読み始める
『メリークリスマス!
20年ぶりにクリスマスカードを送る
ファイルの確認を』添付されていたのは、ソヌがアンナプルナ山中で録音した音声ファイルだった
“ヨンフンへ、最初のメッセージ
最近経験したことは幻覚のようで不安だ
病状が最悪になったらこれを聞いて理解してくれ
今まで起きたことと、これからすることをどうか真剣に聞いてくれ
俺も聞き流したせいで兄を失った
ヨンフン、兄は、タイムマシーンを探してたと思う
日記は意味不明だが確かなことがある
いつ誰からか分からないが、兄は20年前に戻れるお香をもらってある秘密を知ったんだ
1992年12月30日に亡くなった父―”
呆れた表情で聞いていたヨンフンだが、突然20年前にソヌから貰ったカードのことを思い出す
驚いて部屋を飛び出したヨンフンは、すぐソヌのオフィスへ
チェ・ジンチョルのインタビューの録画を見ていたソヌに
「クリスマスカード・・・20年前の自習室・・・
お前が書いたのか?」ペンを取り出し、「このペンで1時間前に書いた」と話を始めるソヌ

「朝買ったカードを20年前の机の上に置いて、戻ってからメールした
続けて送った2通のカードが20年の時差で届いた
知らせるべきか悩んだけど、ほっとくと監禁されそうだからな
不思議じゃないか? 兄はお香をどこで見つけたんだ?」
「本当にお香がタイムマシンだと?」

ソヌは、懐から例の線香を取り出し、
「2本使った、あと7本だ」とヨンフンの前に差し出す
よろめくように自分の病院に戻ったヨンフン
「なんてことだ」と言いながら、興奮した面持ちでソヌの話を振り返る

≪スポンサーリンク≫

—– 回想シーン —–
「兄の願いをかなえる
兄のものだから、先に兄の望みを果たす」
「何を言ってるんだ?まずお前が生きなくちゃ
戻って、カードを残したみたいに自分に伝言を
30歳になったら毎年、脳の検査をしろと
簡単に解決できる」
「簡単だ、でも検査を受けさせるには俺の正体を明かさないと
教えるべきかな
人生をダメにしそうだ
脳腫瘍になると知ったら、きっと他のことも気になる
大学や職業のこと、結婚相手はだれか
子供はいるか、成功するか、幸せか・・・
まともに人生を送れなくなる
自然に病院にへ行かせる方法を考えてるところだ
明日死ぬわけじゃないしな
だが、兄の願いは機会を逃したら永遠に叶えられない」
「兄の願いって?」
「父さんを助けること
1992年12月30日に父が亡くなったから、あと6日だ
内部を思い出せなかったから、父の病院へ行ってみた
チェ・ジョンチョルがいたよ、無名だったころの奴が・・・
今は全国規模の大物だけど、小物の頃ならたやすく捕まえられるとそう思った
だから父を助け、証拠もつかむ方法を探してる
一石二鳥のな
兄さんにはもう一つ願いがあった
父を助けるには、お香1本で十分なのに、なぜ兄は残りのお香も探しに?
その理由が昨日わかった
もう一つ変えるためだ
当時兄には彼女がいた」

――報道局でキム・ボムソクから報告を受けるソヌ
「キム・ユジン 1962年生まれ
鍾路でレコード店を経営
ユン・シアという娘が一人
早くに結婚を
夫のユン・ジョンウンはギタリスト
キム・ユジンはボーカル
バンド仲間でした
夫が1984年にバイクの事故で死亡し、夫の店を継いでます」

「4歳年上で、元ボーカリストの子持ちか・・・」とボンソクの報告を受けつぶやくソヌ

兄は父に反対されて別れた彼女とやり直したかったんだ

――レコードショップを訪ねるソヌ
客のいない店内では、受話器を手に泣きじゃくる女の子が
「ユン・シアか?なぜ泣いてる」
「母さんが死んでる」
「今どこに?」
隅のカーテンの後ろを指さすシア
ソヌは奥の部屋に倒れている女を見つける
横たわっている彼女のそばには、薬と“誰かいい人を見つけてくれ”というチョンウからの手紙

ソヌはすぐに救急車を呼ぎ、彼女は一命を取り留める

—– 再びキム・ボムソクの報告「1993年にアメリカに移住
LAのスーパーで2年間働いてから
フィラデルフィアに引っ越し、クリーニング店に勤務
97年以降は不明です
それまで苦労したのは確かですね」

—– ユジンの運び込まれた病院
ソヌは、母に付き添うシアを呼ぶ
「お母さんがヤケになった理由は?
彼氏に会えなくなったからだ
電話して、お母さんが病院にいると伝えろ
俺は時間がないから、お前に任せる
必ず電話するんだぞ」とシアの頭をなでる
看護師に呼ばれるシア、彼女が振り返るともうソヌはいなかった

2012年、電話で話を続けるソヌとヨンフン
「兄の電話番号を残してきた
彼女と会ったら?
別れたのを後悔してたから、父が怖くてもヨリを戻すんじゃ?」
「上手くいったなら何か変わるはずだよな
でも何も変わってない」
「あの子が兄に電話すれば変わるさ
それでもダメなら縁がないんだ」
そのとき、外にミニョンの姿を見つけたソヌは、「今からデートだ」といって電話を切ろうと
「おい、お香を残しとけ!俺も女房を取り換えたい」とヨンフン
店に入るなり、「じっとしてて!」とソヌの首に手を回すミニョン
店の外では、報道局の局員がじっと二人を見ている
「付き合ってくれと私から頼み込んだと思われてる」という
局員たちにそうじゃないと言ったらついてきたと言うのだ
「プレゼントして、大きなハートマークを」
仕方なく頭上にハートを作るソヌ
「私ってつくづく欲のない女ね
一回のハートで感激しちゃってる
こんな女いないわ、天然記念物よ」と大喜びのミニョン
そこにソヌの母親の病院から電話が
今日見舞いに行くと約束したことを忘れていたソヌは、来週行くからと電話を切る
ふと、若いころのクリスマスの出来事を思い出すソヌ
「考えてみると、前もクリスマスイブに裏切った」
ソヌは、ミニョンに「ちょっと出てくる母に会いに30分だけ時間を」と言い、店を出て行く

—– 1992年のクリスマスイブ、ソヌの家

出かけようと居間で母親を待つソヌ
そこにハン・ソラから電話が

彼女は、映画「ボディーガード」のチケットを貰ったから一緒に見ようと彼を誘う
「母と食事を」
「お母さんと二人で?お母さんと仲良しなのね」
「そうじゃなくて、家族の食事だけど、父と兄は用事ができたんだ
僕まで抜けると・・・」
「わかった、もういいわ、チャンミンに電話してみるから」
「待てよ!まだ断ってない」
結局ソヌは、友人が事故に遭ったと嘘をつき、ソラと映画を見に行ってしまう

食事の予約をキャンセルした母親も、ひとりで映画館に
そこに現れた現代のソヌ
座席票を確認している母親の後姿を見ている

映画館で過去のソヌの後ろに座る母
前の座席に手袋を落としてしまい、それを拾いソヌが渡そうとするとお互い二人は驚くが、シーっと口を押さえるソヌに優しく笑みを浮かべる
一旦前を向いたソヌが、もう一度振り返るとそこに母親はいなかった
これが2014年ソヌの1992年クリスマスイブの記憶―

しかし、お香で現代のソヌが座席を確認している母親にわざとぶつかり、彼女のメガネを壊してしまう
ソヌは、映画はまたにするという母親に付き合いメガネ店に行く
メガネができるまでの間、まだ若く元気な母親と一緒に過ごし、タクシーに乗せるソヌ

タクシーを降りるとき代金を払おうとした母親は、バッグの中に封筒が入っていることに気づく
そこには、「メリークリスマス!次男坊より」と書かれたクリスマスカードとネックレスのプレゼントが
嬉しそうな母親
そのときのペンダントは、今も母の首に―

ソヌは、約束通り30分で店に戻って来る
「母に会いに行って来た」と言うソヌに、「どうやって?行くだけで1時間かかるのに」とミニョン
「とにかく会ってきた、話もした」と嬉しそうなソヌ
「話も?ずいぶん回復したのね。喜んでた?
仲がいいのね、私は母と折り合いが悪いの」
「なぜ?」「母のせいで苦労したの、父とは仲良しよ
母は性格が激しくて、感情的だしね
母のせいで私が2度も名前を変えたってこと知ってた?
前はチュ・ミニョンじゃなかった
母が占い師に私の名前は運が悪いって言われて、いきなりミニョンに改名したのよ
私の名前、シアだったの。母が再婚したときに名字もユンからチュに変わって
波乱万丈だったの」
その名前を聞き衝撃を受けるソヌ
「えっ?前の名前、何だって?」
「シアよ、ユン・シア」

—– チョンウに電話をかける幼いユン・シア

切れる寸前、チョンウは受話器を取る
「もしもし、私はユン・シアですけど・・・」と話し始める幼いシア

その瞬間、居酒屋のソヌの前からミニョンが消えた
―第4話あらすじ終わり―

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第3話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第3話あらすじ

自分がアンカーを務める報道番組の開始直前、線香に火をつけたソヌは部屋の外から「次長」と呼ばれるが過去にタイムスリップ

サイドテーブルに置かれた新聞の日付を見て驚愕し、ポケベルの着信の電話番号にかけてみる
一方、現代ではソヌがすがたを消し、開始本番までわずかなのに報道局のメンバーは大慌て
過去の自分と電話で話し、「なぜ僕のことを知ってるの?」という過去のソヌの問いに、「それは、俺がお前だから」と答えてしまう

その瞬間、ソヌは再び現代に戻る
これは現在の控室の線香の台から落ちて火が消えたため
報道局のメンバーが控室に来て、「10分も行方をくらましてたくせに」とソヌの姿を見つけ安堵する
10分間のタイムスリップ、ソヌは何とか番組の開始に間に合い、何事もなかったようにチェ・ジンチョルの特集を報道している

一方、過去のソヌは、電話が切れ、一緒に自習室に来ていたヨンフンに自分を知っていた電話の男のことを話す
「かけ直せ」というヨンフンに、受話器を持つソヌ
そして、現代の放送待機中のソヌのポケットで音を立てるポケベル

ソヌの報道番組を見ながらチェ会長は考え事を
秘書からジョンウがヒマラヤの登山中に死んだと報告を受け、何かしっくりこない模様

番組を無事終えポケベルと着信の電話番号をのことを調べるように頼んでいた後輩に聞くと、ソヌの予感通りの返答が
控室に戻ったソヌは、線香を見つめながら自分が過去に戻ったことを確信する

帰宅途中、ヨンフンに電話するソヌ
ソヌがポケベルを失くしたことを覚えているかと訊ねると、泥棒が入ったときポケベルがなくなり、そいつが持って行ったとヨンフンは、正確にそのことを覚えていた
ソヌの父の事件もそいつが犯人かと思っていたと話す
ソヌの記憶とヨンフンも同じ話をしている
「こんなのあり得るか?死ぬと言われた時より驚いてる
まず確かめる、俺は変になってない
俺が変ならお前も変だ」と電話を切る

1992年、ソヌの自宅前
ヨンフンと別れ自宅に戻った過去のソヌは、おかしな電話のことを兄に話そうとするが、ユジンへの最期の手紙を悩みながらを書いていた兄は、今度聞くよと出かけてしまう

現代のソヌは、1992年の自分の日記を読む
そこには、ポケベルの男と話し、俺がお前だというおかしな男からの電話のことが書かれていた
“どういう意味かな?”と綴っていた
さらに兄の失踪する前の会話を思い出し、遺品の手帳を読むソヌ
そこには、『マルナロッジ201号室窓際のマットレスの下』
『残された9本のお香』という謎めいた言葉が

ミニョンはヨンフンからソヌの病状を聞いていた
「幻覚がひどくなった、悪化してる
高校時代の幻を見てる
昨日もそれで行方不明に
辞めないと問題が起きるかも
ソヌは今、そっちへ」と
彼が来ることをヨンフンとの電話で知るミニョン
「お兄さんが残したものを見つけに
妄想みたいだけど、本当に心配だ
ソヌの望みどおりに」というヨンフンの言葉に、ミニョンは、レストランの外に偶然現れたソヌに明るくメールを

『そのサングラス、似あわない』
辺りを見回し、慌ててサングラスを外すソヌ
『必死に捜してる、首が疲れるわよ』
『まだネパールに?』
『飛行機が遅延』
『なぜ声をかけない?』
『そばのやじ馬が彼氏を困らせそうだから』『俺が、お前の彼氏?』
『恋愛中でしょ』
『俺はフラれた』
『救ってあげる』
『お断りだ』
『傷ついた?毎晩泣いてたでしょ、片思いの相手にフラれたから』
『イカれたか?』
「オッケーするわ、もう泣かないで私の胸に飛び込んで」
嬉しそうなソヌ
そこに以前警察で会った男が
『ソウルで会おう、雑談メール楽しかった
お前の脳が家出すると俺は幸せになる』

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ソヌはチョムロンの近くのマルナロッジに行きたいと話す
登山事故が多かったために2002年に閉鎖されたていたが、シェルパの手配をお願いする
彼は、兄がタイムマシーンを探して死んだという事実と何を経験し何をするつもりなのか、ヨンフン宛てに最初のメッセージを録音し始める
『2012年12月22日
最近経験したことは幻覚のようで不安だ
病状が最悪になったら、これを聞いて理解してくれ
今まで起きたことと、これからすることを・・・
どうか真剣に聞いてくれ俺も聞き流したせいで兄を失った
兄はタイムマシンを探してたと思う
日記は意味不明だが、確かなことがある
いつ誰からか分からないが、兄は20年前に戻れるお香をもらってある秘密を知ったんだ
〈彼は家族を救ったから、もう必要がなくなって9本のお香を置いて行った
1992年の1月だったと思う
今は2012年1月
彼がヒマラヤに行ってから20年後だ
欲しいなら、あと9本も手に入る〉
父は1992年12月31日に死んだ
1992年1月に9本のお香
兄にとって奇跡のような偶然だった
兄はアンナプルナへ行った
誰かが1992年に泊まったマルナロッジへ行き、マットレスの下にあるお香を探そうとしたんだ
でも雪のために遭難し、お香をたくこともできなかった
ヨンフン、これが幻覚だとしても信じるしかない
信じることが兄への礼儀だと思う
それに記者の直感で確信してる
このファンタジーは事実だ』
ちょうどロッジのあった辺りの場所にたどり着いたソヌ
兄のメモでは、オリジナルの線香の長さは30センチで、燃え尽きるまでの時間は約30分ソヌは、腕時計のタイマーをセットし、お香に火をつける
彼が過去に戻れる時間は10分

目指す201号室、シャワーを浴びたばかりでなかなかドアを開けない女に、ソヌはドアを蹴り破り部屋に飛び込む
ガウン姿の女性はその辺にあるものをソヌに投げつけ、マットレスの中からお香を持ち出す
部屋を出ようとすると、同室の男性が殴りかかってくる
その拍子に手に持っていたお香の筒を落としてしまい、妨害されながらも何とか線香を手に入れ現代に戻る
その時、盾に使ったLPレコーダーも持ってきてしまっていた
本当に存在した9本の線香に喜ぶソヌ

山を下りてきたソヌを案内の男が出迎える
手にした「ボディガード」のオリジナルサウンドのLPレコードに、最初のガールフレンドと1992年のクリスマスイブにこの映画を見たと話すソヌ

街中に戻ったソヌは、プレーヤーを買い、ホテルでそのレコードをかける

そこに「私が来るって知ってムード作り?」と突然ちょっとオシャレをしたミニョンが部屋に入ってくる
空港から戻ってレンタカー店で宿泊先を調べたという
「新婚旅行みたいじゃない?」とおどけてみせる
「ヒマラヤは飽きたけど仕方ないわ
思い出には残りそう
普通は新婚旅行で来ないもの
3カ月だけ結婚しましょ
忙しいんでしょ?結婚は省略して、今日から新婚旅行を
私は先が長いから時間を割いてあげる、哀れな男のためにね
3カ月はすぐだから、情が移る前に別れて私はまた自由になる」と提案
「母親は知っているのか?」
「母さんは娘のこととうに諦めてるの」と水を飲みに行く
言葉を失うソヌ
「天下のパク・ソヌ記者が黙り込んでる
驚いた?そんなに感激?
独身で死なずにすんだものね
パク・ソヌも少しはツイてる」
突然、怒った口調で「生意気だな、付け上がってる
それは同情か?」とソヌ
「違うの、明るい私がいいって言ってたから芝居したんだけど・・・
どうしろと?何をしたらいいの?」と泣き出すミニョン
そんなミニョンに、「バカ、ビビるな。最後まで芝居しろ、まだまだ未熟だな
それじゃ取材に失敗するぞ
5年間何を学んできた
つまり、これが新婚旅行か?新婚旅行だってことだろ?」とドアのカギを締めるソヌ
「見合い結婚したみたいにお上品に立ってたら変だよな」と言って彼は、驚くミニョンを抱き寄せキスを

「このぐらいずうずうしく演技しろ
新婚旅行までしといて3カ月だけ?
3年は?いや、この際30年恋愛するか?
そうだ、30年。どっちかが疲れるまで恋愛するんだ、どうだ?」
「薬物治療を受けるって意味?それなら大賛成」
「どうかな、死ななきゃいいんだろ
賭けるか?どっちのほうが長い生きするか
自信が湧いてきた
間抜けだな、俺はお前のものだ
一生はなさないぞ」
「なぜここに来たの?」
「新婚旅行で」
「本当?」
「秘密だ」

『2012年12月22日、2番目のメッセージ
この幸運はまだ信じがたい
幻覚じゃないかと不安だが、死が迫ったらすべてがシンプルになった
信じたいファンタジーは信じ、愛する女性は愛せばいい』
―第3話あらすじ終わり―

お香を奪い取るシーンはヒヤヒヤものでした
ひとまず、9本のお香を手に入れ、過去を変えていくのが始まりますね

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第2話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第2話あらすじ

当直の医師たちが待合のテレビでチェ会長のインタビューを見ている
テレビの画面に映るチャン会長の姿に、大きなため息をつく夜勤中の医師ハン・ヨンフン

部屋に戻った彼に、ヒマラヤにいるミニョンから電話がかかってくる
ソヌのことで電話してきていた

しばらくして、待たせていた同僚の車に何事もなく戻ったミニョンは、座席に座ると声を殺して嗚咽
ヨンフンから、ソヌの手を尽くしても助からない病気にかかっていると聞いた
ヨンフンは、ソヌが治療を受けるよう説得して欲しいとミニョンに頼むが、もう彼女の耳には入らない

ソヌは、病院に母親を訪ねる
しかし、忙しくてなかなか来れなくてごめんと謝るソヌに、手を振り払い憎しみのこもった目で彼を見る母

自宅に戻ったソヌ、そこに局長が
独り身のソヌがなぜ自分より大きな屋敷に住んでいるのかと明るく訊ねる局長に、ソヌは母が戻って来たときのためと答える

ソヌの渡したファイルに目を通し会議も開き賛成と反対で4対6の結果が出ている
これはやる価値があるが、世論が問題で速戦即決でやれば勝算はあるという
チョ会長が明日帰国するため、事実確認をする時間がないという局長
データの事実関係は、何度もチェックしなおしたから信頼して欲しいとソヌ。「お前は死ぬから関係ないが、俺たちの首がかかっている」
笑いながら、「やっぱり肝が据わってる、死んでも名前は残るから関係あります
信じてください」とソヌ
その言葉に局長は「後輩のボンソクにデータを渡すから、お前はそれを手伝え」と指示
「お前を降板させたら放送事故だったと思われる
お前は局を代表して質問したんだ
会長への発言は、我々全員の予定された行動だったんだ
退職願は破いておいた」と言う
「局長、仕事を続けるのは無理かと」とソヌ
「なぜだ?」
「健康状態が悪くて」
「元気じゃないか」
「中身はダメです」
「信じられない、仮病に思える
奴を制裁するために小細工した可能性もある
お前のことも調べるぞ、黙ってこのまま続けろ
デスクで死ねるんだぞ、光栄に思え」と言って局長は帰って行く
ソヌは笑顔で局長を見送る

家の中に入り、寝室でスマホを見ながら書き込みのサイトを確認していると、またいつもの激しい頭痛に倒れ込むソヌ
痛みがおさまった後、サイドテーブルに置いてあった線香に火をつけた彼は、書き込みサイトの続きを読もうと携帯を手にするが、突然インターネット接続が途絶える
違和感を覚え顔をあげるソヌ

床に転がるボール、古いポスター
そこは、さっきまでいた自分の部屋とはまったく違う場所だった
突然鳴りだしたベルの音に振り返ったソヌの目に入ったのは、昔の自分の家族写真とポケベル
そこに、ジョンウを呼ぶ懐かしい声が聞こえてきた
慌てて部屋から出ていき1階を覗きこむ
金魚に餌をやりながら、ジョンウに帰りの遅いソヌを迎えに行ってくれと話す母親
思わず「母さん」と小さくつぶやくソヌに、母親は驚いて叫び声をあげる
飛び出してきたのは20年前の若い兄ジョンウだった

ジョンウはバットを手にソヌに襲いかかり、そのはずみで割れた水槽のガラスがソヌの首の後ろに突き刺さる
さらに、亡くなった父親の姿まで

慌てて昔の自分の部屋に戻りベッドに座るソヌ、気が付くと現在の自分の部屋に戻っていた

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今体験したことを、現実のこととして受け止められないソヌ

首から血を流していることにも気付かないままだ
そこにチェ会長から電話が
手痛いダメージを与えてくれたと皮肉を言い、空港で待ち伏せする記者たちにつかまる前にソヌと会いたいと言う
「何十年の前のことでまだ恨んでいたとはな
私は何とかお前の家族を助けたかった
拒んだのはお前たち兄弟だ
人の善意を踏みにじり、今さら年寄りの寝首をかく気か?」
この電話の会話は録音中なので報道に使うかもとソヌはきっぱりと拒否する
「では、ジョンウと話す、奴はどこだ?」と会長は聞く
「兄は死にました、母は病んでるし
俺も会えないので取引するのは諦めて対応策でも立てたほうがいいですよ
帰国後、大騒ぎになりますから」と電話を切るソヌ
チェ会長はジョンウの死因を詳しく調べろと秘書に指示

そこでようやく首から血が流れていることに気づいたソヌは、ヨンフンの病院へ
救急処置室でソヌの傷の手当てをしながら、幻覚を甘く見てたとヨンフンに相談
治療を受けないソヌを罵倒するヨンフン
病人に対して残酷すぎる言葉を浴びせられたソヌは、ただ静かにほほ笑んでそれを聞いている

その後二人は食事に
しつこく入院して治療することを勧めるヨンフンに、これが終われば仕事も辞めるからと言う
そして彼は、突然こんなことを
「ミニョンとデートもしなくちゃいけない
ミニョンには同情されたくない
病院で寝てたらナメられる、ダメだ」
一瞬驚いて、「彼女から話しは?」とソヌを説得してくれとミニョンに話したとヨンフン
「仕方なかったんだ、俺のせいじゃない」

空港で記者たちに囲まれ無言を貫くチェ会長
翌日報道今局に出社したソヌ
突然の頭痛に襲われ、ミニョンのアンナプルナのベースキャンプからの中継の準備中の映像に気付く

二人の噂を聞いたスタッフたちは、スタジオのソヌと話せと彼女をけしかける
歯を食いしばり、涙をこらえながら無言のまま中指を立てるミニョン
そして、涙をこらえきれずにカメラの前から姿を消す
彼女の態度に、ソヌに騙されたのではと噂するスタッフたち

ソヌは、ミニョンに衛星電話をかける
「後輩をおだてすぎるとろくなことにならない
人前で俺をコケに?俺に楯突くのはどういう心理だ?
自信過剰になったのか?
それとも、どうせ死ぬ奴だからどうでもいいからか?前者ならまだいいが、後者ならとても不愉快だ
答えないのか?」
涙声で言い返すミニョン
「あれぐらいで不愉快?まだ何も言ってないのに
おたくははっきり言ってろくでなしよ
こんなろくでなしどこにもいない
プロポーズ? 答えてもいないのに浮かれないで
一人で過ごして一人で静かに逝ってよ
3カ月だなんてあきれちゃう
ふざけないで、飼い犬以下の扱いね
脳が家出中なのが魅力?冗談じゃないわ、私をナメてる?
言い訳くらいして!」

「言い訳?事実とファンタジー 好みは?
事実を言おうか?死ぬと言われて2つのことが頭に浮かんだ
ひとつは母親
“誰が世話すればいい?大変だ”そう思った
それで母を頼もうと兄を捜した
それから、“チュ・ミニョンと熱いベッドシーンを演じたい”と
俺も驚いた、美人なら他に大勢いる
スタイル抜群のモデルやグラマーなアナウンサーとかな
でも色気のないお前と寝るまでは死んでも死にきれない」
「セクハラしろとは言ってない」とミニョン
「だが事実だ、誰かと付き合ったら思い出せ
お前の笑顔で家で十分だと言う男は詐欺師だ
俺みたいに言う男と結婚しろ、誠実な男だから
失望したか?ファンタジーにするか?
チョ・ミニョンはこの5年間、俺にとって仕事を覚えるどころか気を引こうとしてくる頭の痛い後輩だ
でも死ぬと知った瞬間、気が付いた
この5年の間、ずっと愛したと
初めから愛してたと悟ったけど手遅れだった
だから、せめて数ヶ月、なんでもしてやりたかった
病気がばれたら脳が家出中の明るい笑顔は死ぬまで見られない
だから、隠した
たかが笑顔だと思うか?
元気を出そうと頑張ってるが、1日に何度も泣きたい気分になる
お前の笑顔は、今、俺のすべてだ」

照れたように咳払いをするソヌ
「こんなファンタジーを語る奴は詐欺師だ、だまされるな」
「ファンタジーのほうが本心に聞こえる」
「そうか?なぜかな、作り話なのに」

「断られて気が楽になった、そんな柄じゃなかったよ
俺もお前との濡れ場は気が重かったらしい
それから、中指をたてた件は始末書だ
フラれてもいいが、舐められるのは我慢できない
体に気をつけろ」とソヌは彼女に言い、電話を切る

ニュース番組の準備をしていたソヌは、家政婦からの電話に驚く
幻覚だと思っていたポケベルが服の中で鳴っていると言う
ソヌは、すぐにバイク便を走らせ、ポケベルと線香を控室に届けさせる

初めて自分の体験したことに疑惑を持ったソヌは、ヨンフンに電話をして幻覚を起こす麻薬のようなものはないかと訊ねる

そして、「病気のせいでも麻薬でもなかったら、一体何なんだ?」と着信のあったポケベルをじっと見つめる
そして、局の後輩に届けられたポケベルが何年のモデルかをニュース終了までに調べるように頼む

届いた線香に火をつけるソヌ
その瞬間、控室の中の様子が変わった

一方、現在の報道局では、局長も彼がどこかで倒れてるんじゃと心配し、突然消えたソヌに同僚たちが大慌て

ソヌの立つ部屋の中には、古いタレントが出演している型遅れのテレビ
そして、サイドテーブルの上にあった新聞の日付が1992年であることに驚愕するソヌ

アンナプルナのスタンバイ中のミニョンにも、パク・ソヌが行方不明だと連絡が入り、ミニョンは気が気でない

ソヌは、ポケベルの電話番号に電話をする

電話に出たのは、なんと20年前の自分だった
「ミョンジン高校2年5組、パク・ソヌ?」
「もしもし、なぜ僕のことを?」
「理由は…俺がお前だから」
「何だって?」    ―第2話あらすじ終わり―

高校生ソヌの登場!
タイムスリップものは、昔の自分とかかわってしまうと未来が変わってしまうのであまり自分と関わりを持ってはダメっていうのが多いですが、この話は過去の自分ともさっそく会話しちゃってるし・・・汗

韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 第1話

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韓国ドラマ ナイン~9回の時間旅行 あらすじ 全話

ナイン~9回の時間旅行~ 第1話あらすじ

雪深いヒマラヤ山中を歩く一人の男
深い雪に足をとられ、男は顔に凍った雪をつけたまま倒れこむ
意識がもうろうとしている男の手には1本の細い棒のようなものが握られている
そして男に駆け寄る人影が…

2012年12月15日、ネパール ポカラ

飛行機でうたた寝をしていたソヌはアナウンスの声で目が覚める
ソヌは原因不明の頭痛に襲われ顔をしかめる
常用していた薬を飲み、症状を和らげる

アンナプルナ遠征隊取材のためにネパールに滞在していたCBM報道局記者ミニョンは5年間、ずっと片思いしていた
先輩記者のソヌが来るという知らせを聞き、ソヌを空港まで迎えにくる
そんなミニョンに突然熱いキスをするソヌ
そして、突然「結婚しよう、長いと飽きるから半年
婚姻届も出さず、半年後に別れよう」と冗談みたいなプロポーズをする
自分の積極的な愛情攻勢にもまったく動じなかったソヌの突然の行動に驚くミニョンは半ば放心状態
婚姻届も出さないで、期間は半年から3か月になるかもと言うソヌに、
「私は先輩のいいなり?それでもプロポーズ?」と怒りだすミニョン

しかし、数カ月前
ソヌを好きでたまらないミニョンは、仕事ばかりで自分に関心を示さない彼に、
「試に6カ月、いや3カ月でいいから付き合ってみない?」と迫っていた
もちろん、そのときソヌには断られたけれど

理屈に合わないプロポーズにへそを曲げたミニョンは怒って車を降りてしまう
しぶしぶソヌの運転する車に乗ったミニョンは、行き先が警察署だと知りソヌが警察署に用があるのを不思議に思う
事件の匂いがするとミニョンは思うが、ソヌはネパールに来た2つ目の理由だと言って行ってしまう

兄のジョンウが 半年前ヒマラヤで凍死したという事実を確認し、事件記録を見ながら兄がお香を握っている写真に目が留まる
そして遺品を貰ってホテルに戻る

ホテルに戻り、兄の遺品の手帳を読む
―1年前、ソウルで最後にジョンウに会った日のことを思い出すソヌ
手帳に挟まれた写真はこの時にたまたま写った写真をもらったものだった
兄に頼まれた金を渡し理由を訊ねるすソヌに、
ジョンウは「探しものをしているんだが、金が要る
昔が恋しくないか?
俺は昔みたいに暮らしたい
俺たちが幸せだった昔みたいに
見つけさえしたら・・・
もうすぐだ、お前も驚くぞ
今は信じないだろうから話せないが自信はある」と謎めいたことをいう

ジョンウの話す内容がちっとも理解できないまま、ソヌは飲み物を注文しに行く
しかしジョンウはコーヒーを取りにいった隙にいなくなってしまった
「すまない、ソヌ すぐ戻る」という書置きを残して―

彼を引き留められなかったことで自分を責めるソヌ
手帳の中に家族全員が仲良く写った写真がはさまれていた
その時、ソヌは急に吐き気がこみ上げ、トイレに駆け込む
そこに、警察で兄の事故を聞き沈痛な面持ちのミニョンがやって来る
そんな彼女にソヌは、「お前に連絡したのはなぜだと思う?
泣きたくないからだ
神妙な顔をされると連絡した意味がなくなる
そんなお前は1%も魅力がない
お前の唯一の魅力は脳が家出中の明るい表情だ
そこだけに惹かれてプロポーズした
普段通り楽しく食べてくれればいい
兄を失った先輩のために」とミニョンを納得させる
その時、またソヌは頭痛に襲われミニョンにばれないように先にロビーで待ってもらう

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レストランで食事をする二人
雑談トーク、スタート
「脳が家出中だから私と結婚を?」
「落ち込む暇がなくなる」
「じゃあなぜ半年なの?私は死ぬまで明るいわよ
脳がアンドロメダに行ったから
なぜ半年にきめてるの?」
「半年で十分だ」
「そんな結婚あり?それにまだ恋愛もしてないのに、いきなり結婚するの?」
「ごめん、忙しいんだ」
「私も忙しい」
「恋愛ならオッケー?」
「まだオッケーしてない」
「3か月恋愛するか?」
「なぜ期限を決めるの?」
またソヌは忙しいとはぐらかす
「後輩になって5年目よ
5年間ずっといじめられてた」
「俺も今無性に悔しく思ってる
本当にバカだった
いや、お前に魅力がなさ過ぎたんだ
女でも男でもなく・・・」とソヌはミニョンを貶していると、
そこに、彼らの同僚の報道局員が現れ、逃げ出すミニョン
一人残されたソヌは同僚たちに囲まれ、テーブルの席に残っていたミニョンの携帯に気づき恋愛中なのをからかわれる
ホテルのフロントでミニョンは同僚たちに見つかり、持ってきてくれたカバンと携帯を奪って逃げる
その夜、ミニョンはソヌに電話を
楽しげに昼間の話をし、外でビールをという彼女の誘いを断り、明日韓国に戻ると話すソヌ
「早く帰ってこい、3か月が減っていくぞ」と忠告する
「ホント“俺様”ね」とミニョンはあきれ電話を切る

寝付けず、兄の遺品のお香に火をつけベッドに入ったソヌは、雪山に寝ころび雪崩に巻き込まれる光景を目にする
夢見が悪いと目が覚めたソヌの顔には雪が残っていた
気分転換に水を飲みに行く
お香の火は消えていた

数日後、自分がアンカーを務める番組の開始直前
病院に電話をし、母に自分の番組を見せないよう看護師に頼む

その日は、かつて父の友人だったチェ会長とのインタビューが放映される日だった
医療の分野で功績をあげ、スイス チューリヒに滞在中のチェ会長との中継だ
父が死んでからは疎遠になり、ソヌの握るペンは怒りに震えている
チェ会長の関係はさほどいい関係には見えない
CMが終わりチェ会長とのインタビューが始まる
中継の最後に、突然予定にない話を始めるソヌ

チェ会長のこれまで研究の背後で行われた不法行為
さらに治験者に死亡事故もあったことを追及する
さらには本人の許可なく研究がなされていたことも指摘する
放送終了後、すぐに局長に呼び出され、
「とりあえず半年停職だ
この近くに来たら殺すぞ
基本は半年だが、お前の話次第では解雇するかぶん殴る」とかなりご立腹だ
ソヌはその場で退職願を提出
ひどい頭痛のために検査を受けた結果、悪性脳腫瘍の末期であると宣告され、腫瘍の場所が悪いために手術は不可能で、1年以内に死ぬと言われたこと
普通に話をし、歩くことができるのは長くても半年だと告げる
さらに、ソヌは局長に衝撃の事実を話す
「“よかった、まだ大丈夫だ”
統合失調症の前兆かと思ってました
母も兄も心を病んだんです
だから自分もそうなるかと不安でした
でもそうじゃなくてよかった
母は統合失調症になり、兄は放浪の末 死にました
それに名医だった父も火につつまれて死んだんです
それが今日の一件の理由です
なぜなら、我が家の悲劇の元凶はチェ・ジンチョルだから
奴が20年前、父を焼き殺して病院を奪ったために、母は患い、兄は逃げました
奴は父の病院を乗っ取り、韓国最高の医療人どころか“世界最高になる”と高言してます
それなのに私は死を待ちながら祝うしかない
不公平では?
事態を丸く収めるおつもりでしょうが“ハプニング”で終わらせないでください」と言ってUSBを差し出し、戸惑う局長に助けて欲しいと、ソヌは自分がこれまでに調べたチェ会長の情報を渡す
局長はソヌに残された時間があとわずかと言うことを知り困惑する

ヒマラヤへの取材の途中、ミニョンはソヌに電話し、なぜ期限付きの結婚なのかと問いただす

「情が移る、情が移ると困るからだ」とソヌ
「情が移るのが恋愛じゃ?」とミニョン
「それはダメだ、別れるとき辛いから」
    ―第1話あらすじ終わり―

ソヌとミニョンのからみトークはとても楽しいです
ジョンウの死の真相とともに、過去を変えたいという願望は誰もが持ってることなだけにどんなタイムスリップストーリーが展開されるのか楽しみです